山形県と福島県の認定支援機関及び山形県のM&A認定機関の人を活かす経営のハンズバリュー株式会社の新人経営コンサルタント、津名久はなこです。
メールマガジン【週刊島田慶資】の内容を公開します!
※「ブリリアントジャーク:才能と人格のバランス、組織の健全性を守るために」は巻頭言をご覧ください。
皆様、こんにちは!
ハンズバリュー株式会社の島田です。
メールマガジンの感想、お待ちしております!
「読んでるよ」と言っていただければ励みになります(^_^)
【独り言コーナー】
- 早速、6月とは思えないほどの真夏日が続いています。暑い!今年の夏も暑くなることが確定的ですね。
- TikTokの公式からライブライバーを育てる事業について営業を受けました。アイドルのマネジメントみたいな仕事です。
結局はお断りましたが、インフルエンサーをスカウトして育てる事業とのこと。面白い仕事ですね。 - 四半期MTGを行いました。前向きな意見がたくさんでて、嬉しく思います。
- 来期に向けて全国で勝負できるよう準備を整えています。結果が出たら報告させてください
- 故郷のおじさんからポルシェ911のラジコンをいただきました。
坊やが大興奮。段ボールでトンネルを作ってくぐらせて遊んでします。成長しています。
【島田の気になるニュース】
- IPAから【セキュリティ関連情報】として下記資料が公開されました。
幹部・一般社員教育などの資料として活用すると良いのではないでしょうか。
→簡易説明資料[個人編](一般利用者向け)
→知っておきたい用語や仕組み
→情報セキュリティ10大脅威 2024 - 自社公式ホームページのメールフォームを活用した営業が流行っていますが、営業をブロックする技術。
無料でメールフォームを作成できるようです。 - 画面のスクリーンショットから文字起こしできる機能がPCにも搭載。生産性向上に役立ててください。
- スマホでリアルタイム画像生成ができるとのこと。動画があるので見てください。
中華スマホの技術力が高まっていますね。iPhoneも頑張ってほしい。 - きらやか銀行の記事。職権濫用に該当しないですかね?
「伊藤豊監督局長ら首脳陣は「どうせなら2024年3月期に思い切った損失処理を断行させろ」と現場に指示」
【今週の経済入門】残念な方針、骨太の方針2024
こんにちは、ハンズバリュー株式会社の秘書・勝頼ヒデコです。
最近、お客様から現政権の経済政策についての感想をいただきました。
ありがとうございます!励みになります
今回は、最近閣議決定された「骨太の方針2024」について、簡単に解説します。
内閣府の参考ページ
【今日のテーマ】「骨太の方針2024」って、何?
簡単に言うと、政府が発表する経済政策の計画書になります。
国の財政をどのように立て直していくのか、
その大まかな方向性が示されます。
今回のポイントは?
- 財政の黒字化
国の借金を増やさないように、
収入と支出のバランスを調整していくこと。 - ムダを省く
予算の使い方を見直し、
より効率的に活用すること。
※補助金は少なくなるでしょうね。 - 私たちの生活への影響は?
増税や景気への影響など、
私たちの暮らしは厳しいモノになるでしょう。
家計やビジネスへの影響は?
増税によって家計の負担が間違いなく増えます。
また、当然ながら企業の業績にも悪影響が出る可能性があります。
【まとめ】
今回の「骨太の方針2024」は、
財政健全化を進めるために政府が支出を抑え、
増税を進める計画です。
しかし、この政策により、個人消費や企業投資が減少し、
景気が悪化する畏れがあります。
経済の活力を保つためには、
私たち一人一人が選挙で意思表示をし、
どのような経済政策が望ましいかを考えることが重要ですね。
次回も経済の話題をお届けしますので、お楽しみに。
さて、今日はどのカフェに行こうかしら?
今週もよろしくお願いします。
ブリリアントジャーク・続編
才能と人格のバランス、組織の健全性を守るために
皆さん、こんにちは。
ハンズバリュー株式会社の島田慶資です。
今回のメールマガジンでは、
多くのお客様からご相談いただいている「ブリリアントジャーク」について、
さらに掘り下げて考察してみたいと思います。
ブリリアントジャークとは?
