皆様、こんにちは! ハンズバリュー株式会社の島田です。
出典を明記していただけるのであれば、自由に配布ください。
変革者の円卓会議で一緒に勉強しましょう
次回: 2026年11月21日(土)財務セミナー① 損益計算書を武器に変える(対面・従業員同伴可)
[ 独り言コーナー ]
❶ 個人情報の流出が、相次いでいます。攻撃する側は、生成AIを何種類も組み合わせているようです。しかも、使うのは最新のモデルではありません。旧世代の、安くて軽いモデル。それを大量に走らせて、数で押してくる。今はホームページも、裏側はデータベースで動いている時代です。僕たちは、お客様のウェブサイトをお預かりしています。対策は待ったなしです。
❷ インフルエンザの予防接種を受けてきました。いくつものプロジェクトに呼んでいただいているので、倒れるわけにはいきません。さて会計の窓口に、石けんが置いてありました。医薬品ではありませんが、ニキビ予防に効くそうです。気づけば、一緒に買っていました。定価です。量販店の棚に並んでいたら、たぶん手に取らなかったでしょう。病院に置いてあるというだけで、手が伸びる。同じ商品でも、売る場所が変われば定価で売れる。面白いですね。
❸ 小学生になった坊やは、初めてづくしです。まずは国語のテスト。僕の知る限り、初めての筆記試験です。結果は100点でした。僕も字が汚いのですが、坊やも負けていません。それでも先生は、よく読み解いて丸をつけてくださいました。答案用紙から、先生の思いやりが伝わってきます。続いて、初めての体力テスト。こちらは一番下のEでした。そして、初めての通知表。開いてみると、頑張ったことがよく分かります。100点もEも、どちらも坊やの初めての記録です。よく頑張りました。成長の証ですね。
[ 島田の気になるニュース ]
❶ 島田慶資のよい経営者になろう
決まりきった仕事を生成AIに任せられるようになって、新しいことに挑戦する時間ができました。毎日、経営のヒントを動画で配信し始めています。YouTube、TikTok、インスタグラムの3つです。やってみてわかったのは、YouTubeで見てもらうには、見る人が求めるものに自分を合わせるしかない、ということ。エンタメと割り切って配信しています。新しい挑戦です。応援よろしくお願いします。
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❷ 中小企業の12.2%が事業資金を個人名義で調達 保証債務に上乗せ負担、債務整理や廃業を複雑に
支援の現場で、まれに出会う光景です。社長様やご両親が、個人のお金を会社に入れて資金繰りを支えている。一時しのぎとしては、仕方がない面もあります。けれど、会社がそのお金を返せることは、ほとんどありません。事業の構造を変えられない限り、キャッシュフローの赤字は止まらないからです。事業資金を個人で調達するのは、最後の手段です。金融機関も、迂回融資として警戒しています。人件費に大鉈を振るう。在庫や資産を処分する。そうしてお金をつくり、別の出口を探す。そこまで踏み込む必要があると思います。
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❸ 主人公 (ENFJ-T)
従業員さんから「やってみてください」と、性格診断のフォームを渡されました。有名な診断だそうです。結果は「主人公」。自分の好みを入力していくのだから、そりゃ当たるだろう、と心の中でツッコミを入れました。ただ、当たっているかどうかは……どうでしょうか。無料で診断できます。皆様もぜひ。
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今週の経済入門
本日のテーマ「銀行は、寝ていても1.25%もらえる」
— 経営者が知っておきたい経済ニュースを、秘書ヒデコが翻訳します —
勝瀬ヒデコ
皆様、ご機嫌いかがでしょうか。ハンズバリュー株式会社の秘書・勝瀬ヒデコです。
今週も、私たち地方中小企業を取り巻く経済のリアルを、なるべく専門用語を使わずに紐解いてまいります。
9月18日、日本銀行が政策金利を1.25%程度へ引き上げると決めました。およそ30年ぶりの水準です。報道では「預金金利も上がる」「銀行の利益が押し上げられる」と伝えられました。
その数日後、島田がある投稿を見せてくれました。
「銀行は日銀に超過準備を積むだけで1.25%貰えるのだからな。経済状況を無視した楽な商売だ」
——調べてみると、この指摘は、とりわけ日本で当たっていました。そしてその先に、皆様の会社に関わる話が隠れています。
銀行の「日銀の口座」には、いくらあるのか
銀行も、日本銀行に口座を持っています。日銀当座預金といいます。9月の平均残高は 約414兆円。今回の決定で、9月24日から、このうち法律で積むよう義務づけられた分などを除いた部分に、年1.25%の利息がつくようになりました。
