山形県と福島県の認定支援機関及び山形県のM&A認定機関の人を活かす経営のハンズバリュー株式会社の新人経営コンサルタント、津名久はなこです。
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【島田の”勘”頭言】
■フィンランド教育の失敗
先日、フィンランド教育に関する非常に興味深い記事を目にしました。
★”フィンランド教育は失敗だった”、とフィンランド政府が公式に認めました https://note.com/yasemete/n/n9dcde19252c8
上記ブログの内容によれば、フィンランド政府は自国の教育制度において学力低下を認めたようです。
過去数十年にわたり、フィンランドの教育方法は世界中で賞賛され、特に日本では多くの教育関係者や保護者から学びを取り入れるべきとの声が上がっていましたね。
しかし、時代や背景に応じて最適な教育方法は変わるもの。
現在、アジア諸国、特に中国やシンガポール、台湾、そして私たち日本も含め、多くの国々が教育の成果を上げていることが報告されています。
フィンランドの教育全体が失敗だったというわけではありませんが、「盲目的に信用してはいけないこと」「柔軟に取り入れる部分を選ぶこと」「教育の目的」の重要性を感じました。
■中小企業経営についても同様
この考えは、中小企業経営にも当てはまるのではないでしょうか。
特定の経営手法やコンサルタントの指導が注目されていますが、それが全ての企業に合うわけではありません。
どうにも近年大きな話題になっている中古車販売会社の不正は盲目的に手法だけを取り入れたように感じます。
(中古車販売会社の指導を熱心に行っていたコンサルタントは、自身の経営手法に自信を持っており、経営が改善されないのは指導企業が悪いと責める考えの持ち主でした)
■”方法論”から”あり方”への転換期なのかも?
売上や利益は、企業が持続的に成長し続けるための基盤となる要素です。
この厳しい経営環境で、安定的な売上や利益を獲得するのは容易ではないこと、深く理解しています。
実際、中小企業の赤字率が60%を超えるという報道も目にします。
このような状況下での経営は、真剣な取り組みが不可欠であることを改めて感じます…
が、経営の中で最も大切なのは、売上や利益だけではなく、会社の夢や理想、そして計画をしっかりと持ち続けることだと思います。
少子化が進む現代において、たくさんの人々とのつながりを築き、お客様や地域、そして社員のために最善を尽くす姿勢が、事業の維持・発展に繋がるのではないでしょうか。
現代の経営は、企業の存在意義やビジョンを明確にし、それに基づく計画と実行が求められています。
私たちが目指すべきは、これらの要素を組み合わせて、より良い経営を実現することだと信じています。
方法論も大切ですが、まずは「会社として何を目指すのか」をしっかりと考えることが先決だと感じています。
参考になれば幸いです。
実店舗に効く話
【お客様の悩み】 「対面営業のコツを教えてください」
【解決策】
■性格のパターンを見極める
人の性格は多様で、一人ひとり異なることは確かです。
しかし、この多様性に隠された共通のパターンを理解できれば、対面営業での成功率が飛躍的に向上する可能性があります。
心理学や行動経済学、さらには占いにおいても、人々の性格を特定のパターンに分類する研究が行われています。
私、島田が普段から活用している性格の分類方法をご紹介します。
この性格の分類方法が全ての人に適用できるわけではありませんが…
もし、あなたのお客様がこのパターンにはまっていたら儲けもの。
お客様の思考が手に取るようにわかるため、よりお客様へ価値ある提案ができるようになると確信します。 関係構築もスムーズに進むでしょう。
ぜひ、この新しい知識を用いて、お客様との良好な関係を築いてください。
では、さっそく次のセッションでお伝えします!
