週刊島田慶資|緊急報告「体感スタグフレーション」宣言

皆様、こんにちは! ハンズバリュー株式会社の島田です。

※社内で回覧していただいているお客さまがいらっしゃいました。ありがとうございます!!
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変革者の円卓会議で一緒に勉強しましょう。
次回: 9月19日(土)10:00〜12:00 生成AI × 経営実践(Zoom)
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[ 独り言コーナー ]

この夏から秋にかけて、同友会で2つの機会をいただきました。ひとつは7月28日(火)、福島県中小企業家同友会・いわき支部の例会で、私自身が体験報告をさせていただきます。いわきはかなり遠方になりますが、ご都合のつく方はぜひ足をお運びください。もうひとつは10月27日(火)、山形同友会・置賜支部の例会で、私が座長を務めます。実は、山形同友会では私にとって初めての座長です。テーマは「経営指針」。報告者はわざわざ福島からお招きしました。経営指針づくりを通して、自分の人生そのものを見つめ直したという女性経営者に、その生き様を語っていただきます。こちらもぜひご参加ください。

生成AIを使っていて、思わず笑ってしまう場面がありました。計算を頼むと、頭の中だけでパッと解いたときは「暗算しました」、プログラムを書いて解いたときは「電卓を使いました」と、AIが自分から言い分けてくるのです。まるで人間のような報告ぶりに、進化のすごさを実感します。あまりに速いので、昨日までの常識が今日はもう通用しません。

坊やが人生初の夏休みに突入し、テンションが上がりっぱなしです。妻からは「夏休みの宿題を毎日やること」を厳命されている様子。僕は月末にまとめてやるタイプでしたが、彼はどんなタイプに育つのか。成長が楽しみです。

[ 島田の気になるニュース ]

PMが本来やるべき仕事の時間を取り戻す — Claude Codeで変わった3つのPM業務
ここまでAIが賢くなると、むしろ「社員全員がAIを使いこなす」という発想そのものが、非効率になっていくのかもしれません。AIを深く扱える専門職が1人いれば十分で、あとの社員は現場(フィールドワーク)に専念する——そのほうが力を発揮できる。当社ではすでに、AI社員がチャットワークに常駐し、社内のやりとりに加わっています。この仕組みそのものを、いつかお客様に提供できないか、いま真剣に検討しているところです。

「おもちゃ屋で売れず、書店で即完売」累積赤字8000万円、奈良の山奥発パズル玩具が世界28カ国に広がった真相
コンセプトも品質も、一切変えていない。それでも、売り方と売る場所を変えただけで、累積赤字8000万円の商品が世界28カ国に届くヒットに変わりました。頑張る「量」ではなく「方向」を、あらためて考えさせられる話です。

一発OK!! 市民も使える!生成AI活用実例集(プロンプト集)
山形県南陽市が、ChatGPTなどの生成AIを使いこなすためのプロンプト集を公開しました。行政がここまで踏み込むのは面白い試みです。ただ——チャットの画面で使う分にはよくても、Claude Codeのような「エージェント型」のAIを使っていると話は別。出どころのわからない“野良プロンプト”は、プロンプトインジェクション(AIを乗っ取るウイルスのようなもの)の入り口になりかねず、気軽には使えないというのが正直なところです。

今週の経済入門 ── 緊急報告「体感スタグフレーション」宣言

— 経営者が知っておきたい経済ニュースを、秘書ヒデコが翻訳します

皆様、勝瀬でございます。

先週、島田社長が一枚の統計データを私に見せて、こう言いました。

「ヒデコさん。これは“景気が悪くなる”って話じゃないよ。“お客様の財布が守りに入る”って話だ。しかも——値上げが通らない時代には、もう戻らない」

社長が見せてくれたのは、7月16日に日本銀行が公表した「生活意識に関するアンケート調査」(第106回)でした。全国4,000人の生活者に、景気や物価の実感を尋ねる、3ヶ月ごとの定点調査です。