仮に400兆円に1.25%がつけば、年5兆円です。実際の対象額はこれより少なくなりますが、兆の単位であることは変わりません。今回の0.25ポイントの引き上げだけで、同じ計算で年1兆円ほど増えます。
しかも、相手は日銀です。貸し倒れの心配はありません。
利息をつけること自体は、世界の常識です
この414兆円は、銀行が商売で稼いで積んだお金ではありません。この10年あまり、日銀は「量的緩和」で国債を大量に買いました。その代金が、売り手である銀行の日銀口座に振り込まれ、積み上がったのです。
では、日銀はなぜ利息を払うのか。払わなければ、余ったお金を銀行同士で貸し借りする金利が0%に落ちてしまうからです。お金のレンタル料を1.25%に保つには、「日銀に預ければ1.25%」という床を作るしかない。
これは日本だけの仕組みではありません。アメリカの中央銀行(FRB)も、ヨーロッパの中央銀行も、同じように預け金に利息をつけて金利を操っています。
ただし、日本は量がけた違いです
違うのは、積み上がった量です。
アメリカの銀行がFRBに預けているお金は、約3兆ドル。アメリカの経済規模(GDP)は約32.6兆ドルですから、その 1割弱 です。
日本はどうか。日銀に積み上がった約414兆円に対して、日本のGDPは約688兆円。約6割 に当たります。
経済の大きさと比べると、日本はアメリカの 6倍以上 のお金を、中央銀行に積み上げているのです。同じ「預ければ利息がつく」仕組みでも、銀行が何もせずに受け取るお金の重みが、日本ではまるで違います。
その利息は、どこから出ているのか
とはいえ、出どころは見ておく必要があります。日銀の利益は、経費などを差し引いたうえで国に納められます。日銀が銀行に払う利息が増えれば、その分、国に入るはずのお金が減ります。
平たく申し上げれば、本来は国の財布に入るお金の一部が、銀行の利益に回っている。しかも日本では、その元になる預け金が、経済の大きさに比べて飛び抜けて多い。島田が見せてくれた投稿の「楽な商売」は、日本でこそ当てはまる言葉でした。
で、ウチの会社はどうなるのか
ここからが本題です。銀行の立場で考えてみてください。何もしなくても、日銀に置いておけば1.25%もらえる。人手もかからず、焦げ付きもない。
では、それより低い金利で、皆様の会社にお金を貸すでしょうか。
貸しません。審査に手間がかかり、焦げ付く危険もある融資は、1.25%に上乗せがなければ割に合わないからです。融資金利の「床」が、1.25%まで上がったのです。
第19号で「借り換えは、確実に金利が上がります」とお伝えしました。その理由の一つが、ここにあります。銀行にとっての比較相手が、「貸さずに置いておく」から「日銀に預けて1.25%」に変わったのです。
今週、皆様にお願いしたいこと
ひとつ目。償還予定表を出して、次の借換えや新しい借入がいつ来るかを確かめてください。
その日の金利は、1.25%を床に決まります。日付がわかれば、準備ができます。
ふたつ目。会社の普通預金と定期預金の金利を、通帳かネットバンキングで確かめてください。
銀行が日銀から受け取る1.25%と、皆様の預金につく金利。その差が、銀行の取り分です。眠っている資金があるなら、その金利と借入の金利を並べて、一度数字にしてみてください。銀行の担当者と話すときの材料になります。
銀行は、日銀に預ける1.25%と比べながら、皆様の会社を見ています。上乗せを小さくできるのは、毎月きちんと数字を見せている会社です。
利上げは、銀行にとっては楽な商売の始まりかもしれません。けれど、ルールが変わったことを知っている会社は、交渉の席で慌てません。受けて立ちましょう。
(出典: 日本銀行「金融市場調節方針の変更について」2026年9月18日/日本銀行「マネタリーベース(2026年9月)」2026年10月2日公表/内閣府「四半期別GDP速報(2026年4-6月期・1次速報)」/米連邦準備制度理事会「H.4.1」2026年10月8日公表/米商務省経済分析局 2026年4-6月期GDP)
今号の相談テーマ
「次の借換えがいつで、そのとき金利がどうなるのか、把握できていない」
お手元の償還予定表と金銭消費貸借契約書をお持ちください。借入ごとに、固定か連動か・次に金利が変わる日はいつかを、30分で一緒に整理します(無料)。
今日の内容で気になることがあれば、お問い合わせフォームから「気になる」とお送りください。売り込みません。翌営業日を目安に島田から返信します。
島田慶資に相談できること
・経営改善(資金運用表・経営計画・補助金)
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