【週刊島田慶資 軽量版】会計事務所の職員さんと話がかみ合わないのは何故か?すれ違いから学ぶ経営者への問い

皆様、こんにちは! ハンズバリュー株式会社の島田です。

※社内で回覧していただいているお客さまがいらっしゃいました。ありがとうございます!!著作を明記していただけるのであれば、自由に配布ください。

メールマガジンの感想、お待ちしております! 「読んでるよ」と言っていただければ励みになります(^_^)

目次

独り言コーナー

❶コンビニで缶コーヒー(コールド)を買って、飲む前にお客さまさきについてしまい、ミーティングに。仕事が終わって車に戻るとホットコーヒーになっていました。びっくりしました。猛暑、恐ろしいです。ご自愛ください。

❷広報戦略の一環で、当社の補助金獲得支援の回数を数えてみました。設立以来、ご支援した件数はちょうど100案件。合格したのは89案件。合格率はお客さまと補助金の相性が重要ですから島田の実力とは言えません。色んなドラマがあったことを思い出しました。

❸株式会社カーサービス山形様の協力会社さんを集めたビール祭りに招待いただきました。協力会社さんとして金融機関さんやカンバン屋さんなど幅広い業種の方が参加されており、交流を深めることが出来ました。ありがとうございます。 また、この祭りを通してカーサービス山形様の従業員さんの絆や元気さなどを感じることができ、社員教育の学びもありました。中間層がしっかり育っています。すごい。

❹故障していたエコキュートが復旧しました。サイクリング後のシャワーができなかったので不便を感じていました。日常的に使えているモノがなくなると、そのありがたさに気がつきます。

❺坊やに好きな野菜が出来ました。キュウリです。マヨネーズの味噌和えが大好きでポリポリと食べています。味覚がすこしづつ変わっていることに成長を感じさせられます。

島田の気になるニュース

❶YouTubeを試験的に撮影しました。今後、島田のチャンネルで動画を投稿しようと考えおります。動画投稿しましたらお知らせします。どうぞよろしくお願いします。 
のりぷろチャンネル「お仕事探訪【経営コンサルタント】」

❷最低賃金の引き上げについての議論が大詰め。物価高を受けて昨年以上の賃上げだと予想しておりましたが大当たり。
全国平均と比べ100円の差が…県の最低賃金を審議する会議 労使共に納得感を得る形で(山形)

❸暫定税率が廃止になろうかと思いますが、自民党・公明党は恒久財源を求めています。3月の議事録をご確認ください。
第217回国会 財務金融委員会 第7号(令和7年3月4日(火曜日))
※“財源”でページ内検索することを推奨します。

❹なぜに選挙で負け続けているのか、自民党はわかっていないみたいですね。通称「増税派のラスボス」宮沢参議院議員を財金委員長にもってきました。反省ゼロです。 
自民、「減税国会」で防戦重視参院、予算・財金委員長を維持 少数与党で解任リスク伴う

❺経済をもっと勉強してほしいと思う方ほど、声がでかいのでミスリードを誘われます。岸先生、もっと勉強してください。 
岸博幸(慶應義塾大学教授)のエックス投稿「減税するなら恒久財源をよこせ」

【今週の経済入門】値段が上がるのになぜか買っちゃう?「ギッフェンのパラドックス」の不思議

皆様こんにちは、ハンズバリュー株式会社の秘書・勝頼ヒデコです。 いつもメールマガジンをお読みいただき、ありがとうございます。

勝頼ヒデコ

ただいま、こちら山形では、夏の風物詩「花笠まつり」の真っ最中です!「ヤッショ、マカショ!」の威勢の良い掛け声とともに、踊り子さんたちが真夏の夜を熱く盛り上げています。その熱気には、見ているこちらも圧倒されてしまいます。

後輩のハナコと同僚を連れてお祭りを見に行ったのですが…。「暑い、暑い!」と、彼女たちは踊りの行列を早々に切り上げ、涼しいワインバルに駆け込んでしまいました(笑)。連日彼女たちに連れ回されているので、私はノンアルコールビールで乾杯です。

