【お客様支援事例】LINEの活用で集客力アップを狙う!

宿泊業支援の現場からこんにちは

こんにちは、ハンズバリュー株式会社で新人コンサルタントをしている津名久ハナコです。

今日は私が担当している宿泊業のお客様を支援する現場から、皆さんにお話ししたいと思います。
私たちの日々の仕事は、ただ単に数字を追うだけではありません。
地元山形の温かい心を、私たちのサービスを通じてお客様にお届けすることも大切な使命の一つです。

山形市に生まれ育った私にとって、地元の宿泊業を支援する仕事はとてもやりがいがあります。
特に今回お話しするお宿は、天然温泉と地元食材を使ったお料理で知られる、比較的小規模ながら温かみのある素敵な場所です。

しかし、最近の状況は簡単ではありません。
コロナの影響でお客様が減少しているという課題に直面しています。

そんな中でも、私たちは前向きに、そして一歩一歩実践的な解決策を探しています。
今回は、そんな宿泊業のお客様をどのように支援しているか、具体的な事例を交えながらお話ししていきたいと思います。

※お客様から許可を頂いた記事となります

プロフィール

改めましたてこんにちは、ハンズバリュー株式会社で新人コンサルタントとして活躍している津名久ハナコです。

山形県山形市の生まれで、山形大学人文学部を卒業後、この地に根ざした活動を続けています。
現在24歳。日々の通勤は天気の良い日は自転車で風を感じながらのんびりと。
趣味はアニメ鑑賞や読書、そして何よりカフェ巡りが大好きです。
特に、新しいカフェを見つけると、そこの雰囲気や味を楽しみながら、次のブログのインスピレーションを得るのが楽しみの一つです。

私の特技は、初めて出会う猫ちゃんとでもすぐに仲良くなれること。
動物と触れ合うことで心が和みますし、何より彼らの無邪気な様子から多くのことを学びます。

好きな食べ物は、ふろふき大根とお蕎麦。シンプルながら深い味わいがあり、心も体も温まります。

私たちの日常には小さな発見がたくさんあり、その一つ一つが私たちの成長に繋がっています。

山形県の温泉宿、その魅力と現状

山形県には、心温まるおもてなしと地元の食材を生かした絶品料理で知られる温泉宿が点在しています。
特に、私が今回ご紹介する宿は、比較的小規模ながらも、そのアットホームな雰囲気と天然温泉が自慢のお宿。

客室から見える風景は四季折々で、訪れるたびに新しい発見があります。
地元山形の豊かな自然が育んだ食材をふんだんに使ったお料理は、訪れる人々の心をつかみ、リピーターを増やしてきました。

しかし、最近の状況は少し厳しいものがあります。
世界的なパンデミックの影響で、観光客の数が大幅に減少。
かつてないほどの試練に直面しています。

このような状況下でも、お宿は諦めずにさまざまな挑戦を続けています。
例えば、一部の客室の畳や壁をリニューアルし、新鮮な雰囲気を提供しています。
こうした努力は、宿泊客にとって新たな魅力となり、再び訪れたいと思わせる要因の一つになっています。

この宿の強みは、ただ単に泊まる場所を提供するのではなく、「体験」を提供している点。
地元の食材を使った料理体験、周辺の自然を生かしたアクティビティなど、訪れる人々に山形の魅力を存分に感じてもらうことを目指しています。

しかし、現在のような状況では、これらの強みを十分に生かすことが難しくなっています。
そこで、私たちハンズバリュー株式会社は、新たな販促方法や集客の仕組みを一緒に考え、実践していくことで、この難局を乗り越えていきたいと考えています。

コロナ禍での課題と販促方法の見直し

宿泊業界全体が直面している最大の挑戦は、間違いなく新型コロナウイルスの影響です。
山形県の隠れた名宿も例外ではありません。

かつては、その温かなおもてなしと地元の美味しい料理で多くの旅行者を魅了していましたが、世界的なパンデミックにより、宿泊客の数が大幅に減少してしまいました。

このような状況では、従来の販促方法だけでは十分な成果を上げることが難しいという課題があります。
特に、小規模な宿では、大々的な広告キャンペーンを展開する予算も限られており、より効果的かつ効率的な方法を模索する必要があります。

そこで、私たちは販促方法の根本的な見直しを提案しました。

まず、宿泊プラン自体の再編成を行いました。
新型コロナウイルスの影響を考慮し、より柔軟なキャンセルポリシーを設けたり、少人数や個室で楽しめるプランを増やすなど、顧客のニーズに合わせた変更が含まれます。

また、お宿の強みである地元の食材を生かした料理や心温まるおもてなしを前面に出したコミュニケーションを強化し、お客様に安心して滞在を楽しんでもらえるよう取り組んでいます。

『新しい日常』に適応するため、オンラインでの体験提供も検討しています。
例えば、宿の料理長が地元の食材を使った料理教室をオンラインで開催することで、宿泊客だけでなく、より広い範囲の人々に山形の魅力を伝えることができます。

こうした取り組みを通じて、宿泊業界が抱える課題を乗り越え、新たな顧客層を開拓していくことが、今後の大きなテーマとなっています。

特典追加によるプラン再編の成果

前回の支援では、宿泊プランに特典を追加することで、お客様に新たな魅力を提供する試みを行いました。
このアイデアは、コロナ禍で落ち込んでいた宿泊需要を刺激し、再びお客様をお迎えするための一策として考えられたものです。