「ブリリアントジャーク」という言葉をご存知でしょうか?
直訳すると「優秀な嫌な奴」となりますが、もう少し詳しく定義してみましょう。
ブリリアントジャークとは、高い成果を出す一方で、周囲に悪影響を与える行動を取る人物のことです。
彼らの特徴は以下のとおりです。
- 卓越した能力や専門知識を持っている
- 目に見える成果を出している
- しかし、チームワークを乱す行動を取る
- 他者への配慮に欠ける言動が目立つ
なぜ問題なのか?
一見すると、「結果を出しているのだから良いのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、ブリリアントジャークの存在が組織にもたらす悪影響は、彼らが生み出す短期的な成果をはるかに上回ります。
- チームの士気低下
- 優秀な人材の流出
- 組織文化の悪化
- 長期的な生産性の低下
ブリリアントジャークの問題行動
ブリリアントジャークは、環境内でいじめを引き起こす可能性が示唆されています。
問題行動を挙げてみます。
- 高い地位や能力を持つ人物による問題行動
- 優れた成果を出す社員
- または指導者としての立場を持つ大人全般(会社内だけではなく部活やサークルにも存在)
※場合によってはコーチや監督がブリリアントジャークになる可能性もある
- 周囲への悪影響
- チームや組織の士気低下
- 長期的な生産性や成長の阻害
- 見過ごされやすい問題
- 「結果を出しているから」「指導の一環だから」と正当化されがち
5つの警告サイン
ブリリアントジャークには、
以下のような共通の警告サインがあります。
見かけたら要注意です。
- 言葉による虐待
- 人前での侮辱や屈辱的な言動
- 不当な批判や皮肉
- 威圧的な態度
- 脅迫や恐怖を与える行動
- 過度に厳しい罰則の設定
- 自信の喪失を誘発
- 能力や献身を不当に疑問視する
- 過去の失敗を繰り返し持ち出す
- 成功の妨害
- 不合理な目標設定
- 機会の意図的な剥奪
- 噂の流布や孤立化
- 他のメンバーへの中傷
- チーム活動からの意図的な排除
- 意図的なサボタージュ
ブリリアントジャークへの対応策
才能と人格のバランスを取る
ブリリアントジャークへの対応は、
組織の将来を左右する重要な課題です。
次に考えられる効果的な対応策をご紹介します。
- 明確な基準の設定と周知
- 成果だけでなく、行動や態度も評価基準に含める
- 「何を」だけでなく「どのように」を重視する文化を作る
- 許容される行動と許容されない行動の明確化
- 定期的な評価とフィードバック
- 問題行動を具体的に指摘し、改善を求める
- ポジティブな変化には即座に褒める
- 360度フィードバックの実施(社内だけではなく、社外も評価対象に入れる)
- コーチングとサポート
- 自己認識を高めるためのコーチングを提供
- コミュニケーションスキル向上のためのトレーニングを実施
- 報告システムの確立
- 匿名での報告が可能な仕組み作り
- 報告者の保護と適切な調査の保証
- 組織としての毅然とした態度
- 改善が見られない場合は、厳しい処遇を検討する勇気を持つ
- 「才能があれば何をしても許される」という認識を払拭する
- 迅速かつ適切な対応
- 問題行動への即時対応
- 改善が見られない場合の厳正な処分
健全な組織文化の醸成
ブリリアントジャーク問題は、
組織の根幹を揺るがす重大な課題です。
しかし、これらの問題に正面から向き合い、
適切に対応することで、
より強固で健全な組織文化を築くことができます。
重要なのは、
「優秀であることと、良い人間であることは両立できる」という信念を
組織全体で共有することです。
「結果」だけでなく「プロセス」も重視する価値観を浸透させることが、
全ての問題解決への鍵となります。
才能と人格、その両方を大切にする組織こそが、
長期的な成功を収めるのです。
次回のメールマガジンでは、
健全な組織文化を築くための具体的な施策について、
さらに詳しくお伝えする予定です。
ご期待ください。
また次回お会いしましょう。
ハンズバリュー株式会社
代表取締役・作家 島田慶資
パズルのピースとしての自分と欠点の活かし方
今日は、私たちが避けがちな話題について考えてみたいと思います。
そう、「欠点」です。
欠点は、パズルにとって不可欠なピース?