さて、普通は「暑い」と感じれば涼しい場所へ向かうように、経済の世界でも「商品の値段が上がれば、買う量は減る」というのが基本的な考え方となりますね。しかし、世の中には、この常識とは逆の現象が起こることがあります。

本日は、そんな人間の少し不思議な経済行動、「行動経済学」の世界から「ギッフェンのパラドックス」について、皆様と一緒に勉強してみたいと思います。

本日のテーマ『値段が上がると、もっと欲しくなる?』

「ギッフェンのパラドックス」とは、イギリスの経済学者ロバート・ギッフェンが発見したとされる現象で「ある商品の価格が上がったにもかかわらず、その商品の消費量(需要)がかえって増えてしまう」という、一見すると矛盾した(パラドックス)状態を指します。

「えっ、そんなことあるんですか? 普通、値上がりしたら買うのをためらいますよね?」と、ワイングラスを片手にハナコも不思議そうです。

そうですよね。通常、商品の値段が上がれば、私たちは他の安い代替品を探したり買うのを控えたりします。しかし、ある特定の条件下では、この常識が通用しないことがあるのです。

なぜ、そんな不思議な現象が起こるのか?

このパラドックスが起こる商品は「ギッフェン財」と呼ばれ、以下のような特徴があると言われています。

  1. その商品が、人々にとって主食となるような「下級財」であること。(下級財とは、所得が増えると需要が減る商品のことです)
  2. その商品への支出が、家計の中で大きな割合を占めていること。
  3. 他に手頃な代替品がないこと。

歴史上、この典型的な例として挙げられるのが、19世紀のアイルランドにおけるジャガイモです。 当時、貧しい人々にとってジャガイモは安価な主食であり、家計の支出の大部分を占めていました。彼らは、たまに少しだけお肉などを買うのが贅沢でした。

ところが、不作などでジャガイモの価格が高騰してしまいます。すると、どうなったでしょうか? ジャガイモが値上がりしたことで、家計がさらに圧迫され、今まで買えていたわずかなお肉さえも買うことができなくなってしまいました。しかし、生きていくためにはカロリーを摂取しなければなりません。そこで彼らは、お肉を買うのを諦め、その浮いたお金で値上がりはしたものの、まだお肉よりは安いジャガイモを以前よりもっと多く買わざるを得なくなったのです。

これが「ギッフェンのパラドックス」です。価格の上昇が実質的に人々の所得を奪い、より高価な選択肢を諦めさせ、結果としてその商品の消費量を増やしてしまうという皮肉な現象なのですね。

行動経済学が教えてくれること

この「ギッフェンのパラドックス」は、現実の経済ではめったに起こらない特殊なケースとされています。 しかし、この現象は私たちに大切なことを教えてくれます。それは、「人間は、必ずしも常に合理的に行動するわけではない」ということです。

伝統的な経済学は、人間を「常に自分の利益を最大化するために合理的な判断をする存在」として捉えがちです。しかし、私たちの心はもっと複雑で、時には一見不合理に見える選択をすることもあります。

こうした人間の心理的な側面や、行動のクセに着目して経済を分析するのが「行動経済学」です。なぜ私たちは衝動買いをしてしまうのか、なぜ「限定品」に弱いのか…こうした日常の行動の裏にも、面白い経済学のヒントが隠されています。

「なるほど…経済学って、ただの数字の話だけじゃなくて、人間の心の話でもあるんですね」と、ハナコも感心しきりでした。

私たちの行動の裏にある、意外な経済の法則。それを知ることで、世の中の動きがまた少し違って見えてくるかもしれませんね。

ハンズバリュー株式会社としても、皆様のビジネスや暮らしに役立つ様々な視点や情報を提供できるよう、これからも努めてまいります。

それでは、次回もお楽しみに! 今週もどうぞよろしくお願いいたします。

"勘"頭言 / Prefatory Note【“勘”頭言】会計事務所の職員さんと話がかみ合わないのは何故か?
すれ違いから学ぶ経営者への問い

皆様、こんにちは。 ハンズバリュー株式会社の変革者・作家、島田慶資です。

先日、YouTubeの撮影準備中に、アナウンサーと「なぜ会計事務所の方と、話がかみ合わないことがあるのでしょうか」というテーマで話が盛り上がりました。その場では「相性もあるでしょうね」とお答えしたのですが、その後もう少し深く考えてみて重要な気づきがありましたので本日は皆様とその学びを共有させてください。