具体的には、宿泊プランに地元の特産品を活かした料理や、限定のお土産、さらには温泉施設の無料利用券など、お客様にとって魅力的な特典を盛り込みました。
上記の特典は、お宿の強みである「地元の食材を使った美味しいお料理」と「心温まるおもてなし」をより一層引き立てるものであり、お客様にとってもお得感を感じていただける内容になっています。

この取り組みの結果、お客様からの反響は非常にポジティブなものでした。
特に、地元の食材を生かした料理を楽しみにされているお客様には、大変喜んでいただけました。
さらに、特典として提供されたお土産や施設利用券を利用することで、お客様が宿泊以外の時間も充実したものにできたという声も多く聞かれました。

お客様も喜んでいただいており、成功を感じています。

リニューアルと新たな販促策

今回の焦点は、お客様の宿泊体験を一層豊かにするためのリニューアルと、それに伴う新たな販促策の導入です。

リニューアルは、一部の客室の畳と壁を新しくし、宿の魅力をさらに高めることを目的としています。
この改装により、宿泊施設はより快適で新鮮な雰囲気を提供できるようになりました。

このリニューアルを記念して、私たちは「リニューアル記念特別プラン」を提案しました。
このプランは、改装されたばかりの客室を特別価格で提供するというものです。
さらに、このプランには地元の食材を使った特別メニューが含まれ、宿泊客は新しくなった宿の魅力を存分に楽しむことができます。

この特別プランの目的は、リニューアルした宿の魅力をより多くの人に知ってもらうことにあります。
また、この時期にリニューアルを行ったことで、他の宿泊施設との差別化を図ることができ、新しい客層の獲得にもつながります。

特別プランの販売は、宿の公式ホームページだけでなく、大手予約サイトでも展開し、より広い範囲での露出を狙います。

宿泊業界における厳しい状況の中でも、前向きな取り組みで差別化を図り、新しい価値を提供し続けることが重要だろうと感じております。

LINEを活用した集客と告知方法

新たな販促策として、私たちはLINEを活用した集客と告知方法を提案しました。

LINEは、メールよりも高い開封率を誇り、写真や動画の共有も手軽であるため、宿泊施設の魅力をダイレクトに伝えるのに最適なツール。
さらに、LINEを通じてお客様と直接コミュニケーションを取ることで、よりパーソナライズされたサービスを提供することが可能になります。

具体的には、宿泊施設のフロントや客室内に設置するQRコードを通じて、お客様にLINEでの友だち追加を促します。
このQRコードは、宿のロゴやデザインを取り入れたオリジナルのものを作成し、宿泊施設のブランディングを強化するとともに、視覚的にも魅力的なものにします。

友だち追加後、お客様にはリニューアル記念特別プランの案内や、季節ごとのイベント情報、地元の食材を活かしたメニューの紹介など、様々な最新情報を発信していきます。

また、LINEを活用した集客では、お客様からの質問にリアルタイムで対応できることも大きなメリットです。

お客様が滞在中や事前に気になることをすぐに解決できることで、滞在満足度の向上にも繋がります。

さらに、宿泊予約時やチェックイン時にも、QRコードを提示することで、スムーズにLINEでの友だち追加を促すことができます。
フロントでの口頭での案内に加え、客室内に置かれたQRコードをスキャンするだけで簡単に追加できるため、お客様の利便性も大きく向上します。

このように、LINEとQRコードを活用した集客と告知方法は、宿泊施設とお客様とのコミュニケーションをより密にし、お客様一人ひとりに合わせた情報提供が可能になります。
お客様にとって忘れられない滞在体験を提供し、リピーターを増やすことにも繋がるでしょう。

LINEコンテンツとQRチラシの準備

次回のミーティングに向けて、私たちの課題は、LINEで配信するコンテンツの企画と、QRコードを使用したチラシの作成です。
これらの取り組みは、先に述べたリニューアル記念特別プランや新しい販促策を効果的にサポートするために不可欠です。

まず、LINEで配信するコンテンツに関しては、お客様が実際に関心を持ち、価値を感じる情報を提供することが重要でしょう。
季節ごとのイベントや特別プランの紹介、地元山形の隠れた魅力やおすすめスポットの案内などが含まれます。

また、お客様が宿泊施設に滞在していない時でも、山形の美味しい食材を使ったレシピの提案など、日常生活に役立つ情報を提供することで、お客様との継続的な関係構築を目指します。

次に、QRコードを使用したチラシの作成については、デザイン面での工夫が求められます。
チラシは、宿泊施設のブランドイメージを反映したものでなければなりませんし、お客様が手に取りたくなるような魅力的なビジュアルが必要です。
QRコード自体も、ただの黒白のパターンではなく、ロゴや色使いを工夫することで、一つのデザイン要素として活用します。

このチラシは、宿泊施設のフロントや客室、さらには地元の観光情報センターなど、様々な場所に置いて、より多くのお客様に宿泊施設のLINEアカウントに登録してもらうためのキーとなります。

これらの取り組みを通じて、お客様とのコミュニケーションをより一層深め、宿泊施設の魅力を効果的に伝えることができると確信しています。
次回のミーティングでの進捗報告が楽しみです。

本日も良い学びを。
ハンズバリュー株式会社の津名久ハナコでした。

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