【週刊島田慶資 軽量版】「アクセルとブレーキ」政策が10年越しにリバイバル

 

山形県と福島県の認定支援機関及び山形県のM&A認定機関の人を活かす経営のハンズバリュー株式会社の新人経営コンサルタント、津名久はなこです。
メールマガジン【週刊島田慶資】の内容を公開します!

チェックしてみてください!さっくり読めるオススメの過去ブログです。

❶個別会議で責任を共有し、組織の成長を促進する方法~職場での課題解決への一歩~
https://handsvalue.co.jp/archives/8559

❷カスタマージャーニーって何?お客様の心に寄り添う冒険の地図を描こう!
https://handsvalue.co.jp/archives/8568

皆様、こんにちは!
ハンズバリュー株式会社の島田です。

メールマガジンの感想、お待ちしております!
「読んでるよ」と言っていただければ励みになります(^_^)
※今週号からメルマガをコツコツ書き進めるスタイルに変更しました。

【独り言コーナー】

  1. 北海道特集:月初に北海道へ行ってきました。食材、景色、環境…すべて一級品ですね。びっくりしました。
  2. 北海道特集:北海道の方の地元愛が素晴らしいです。中富良野町にはメガソーラーはなく、みんなが景観を大事にされています。誇りをもてることは幸福ですね。
  3. 北海道特集:3月上旬で早朝マイナス16度ほど。とても寒いですが、女子高校生はスカートで通学していたことに驚きました。強い。
  4. 弊社ミニセミナーが3月にも開催されます。(https://handsvalue.jp/archives/7844)
    SNS運用やHPの検索順位を改善したい方にぴったりです。初心者に向けて弊社スタッフが情報提供と質問に回答させていただきます。
  5. 坊やがストライダー(ペダルのない自転車)をねだるので買ってみました。日曜日、約9キロくらいつきあわされました。

【今週の教訓】早起きして出勤しようとした日に限って、自転車のパンクに遭遇する法則

おはようございます。
ハンズバリュー株式会社の経営コンサルタント、津名久ハナコです。

今日は、日常で本当に起こりがちな法則をご紹介します…。

私はダイエットのためにも、健康のためにも、毎日自転車で会社に通っています。
ある日、特に早く出勤する必要があったので、普段よりも早起きしました。

外はまだ薄暗く、空気はひんやりとしていました。
そんな清々しい朝に、私は「今日はいい日になりそう」と思っていました。

しかし、自転車に跨がり、いざ出発しようとしたその瞬間、なんとタイヤが完全にペシャンコ!
パンクしていたんです。その日に限って!

…どうやら私たちが何か特別なことをしようとする日、あるいは何か重要な予定がある日に限って、小さなトラブルが発生する傾向があるようです。
この法則から私たちが学べる教訓は大きく二つあります。

  1. 常に予備のプランを準備しておくこと:自転車を使う場合は、パンク修理キットを持ち歩く、または代替の交通手段を事前に調べておくなど、何かが起こった時のための備えが必要です。
  2. 余裕を持ったスケジュールを組むこと:特に大切な日には、余裕を持って準備をすることで、予期せぬトラブルに対処できる時間を作りましょう。

私が自転車で学んだ法則は、準備と予測の重要性を思い出させてくれます。
毎日が予想通りに進むわけではありませんが、その準備があれば、何が起こっても対応できる自信がつくはず!

自転車通勤を続けていますが、もし同じような自体になったらヒデコ先輩に車で迎えに来てもらえるようにお願いしておいています。(先輩、優しい!いつも感謝しています。)

勘頭言

「アクセルとブレーキ」政策が10年越しにリバイバル

皆様、こんにちは。
ハンズバリュー株式会社の経営コンサルタント兼作家、島田慶資です。

2024年に入り、私たちは特別な節目を迎えています。
それは、2014年、つまり10年前の大規模な金融緩和と消費税増税の実施から数えて、今日に至るまでの金融政策の流れを振り返る機会です。

この期間を通じて、日本経済は様々な試練と転換点を経験しました。

2014年の金融政策と消費税増税:アクセルとブレーキの矛盾

2014年、日本では金融緩和を進める金融政策と消費税を増税する財政政策が同時に実施されました。
この「アクセルを踏みつつブレーキをかける」という矛盾する政策は、多くの議論を巻き起こし、島田の評価は最低です。

2024年:金融政策の転換期

「アクセルとブレーキ」から10年、まさかのリバイバルです。
現在、2024年においても金融政策の転換期に直面しています。
岸田政権は、6月に減税を実行する予定ですが、それと同時に金融引き締めへと舵を切ると発表しています。
この政策は、再びアクセルとブレーキを逆の方向で操作することになり、その結果として所得から個人消費への流れをどのように促進できるのかは大きな不確実性を孕んでいます。