なぜ、話がかみ合わないのか?それは「見ている場所」が違うから

会計事務所の先生や職員さんと話が合わない。説明が理解できない。そもそも相談しづらいし、相談しても明確な答えが返ってこない…。そう嘆いている経営者の方は、実は数多くいらっしゃいます。

もちろん「相性」も一因かもしれませんが、もっと根本的な問題があります。それはそもそもお互いの「見ている場所」や「気にしているポイント」が全く違うということです。

  • 税理士・会計事務所の方々が最も気にしているのは、間違いなく「正しい納税」です。法律に則って、正しく税金を納めることができるか。その一点に神経を尖らせていると言っても過言ではありません。
  • 社内の経理担当者は、「1円の誤差もない正確性」を追求します。自分のミスを指摘されないよう、帳簿のズレをなくすことに全力を注いでいます。
  • 金融機関の担当者が見ているのは、「融資を返済してもらえるかどうか」。その一点が最大の関心事です。
  • そして、私たち経営者が最も重要視するのは、「事業を継続できるか」「未来のために投資すべきか」といった、会社の存続と成長に関わる判断です。

これだけ見ている景色が違う人々が集まって話をしても、かみ合うはずがありません。これは、仕方のないことなのです。

自分は何を知りたいのか?誰にそれを聞くべきか?

この「すれ違いの構造」を理解すると、私たち経営者が次に何をすべきかが見えてきます。それは「自分は今、何を知りたいのか」を明確にし、その上で「その答えを得るためには、誰に聞くのが最適か」を自ら考えるということです。

自分が行きたい場所も、自分が何者なのかも分からないまま、他人に漠然と答えを求めても何も返ってこないのは当然です。

例えば「うちの会社は、良い経営ができていますか?」と会計事務所の方に尋ねる経営者がいらっしゃいます。お気持ちはよく分かりますが、これは問いかける相手として適切ではないかもしれません。なぜなら、彼らが見ている財務諸表は、あくまで「過去の経営判断の結果」を示した成績表に過ぎないからです。

それは未来を何ら保証するものではありません。

未来を創るのは、過去の数字ではなく「経営者の意志」

このことを踏まえて考えると、いかに経営者自身の力が重要であるかが、よく分かります。

過去の数字がどうであれ、未来の財務諸表を創り出すのは、これから下される経営判断です。そして、その判断の拠り所となるのは、財務諸表には決して書かれていないもの。

すなわち、経営者の持つ「事業の底力」であり「未来への洞察力」、そして「自分たちの会社をどうしたいのか、どこへ行きたいのか」という、根本的で強烈な「目的」や「ビジョン」なのです。

専門家との話がかみ合わないと感じた時、それは相手を責めるべきことではありません。むしろ、自分自身の「問い」を磨き、自社の未来を描く力が試されている瞬間なのかもしれません。

今、あなたの胸の中には、どんな未来が描かれていますか?

今週も皆様にとって、実り多き一週間となりますように。
今週もよろしくお願いします。

実店舗に効く話 / Stories of Success in the Physical Store.【実店舗に効く話】「安さ」で選ばれていませんか?
価格競争から抜け出す“お店の選び方”を教える方法

皆さん、こんにちは。 ハンズバリュー株式会社のコンサルタント、津名久ハナコです。

8月に入り、いよいよ夏本番ですね!福島はわらじまつり、そして今日から山形では花笠まつりが始まり、東北の夏が一番熱い季節です!🏮 …と、お祭りの熱気は大歓迎なのですが、少し前に先輩たちとトレッキングに行った場所に「熊が出没した」というニュースを見て、ひんやりしてしまいました…!🐻

