【週刊島田慶資】2026年、新春の御挨拶「伝えてもらえる関係性」が育む、人を生かす経営の形

皆様、こんにちは! ハンズバリュー株式会社の島田です。

※社内で回覧していただいているお客さまがいらっしゃいました。ありがとうございます!!著作を明記していただけるのであれば、自由に配布ください。

メールマガジンの感想、お待ちしております! 「読んでるよ」と言っていただければ励みになります(^_^)

目次

独り言コーナー

❶皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 今年の占いでは、島田慶資の第二章が始まるとのこと。どういう意味なのか全くわかりませんが、期待しておきます。

❷冬休みの宿題で、出版社3社に書籍出版の企画を持ち込んでみました。言うのはタダですから、言わなきゃ損ですよね。 ダメ元で企画を持ち込んでいますが、本当にダメだったらちょっと悲しい(/_;)

❸年末年始は大雪の予報が出ていたので、万一に備えて引きこもり体制を整えようとヤマヤで箱ワインを買い込んでおきました。 いつ大雪が降っても、家でゆっくり作業しながら飲めるように……と意気込んでいたのですが、結局ほとんど雪は降らず、ただただ箱ワインが空っぽになっただけでした。

❹妻は小学校の先生をしているので「年賀状仕舞い」なんて言葉まで飛び交う中でも、うちにはたくさんの年賀状が届きます。 先生だからこそなのか、届くメッセージの一つ一つに重みがあります。 ただの「あけましておめでとうございます」では終わらず、自分の教育観、最近のニュースや報道への意見などが丁寧に書かれていました。 まるで短い意見交換の場になっているようです。こういう年賀状は、確かにいいものだなと思いますね。 ❺うちの坊やは、年末年始に妻の知人やおじいちゃんおばあちゃんたちからトミカを大量にいただきまして、もう大満足の様子で毎日ご機嫌。 引っ越しの準備で確認したところ、息子のおもちゃの総量は中型のダンボール箱にぎゅうぎゅう詰めでちょうど8箱分……。 これ以上トミカが増えるのは、さすがに僕もどうしたものかと頭を抱えています。 喜んでくれるのは嬉しいけど、置き場所と管理が大変で、そろそろ「トミカ専用倉庫」が必要になるんじゃないかと本気で悩んでいます(笑)。

島田の気になるニュース

❶生成AIの利用は一般化しましたね。毎日活用しています。議事録の執筆などは、もはや機械がやる仕事です。当社ではシステム開発のエンジニアとしても活躍していただいています。 
宮城県、全職員に生成AI有償版アカウント付与へ…1人年間132時間分の業務削減を試算

❷生成AI関連ニュース。女帝の南場社長は「生成AIにオールベッド」と言っていました。全くその通りです。ご一読ください。 
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❸採用は企業の実力がでるものだと考えています。リクナビやIndeedなどの広告媒体、SNS活用などは表面的な打ち手で魅力的には見えません。
魅力ある仕事、文化、仲間をつくれていますか? 厚生労働省 採用と定着 成功事例集

❹生成AI分野はアメリカか中国のいずれかが覇権を取りそう。メタが買収したマヌスは中華企業。日本企業では到底到達できないレベルで競い合っているものと考えます。 
グーグルNano Banana級に便利 無料で使える画像生成AI「Qwen-Image-Edit-2509」の実力

❺生成AIの導入が進むにつれて、事務職の雇用がどんどん減っています。すでに日本でも、プログラマーの新卒採用は明らかに下火になりつつあるように感じます。 でも、歴史を振り返ってみると、移動手段が馬車から自動車に変わったときも、同じようなことが起きました。 当時は馬車関連の仕事が大量に消えましたが、その代わりに自動車保険の営業や損害査定、自動車メカニック、ガソリンスタンド、ドライブスルー、高速道路の整備員など、新しい仕事が次々と生まれました。 生成AIによって失われる仕事がある一方で、きっとまた新しい仕事が生まれてくるはずです。 なぜなら、人間の欲望は底なしだから。もっと便利に、もっと楽に、もっと面白く……と、際限なく求め続ける限り、技術はそれを満たすための新しい役割や職業を必ず生み出していくと思います。 
「AIなら週末も無償で働く」と、アナリストを全員解雇したVCの現在…113億円ファンドを運営、他VCでも人員50%削減予測も

【新春特別号】米軍がベネズエラ介入!?「善意の経済政策」が国を滅ぼすメカニズムと日本の危機

皆様、あけましておめでとうございます。ハンズバリュー株式会社の秘書・勝瀬ヒデコです。

本年も、島田と共に日本の経済、そして世界の動きを鋭く分析してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