■性格の3分類「大物思考」「城思考」「人思考」
日々活用している性格の分類方法は、主に三つのカテゴリーです。 それは「大物思考」、「城思考」、そして「人思考」です。
それぞれの特性を知ることで、より効果的なコミュニケーションが可能になります。
詳しく解説していきます。(島田の独自解釈が多分に含まれています、ご承知ください)
⇒夢とロマンが大好きな「大物思考」
「大物思考」とは、一言で言えば「夢とロマンを追い求める人」です。
代表的な例として、ソフトバンクの孫正義氏がいます。
創業直後、孫氏は従業員たちに向かって「将来、豆腐のように1丁(兆円)、2丁、3丁と…売上を積み上げる会社にしたい」と宣言したというエピソードがあります。
このように、大物思考の人は目標が大きく、その実現方法よりもビジョンに重きを置きます。
このタイプの人は、言葉遣いでもその特性が現れます。
よく使うフレーズは「すごい」「ズバリ」といった、強い印象を与える言葉です。
彼らは人々を鼓舞する力があり、そのエネルギーで周囲を引っ張っていくことが多いです。
ただし、数字には弱く、細かい実現方法は部下やチームメンバーに任せる傾向があります。
大物思考と思われる方と接する際は、その大きな夢やビジョンに共感を示すことで、親密なコミュニケーションが取れるでしょう。
⇒マイペース、オレ流の「城思考」
「城思考」とは、一言で言えば「緻密な計画とルールに基づいて行動する人」です。
代表的な例として、ライブドアの創業者・堀江貴文氏がいます。
彼は「電話は時間を奪うので、メールやチャットが好ましい」と書籍で述べており、このエピソードが広く知られています。
城思考タイプの人は、自分のペースを乱されることが大嫌い。
独自のルールを設定して、それに基づいて仕事や生活を過ごしていることも多いです。
数字に強く計画性があり、物事を具体的かつ効率的に実現するスキルが高いです。
一方で、抽象的な夢やビジョンを語ることは少ない印象を持ちます。
城思考の人とコミュニケーションを取る際には、製品やサービスのメリット、デメリット、価格、性能など、具体的なスペックに基づいた情報を提供することで、理解してもらいやすくなるでしょう。
⇒相手で物事を判断する「人思考」
「人思考」タイプは、「他人を重視し、情に厚い人」です。
代表例として、すしざんまいの喜代村 代表取締役・木村清氏が挙げられます。
木村氏は学生時代に学費を稼ぐために個人向けの高額商材の営業をしていましたが、家計への負担に心を痛めて販売を断っていたことが有名です。
(真摯な姿勢がお客様に評価され結果的にNo1セールスになったとのこと)
人思考のタイプの人は、「その人と一緒に仕事がしたいか」が大きな判断材料となります。
単なるメリット・デメリットでは動きません。
「あなたの尊敬する●●●さんもやっていましたよ」と言われると心が動くことが多いです。
また、トラブルが発生した場合でも、まずは関係者の心情を気にかけることが多いです。
集団の和を重視し、共にゴールを目指すことを好みます。
人思考の人とスムーズにコミュニケーションを取るためには、誠実な態度でオープンに話すことが重要です。
ただし、このタイプは優柔不断な場面もあるため、その点には注意が必要です。
■活用方法は、会話から!
この性格分類の最大のメリットは、相手の個人情報を事前に知らなくても活用できる点です。
会話の中で相手の反応や趣向を観察し、それに基づいて性格を分類することができます。
例えば、相手が「人思考」なら、その論理に沿った話を展開します。
途中で相手の反応が変われば、別の性格タイプに対応するように話の方向を変えることも容易です。
注意すべき点もあります。
人が成長とともに多面的な性格を持つようになることも。
例えば、「人思考」でも夢や理想を語る面があったり、「大物思考」でも論理的な面がある人もいます。
この多面性は、人が成熟し、人生経験が豊かになることで培われます。
性格診断はあくまでも参考の一つです。
過度に依存せず、それを活用してスムーズなコミュニケーションを目指すことが重要です。
参考にしていただけると幸いです。
“偏”集考記
51回青年経営者全国交流会in広島に参加しました。
過去最大となる2,500名を超える参加者で、非常に盛り上がりました。
テーマ: 「主体者であれ!学びは広島にあなたがやらねば誰がやる」
このテーマは、自分がお客様、地域、会社のための不可欠な存在として行動しなければならない、というメッセージを強く感じました。
学びのポイント(島田がいただいた問題提起)を共有させていただきます。
- あなたの会社には経営理念や方針はありますか?
- 会社が従業員さんを雇用する目的や、採用と補充の違いを理解していますか?
- 従業員さんの自主性は必要か?またなぜ自主性が求められるのか?
- どうすれば会社と従業員産と地域が輝くビジョンを描くことができるのか?
上記の問題提起をきっかけに自社の状況や背景に応じた答えを見つけるきっかけとなりました。
皆様も上記の問題提起に自身や自社の回答をだしてみてください。
それでは、またお会いしましょう。 ハンズバリュー株式会社の島田慶資でした。