最近、東北では本当に熊の出没情報が多くなっていますね。この暑さと熊出没のダブルパンチで、より一層インドア(酒飲み)に拍車がかかりそうな予感がします(笑)。

さて本日は、そんなインドア派の私とは対照的に、お店のことで熱い悩みを抱えていらっしゃるお客様からいただいたご相談です。 仙台市・青葉区でイタリア料理店を営む、女性シェフのヨシコさんからのお話です。

「味には自信があるのに…お客様が減っているんです」

「ハナコちゃん、聞いてください…。最近、お客様の来店数が、目に見えて減っていて、本当に困っているんです。」 そう語るヨシコさん。先日、私もお昼のランチをぺろりといただきましたが、お世辞抜きに本当に美味しくて、味に問題がないことは間違いありません!

お店の周りには、全く同じようなイタリアンレストランは少ないものの、お客様目線で考えれば、ランチにもディナーにも選択肢がたくさんあるエリアです。 料理の味は良い、接客も丁寧、お店の立地も悪くない…。

では、なぜお客様は来てくれないのでしょうか? ヨシコさんは、「『美味しいイタリアンのお店』だと思ってもらえたら、きっと選んでもらえるはず…」とおっしゃいます。 そのお気持ち、痛いほど分かります。でも、もしかしたら、それだけではお客様は選べないのかもしれない、ということをお伝えしました。

お客様は「わからない」から「わかりやすい基準」で選ぶ

考えてみてください。お客様は、星の数ほどあるお店の中から「今日のランチ、どこにしよう?」「今度の記念日、どのお店がいいかな?」と探しています。でも、多くのお客様は「どんなお店を選んでいいのか、わからない」のです。

だから、何も伝えなければ、お客様は一番「わかりやすい基準」でお店を選んでしまいます。 それは例えば、「グルメサイト(ホットペッパーなど)で一番上に出てきたから」とか、「一番安いメニューがあったから」といった理由です。 だって「媒体での目立ちやすさ」や「価格の安さ」は、誰にとっても非常にわかりやすいお店を選ぶ基準になるからです。

「選び方」を教えてあげれば、価格競争から抜け出せる!

では、どうすればいいのか? 答えはシンプルです。お客様が、価格や媒体の掲載順といった「わかりやすい基準」に触れる前に、こちらから「こういうお店の選び方がベストですよ」という“判断基準”を教えてあげるんです!

ホームページやニュースレター、SNSなどを使って、繰り返しお客様に伝えます。 「価格」に代わる、あなたのお店が輝く「判断基準」を明確に伝えられた時、お店は価格競争とは無縁のお客様から愛される存在になるのです。

例えば、ヨシコさんのお店の場合、こんな「判断基準」をお客様に教えることができます。

  • 場面で教える 「大切な記念日のお店選び、クーポンや安さで選んで後悔したことはありませんか?特別な日こそ、シェフが心を込めて一皿一皿作る、落ち着いた雰囲気のお店を選びましょう。」
  • こだわりで教える 「本当に美味しいパスタが食べたいなら、ソースだけでなく『麺』そのものにこだわっているお店を選んでみてください。当店の生パスタは、毎朝シェフが打っています。」
  • 価値観で教える 「女子会のお店選び、ただ安いだけじゃ物足りないですよね?見た目も華やかで、地元の新鮮な野菜をたっぷり使った、心も体も喜ぶお料理はいかがですか?」

その結果…

ヨシコさんは、この考え方を元に、お店のホームページやSNSで「特別な日にこそ選んでほしいお店」「シェフのこだわり」といったメッセージを一貫して発信し続けました。 すると、どうなったか…? 「安さ」を求めるお客様ではなく、ヨシコさんのお店の「価値」を理解してくださるお客様が集まるようになり、いつしか競争とは無縁の予約でいっぱいのレストランになったのです!

お客様に選ばれるのを待つのではなく、「選び方」を導いてあげよう!