欠点を、ジグソーパズルの一片として想像してみてください。
- すべてのピースが同じ形だったら、パズルは完成しません。
- 凹凸があるからこそ、ピースはぴったりとはまるのです。
つまり、あなたや自社の欠点は、
世界という大きなパズルの中で、
あなただけが埋められる特別な場所だと考えます。
欠点との向き合い方
- 素直に受け止める
まず、自分や自社の欠点を正直に認識しましょう。 - 新たな視点で見る
その欠点は、誰かにとって価値があるかもしれません。 - 活用法を探る
欠点を「なくす」のではなく、「活かす」方法を考えましょう。
欠点の再定義
ITの世界から学ぶ
IT業界では、一見「弱点」に見えるものが、実は強みになることがあります。
- 「弱い」→「繊細なコントロールが可能」
- 「古い」→「安定性が高い」「コストが低い」
- 「限定的」→「特定の用途に特化している」
あなたの欠点を強みに
- 現状を観察する
今のお客様は、
あなたの欠点を知った上であなたを選んでいます。
なぜでしょうか? - ヒントを見つける
現在のお客様の中に、
あなたの欠点の価値を見出すヒントがあります。 - 拡大する
その価値をどう広げられるか、考えてみましょう。
最後に
欠点をなくそうとするのではなく、
それを受け入れ、活かす方法を見つけることが、
ビジネスや人生における「逆転の一手」になるかもしれません。
あなたの「欠点」は、実は誰かが探している「特徴」かもしれないのです。
今日から、自分の欠点を新しい目で見てみませんか?
今回のメルマガが、皆さんの一助になれば幸いです。
ご参考ください。
同友会で何を学ぶのか?
~2024年度山形県中小企業家同友会役員研修会に参加して~
「同友会で何を学ぶのか?」
この問いに答えを求めて、2024年度役員研修会に参加しました。
役員の仕事は、自社の経営力強化につながる!
2024年度のスローガン「自社の存在意義を問い直し、地域と共に豊かな未来へ」。
この言葉に込められた思いを、
役員としてどう実践していくか、改めて考えさせられました。
役員を引き受けることで、
業務に支障が出るのでは…と不安もありました。
しかし、研修会を通じて、例会作りや運営への関わりが、自社の経営課題を浮き彫りにし、
解決のヒントになることを実感。
役員の仕事は、自社の経営力強化に直結しているのだと気づかされました。
社長の成長が、会社の成長を牽引する!
山形ピッグファームの阿部社長の報告は、
まさに「社長の成長=会社の成長」。
売上や利益だけでなく、会社の理念や方向性を示し、
組織を率いていく社長の役割の重要性を再認識しました。
同友会で学んだ経営指針書の作成は、その指針となるもの。
社長自らが考え抜き、実践することで、会社は大きく成長できるのだと確信しました。
事業承継にも役立つ同友会の学び
報告では、同友会で学んだ経営理念や手法が、
「我が社らしさ」を残した事業継承に繋がったとのこと。
(阿部社長はガタンをなくすと表現しておりました)
同友会は、多くの中小企業が抱える事業承継の課題解決にも貢献しているのだと、
改めて認識しました。
経営者の姿勢を問い続ける同友会
同友会が他の団体と異なるのは、
特定の手法や理論を押し付けるのではなく、
経営者自身の姿勢を問い続ける点。
答えは一つではありません。
経営者自らが考え、答えを見出す。
それは決して楽な道のりではありませんが、
だからこそ、リアリティがあり、本質を突いていると感じます。
同友会での学びは、企業の持続的成長の土台
今回の研修会を通じて、
同友会での学びは、経営者の自己変革と組織強化の土壌であり、
企業の持続的成長に欠かせない存在だと実感しました。
役員として、例会作りや運営に積極的に関わり、
自社の成長、そして地域の未来に貢献していきたいと思います。
それでは、またお会いしましょう。
今日も一日、良い学びを。
ハンズバリュー株式会社の島田慶資でした。