(岸田総理が指名した日銀総裁が自身の政策に泥を塗ってもなにも感じないんでしょうか?疑問が残ります)

デフレ脱却への道のりと現実

金融緩和の背景には、デフレからの脱却という大きな目標がありました。
今回の政策転換が、その「勝利宣言」であるとの見方も存在しますが、実質賃金の減少や中小企業の賃上げが進まない現状を鑑みると、真の意味でのデフレ脱却が達成されたとは言い難い状況でしょう。

特に、金融政策の影響は短期間で現れるものではなく、その成果は長期にわたって評価されるべきです。
春闘が満額回答が続いたから緩和解除のような報道もありますが、早計すぎるでしょう。

投資は慎重に

政策が転換されたことは間違い有りません。
ドメスティックに経営環境が変化することは間違い有りません。

投資は慎重に、厚めにキャッシュを持っておくことが重要になるかもしれません。

中小企業経営者の皆様には、これらの情報を参考にしつつ、適切な対策を講じていただきたいと思います。
ご参考下さい。

ハンズバリュー株式会社
代表取締役 島田慶資

実店舗に効く話

商品がほぼ同じでも、大ヒットさせる方法。業界の非常識を、他の業界から持ってくる話。

製品の価格を上げるためには、従来の常識にとらわれない革新的な発想が必要不可欠です。
その鍵となるアイデアは、意外なところに隠れているかもしれません。

実際に、ある家電メーカーは、電子レンジの色を自動車業界の流行色に変更するという一見小さな工夫で、市場で大きな成功を収めました。
この成功の背景には、自動車業界が毎年300億円もの巨額な投資を行って新しい流行色を開発していることに着目し、そのアイデアを電子レンジに応用しました。

この事例が示すように、他業界で成功しているアイデアを自社の製品開発に積極的に取り入れることで、大きな差別化を実現することができます。
自社業界では非常識と思われるような取組でも、他業界では当たり前のことかもしれません。

そうした発想を柔軟に取り入れ、自社製品に適用することで、同じ商品でも価値を高め、価格を引き上げることが可能になります。

重要なのは、顧客のニーズや嗜好に細かく目を配り、きめ細かな変更を加えること。
新しい価値を創造することができます。

成功させるには、既存の枠組みにとらわれない革新的な思考と、他業界の成功事例から学ぼうとする開放的な姿勢が不可欠です。

自社の製品やサービスの価値を高めるヒントは、案外身近なところに転がっているのかもしれません。
他業界の優れた取り組みに目を向け、そこから得た知見を自分たちの事業に応用する。

そうすることで、市場における自社製品の存在価値を高め、価格を引き上げることができるのです。
業種の垣根を越えて知恵を融合させることが、革新的な価値創造につながると考えます。

ご参考下さい。

偏集考記

失敗と挑戦を考える機会がありました

先日、山形支部3月例会が開催されました。
今回のテーマは「お客様のお困りごとを解決する会社への変革~事業の『再点検』と『再出発』~」。
有限会社菅原物流株式会社の菅原司社長より、自社の事例をご報告いただきました。

菅原社長は、かつて業績悪化に苦しみ、幹部社員との不和から心の病を患った経験がありました。
しかし、同友会等での学びを通じて、事業の見直しと再点検に取り組み、「地域の食と生活を24時間365日支える会社」へと変革することを決断。
その結果、業績は持ち直し、社員のチームワークも向上したそうです。

菅原社長の報告後のグループ討論では、参加者が自社の収益構造や赤字事業の有無について意見交換しました。
各社の課題は様々ですが、根底には「お客様のため、地域のためにより良い商品・サービスを提供したい」という強い思いがあることが明らかになりました。

特に印象的だったのは、ある参加者の「長い時間をかけて作り上げた経営理念が、お客様から選ばれる理由になり、採用にもチャンスが広がってきた」という報告です。
経営理念を大切にし、それを実践することが、企業の持続的な成長につながるのだと実感しました。

討論の最後には、「PRを頑張る」「企業理念を基に新しい事業を検討する」など、参加者から明日からの具体的なアクションプランが出てきました。
人口減少や激甚災害が増える中で企業が生き残るためには、失敗を恐れずに新しい収益を生む仕事にチャレンジすることが不可欠です。

各社が持続的な成長を遂げられることを心より願っております。
皆様も、ぜひ自社の事業を再点検し、お客様のお困りごとを解決する会社への変革にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

それでは、またお会いしましょう。
今日も一日、良い学びを。

ハンズバリュー株式会社の島田慶資でした。

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島田 慶資 代表取締役・作家
ハンズバリュー株式会社の代表取締役 島田慶資(しまだけいすけ)です。 山形県と福島県に拠点をおいて活動しています。資格はITコーディネータ、経営情報システム工学修士。 お客様に未来に向かって確かな価値をつくることを理念にかかげて、未来志向の提案助言をしています。 今後ともよろしくおねがいします。

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