味もサービスも良いのに、お客様に選ばれない…。その原因は、お客様に「判断基準」を提示できていないからかもしれません。 お客様に選ばれるのをただ待つのではなく、自ら「私たちはこういう基準で選んでほしいお店です!」と積極的に教えていきましょう!

皆様のお店は、お客様にどんな「判断基準」を教えてあげていますか?

「うちの店にしかない判断基準って何だろう…?」 「どうやってお客様に伝えたらいいか分からない…」 そんな時は、ぜひ私たちハンズバリューにご相談ください! 皆様のお店が、価格競争に巻き込まれずお客様から熱烈に愛される存在になるためのお手伝いをさせていただきます!

ぜひご参考ください。

偏集考記 / Editorial Post【偏集考記】「不安」は消えない。だが、その「質」は変えられる

経営指針がもたらす本当の価値

ハンズバリュー株式会社の変革者・作家の島田慶資です。

私たち経営者は、なぜ「経営指針」のようなものを作ろうとするのでしょうか。 突き詰めて考えていくと、その根底には、経営という仕事に常につきまとう、尽きない「不安」があるからだと、私は考えています。

経営指針を作れば、「不安」は解消されるのか?

では、立派な経営指針を作りさえすれば、その不安は解消されるのでしょうか? 私の答えは「No」です。どれだけ自信が湧いてきても、経営者である限り、不安が完全に消え去ることはないでしょう。

しかし、私は、指針を持つことで「不安の質が変わる」のだと確信しています。

これまでは、まるで霧の中を手探りで進むような「漠然とした不安」だったかもしれません。どこから何が襲ってくるかわからない、何をすべきかも明確でない、孤独な不安です。

それが、経営指針という羅針盤を持つことで「覚悟を持った不安」へと変わるのです。 「我々はこの山に登ると決めた。しかし、この道は本当に正しいだろうか」「この計画を実行しなければならない。だが、果たして成功するだろうか」…これは、進むべき道が定まっているからこそ生まれる、挑戦者の不安です。

向かうべき方向がわかっている、具体的で、責任を伴う不安。 立ちすくむための不安ではなく、前へ進むためのエネルギーとなり得るのではないでしょうか。

では、覚悟を決めれば、「悩み」はなくなるのか?

次に、こう考えるかもしれません。「覚悟を決め、指針を掲げれば、もう悩みはなくなるのだろうか?」と。 これに対する私の答えもまた、「No」です。

なぜなら、社長一人がどれだけ熱い想いで指針を語っても、社員の中には「また社長が何か言っているな」と、どこか冷めた目で見ている人がいるかもしれないからです。その温度差こそが、経営者の新たな「悩み」となります。

指針の前に、まず「人」がいる

ここで、私が経営を通じてたどり着いた、最も重要な考え方に行き着きます。 それは、経営指針という「WHAT(何をなすべきか)」の前に、まず「WHO(誰と共にいるのか)」が存在する、ということです。

会社は、社長一人で成り立っているわけではありません。社員さん一人ひとりがいてこその会社です。その「相手」である社員さんのことを考えずして作られた指針は、社長の自己満足で終わり、ただの飾りになってしまいます。

私が考える、経営指針の本当の価値。それは、「作ること」がゴールなのではなく、 「なぜ、この指針が必要なのか」を社員さんと共有し、 「どうすれば、みんなで実践していけるのか」を考え続ける、そのプロセスそのものにあります。それこそが、会社を一つのチームにしていくのだと信じています。

まとめ

経営者から「不安」はなくなりません。しかし、その質を変えることはできます。 漠然とした孤独な不安から、チームで共有できる「覚悟を持った不安」へ。

経営指針とは、そのためのコミュニケーションツールであり、社長が一人で抱えるためのものではなく、社員さんと共に未来へ向かうための約束手形なのです。

皆さんが今、抱えている「不安」は、どのような質のものでしょうか。 そして、会社の羅針盤は、皆で共有できる「約束手形」になっているでしょうか。

それでは、またお会いしましょう。 今日も一日、良い学びを。

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