正直に申し上げます。最初は「またいつもの景気アンケートですね」と受け流しかけました。ですが、中の数字を一つひとつ追ううちに、私は社長の言葉の重さに気づきました。今週は本来「逆転思考」の週ですが、順番を入れ替えてでもお伝えしなければならない。そう判断しました。

生活者の「1年後の景気見通し」が、たった3ヶ月で崩れました

「1年後の景気は良くなるか」を問うD.I.(良くなる−悪くなる)は、3月調査のマイナス18.5から、6月調査でマイナス42.5へ。24ポイントの急落です。昨年末から今年3月にかけて「少しは良くなるかもしれない」と上向いていた期待が、一気に折れました。

私がいちばん引っかかったのは、「変わらない」と答えた中間層が52.5%から42.0%へ減っていたことです。これまで様子見をしていた人たちが、まとめて悲観側へ流れた。空気が変わる瞬間の、その音が聞こえるような数字でした。

それでも、生活者は「物価は上がる」と覚悟しています

一方の物価です。「今の物価がかなり上がった」と答えた人は68.5%で高止まり。そして「1年後の物価がかなり上がる」は29.2%から40.5%へ跳ね上がりました

つまり今、生活者の頭の中はこうです。「景気は悪くなる。それでも、物価は上がり続ける」。景気後退と物価上昇が同時に来る——教科書で言うスタグフレーションを、統計ではなく“肌感覚”で国民が感じ始めた。私はこの調査を、「体感スタグフレーション」の宣言だと読みました。社長の「財布が守りに入る」という一言は、まさにこの空気を指していたのです。

では、うちの会社はどうなるのか

経営者の皆様の会社にとって、この数字は二つのことを意味します。

一つ目。秋以降の販売計画を「回復ムード前提」で組んでいるなら、作り直しが必要です。
3月の空気と、今の空気は別物です。地元の工務店さんも、街の飲食店さんも、これからお客様の“防衛モード”と向き合うことになります。「なんとなく良くなりそうだから買う」需要は消え、「必要だから、価値があるから買う」需要だけが残る。自社の商品・サービスの「買う理由」を、もう一度はっきり言葉にできるか。ここが問われます。

二つ目。逆説的ですが、値上げの環境は、むしろ整っています。
国民の9割超が「物価は上がるもの」と覚悟している今、値上げそのものへの拒絶反応は、確実に薄れています。拒絶されるのは「説明のない値上げ」だけ。品質・体験・安心——何を守るための価格改定なのかを一言添えられる会社は通り、黙って価格だけ変える会社は客離れを起こす。差がつくのは、まさにここです。値上げを先送りしてきた会社にとって、世論が「上がるもの」と諦めている今期は、静かな追い風だと私は判断します。

守りの季節こそ、価値を語る会社に人は集まる

暗い数字をお届けしましたが、これは悲観するための調査ではありません。お客様の心理が変わるその瞬間を、日銀が3ヶ月ごとに、無料で教えてくれているのです。世の中が守りに入るときこそ、値段ではなく価値を語れる会社に、お客様は集まります。

数字は冷たいけれど、私たちの商売は熱く。今週も顔を上げてまいりましょう。

勝瀬ヒデコ

景気は不安。でも値上げしないと厳しい。客離れせずに価格改定するにはどう伝えればいい?

価格改定の伝え方について、初回30分の無料相談を承ります。今日の内容で気になることがあれば、お問い合わせフォームから「気になる」とお送りください。売り込みはいたしません。

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今週もどうぞよろしくお願いいたします。

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━━ この記事の著者 ━━ 島田慶資(しまだ けいすけ)|ハンズバリュー株式会社 代表取締役。東北6県の温泉旅館を中心に、経営改善・事業再生のコンサルティングを10年以上実施。支援案件は延べ1万件超、補助金等の累計調達支

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