勝頼ヒデコ

2026年の幕開け早々、世界を揺るがす衝撃的なニュースが飛び込んできましたね。 アメリカ軍がベネズエラの首都カラカスを強襲し、大統領を拘束・逮捕したという報道です。

まさか、現代においてこれほど直接的な地上侵攻が行われるとは…。 お正月、実家に帰省していた際、私のお父さんもテレビのニュースを見ながら険しい表情を崩しませんでした。 「ヒデコ、これは単なる一国の政変ではないぞ。中国・ロシアを見据えたアメリカの巨大な地政学的な一手であり、私たち日本人の生活にも直結する話なんだ」

本日は、注目が集まるベネズエラの「経済破綻の正体」とその裏にある「地政学リスク」について皆様と勉強していきたいと思います。

本日のテーマ『ベネズエラに学ぶ「善意の政策」の罠と、迫りくる台湾有事の影』

ベネズエラといえば、かつては石油資源で潤っていた国。現在も埋蔵量は世界一位です。なぜこれほどまでに経済が崩壊し、物不足に陥ったのでしょうか。 「価格統制」と「為替統制」がいかに国を滅ぼすか、その恐ろしいメカニズムをご紹介します。

キーワードは「現実から切り離された善意」です。

① 「貧しい人のために」が生んだ悲劇

順を追って見ていきましょう。

  1. 善意の輸入(20ドル):国際価格10ドルの小麦粉を、政府が非効率なルート(賄賂など含む)で20ドルかけて輸入します。この時点で国の外貨が流出します。
  2. 強制安値販売(3ドル):「貧しい人でも買えるように」と、政府は販売価格を3ドルに固定。差額の赤字は石油マネーで補填します。
  3. 国内産業の壊滅:国内農家が小麦を作るには5ドルかかるとします。しかし、売値は3ドルに固定されているため、作れば作るほど赤字に。農家は廃業し、国は輸入に完全依存する体質になります。
② 腐敗を生む「二重の為替レート」

さらに致命的なのが「為替統制」です。 

  • 公定レート:1ドル=10ボリバル(政府が決めた超有利なレート)
  • 闇レート:1ドル=1000ボリバル(実勢レート) 

この乖離が何を生むか。「食料輸入のため」と嘘をついて公定レートでドルを手に入れ、それを闇市場で流せば、何もしなくても巨万の富が得られます。 結果「書類上は輸入したことにして、実は輸入していない(横流し)」という腐敗が横行し、モノが国内に入ってこなくなります。(電通や博報堂などの大手企業の中抜き問題が可愛く感じますね)

③ 「セルフ・ダンピング」による密輸 

極めつけは、国内価格(3ドル)と隣国価格(10ドル)の差です。 国内で安く買い占めた小麦粉を、隣のコロンビアに持ち出して売れば大儲けできます。政府が巨額の赤字を出して安くした商品を、国民ではなく密輸業者が食い物にする。 所謂「政府によるセルフ・ダンピング」です。

結論として「善意で価格を抑え、為替を管理した結果、生産・輸入・流通すべてが壊れ、外貨不足と物不足が同時に発生した」のです。 これは社会主義どうこう以前に、経済の「価格メカニズム」を無視した設計ミスが招いた必然の崩壊でした。

なぜ今、アメリカは動いたのか?

では、なぜ2026年の今、アメリカは強硬手段に出たのでしょうか。私は、その視線の先に「中国と台湾」を見ています。 「中国が台湾への侵攻能力を完成させると言われていた時期が迫っている。もし台湾有事が起きれば、日本のシーレーン(海上輸送路)は遮断され、物流は壊滅的な打撃を受けるだろう」 もしホルムズ海峡や南シナ海が封鎖されれば、日本に入ってくるエネルギーは途絶えます。

「ガソリン価格がリッター300円を超える時代が来るかもしれない」と危惧しています。

今回のアメリカの行動は、中国・ロシア勢力圏である中南米(ベネズエラ)の橋頭堡を先に叩き、背後の憂いを断つための戦略的な動きだったのではないか――。そう考えると、これは対岸の火事ではありません。

経済は「理論」と「地政学」の両輪で

「経済を知るには、数式や理論だけでなく、泥臭い国際政治や地政学もセットで考えなければならない」私は、そう考えます。

ベネズエラの人々が直面している苦難、そしてこれから世界で起こりうる紛争のリスク。 私たちは経営者として、最悪のシナリオ(物流停止やコスト急騰)に備えつつも、やはり最後にはこう願わずにはいられません。

「人類が皆、幸せで豊かに、平穏に暮らせる世の中であってほしい」 

2026年、激動の年になりそうですが、どんな荒波も皆様と共に知恵を絞って乗り越えていきたいと思います。 本年も、ハンズバリュー株式会社をどうぞよろしくお願いいたします。

それでは、次回の配信もお楽しみに! 今週もどうぞよろしくお願いいたします。

"勘"頭言 / Prefatory Note【“勘”頭言】2026年、新春の御挨拶「伝えてもらえる関係性」が育む、人を生かす経営の形

皆様、謹んで新春のお慶びを申し上げます。 ハンズバリュー株式会社の島田でございます。

旧年中は多大なるご厚情を賜り、誠にありがとうございました。 2026年という新しい年が、皆様にとって希望に満ちた素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

年末の朝礼で気づかされた「最高の褒め言葉」

新年最初のメッセージは、昨年末の仕事納めの日、当社の「エンゲージメント朝礼」で従業員さんからいただいた、ある「気づき」のお話から始めたいと思います。 当社では毎日、経営指針書を元に自分自身の意見を発表し、全員で深掘りする時間を設けています。その中で、あるメンバーがこんな話をしてくれました。

「この会社には、ちゃんと『伝えてもらえる関係性』があるのが嬉しい」

この言葉に、私はハッとさせられました。 世の中では「報・連・相(ほうれんそう)を徹底しよう」「活発な意見交換をしよう」とルールや仕組みばかりが議論されがちです。しかし、その手前にある「この人になら話したい」「この人からの言葉なら聞き入れたい」と思える関わり方こそが、何よりも重要なのではないでしょうか。

ルールよりも「相手への気遣い」を

「伝えてもらえる関係性」は、強制されてできるものではありません。 そこにあるのは、ルールや仕組みではなく、一人ひとりの「相手への気遣い」です。 では、その「気遣い」の源泉はどこにあるのか。

私は、同友会で学ぶ「経営指針」の三つの柱、すなわち「科学性・社会性・人間性」のバランスにあると考えています。

  • 数字や論理(科学性)だけでも人は動きません。 
  • 大義名分(社会性)だけでも具体性に欠けます。
  • 情(人間性)だけでも組織は成り立ちません。

三位一体となって経営指針に宿っているからこそ「何のために自分はこの会社で働いているのか」を社員一人ひとりが自分事として捉えられる。 その納得感が、心地よい「気遣い」を生み、文化を作っていくのだと確信しました。

素晴らしい気づきをくれた従業員さん、そして共に企業文化を醸成してくれている仲間に、改めて深く感謝する一年のスタートとなりました。

2026年の挑戦「情熱を深め、夢を形に」

2020年から始まった私の同友会への情熱は、2025年の多くの挑戦を経て、いよいよ2026年、さらに深いステージへと向かいます。

私には、一つの大きな個人的な夢があります。 それは「当社の経営指針発表会に、全国から同友会の仲間を呼び、私たちの指針を皆さんに見ていただくこと」です。

全国各地で開催される大会に足を運び、Facebookなどを通じて少しずつ全国に仲間を作っているのも、この夢の実現のためでもあります。 同友会で大切にされている言葉に「気張らず、焦らず、諦めず」というものがあります。

2026年、私はこの言葉を胸に、地域の皆様、そして全国の仲間と共に、より一層学びを深めていく所存です。 皆様、本年もハンズバリュー株式会社、ならびに島田慶資をどうぞよろしくお願いいたします。

2026年 元旦 ハンズバリュー株式会社 代表取締役 島田 慶資

今週もよろしくお願いします。

実店舗に効く話 / Stories of Success in the Physical Store.【実店舗に効く話】スタバのレシートの裏に書いた「40個の強み」。
点と点が線になり、唯一無二のブランドになる話

あけましておめでとうございます! ハンズバリュー株式会社の津名久ハナコです。

皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたか? 私は祖母の家で、久しぶりにのんびりと(?)過ごしてきました。

大晦日は、祖母と母が作ってくれた天ぷら蕎麦をいただきながら、祖父、父、叔父たちと恒例の「日本酒飲み比べ大会」を決行🍶 男性陣に負けないくらいしこたま飲んで、元旦は誰よりも早くスッキリ起きるのが私の特技です(笑)。 昔は強かった祖父や叔父たちが、年々お酒に弱くなっていく姿を見て、「ああ、みんな歳を重ねたんだなぁ」なんて、少ししみじみしたりもしました。

本年も、ハンズバリューと津名久ハナコをどうぞよろしくお願いいたします!

さて、そんなお正月休み、東京でカフェを開業した同級生・アサコちゃんと会う機会がありました。 場所はスターバックス。 「女子会」と称して盛り上がったのですが、そこでハナコ流・経営コンサルティングが炸裂してしまいました。

本日は、そこで話した「弱みを捨てて、強みで勝つ方法」についてシェアしたいと思います。


アサコちゃんと入ったスターバックス。 彼女は東京で個人経営のカフェを営んでいるのですが、悩みがあるようでした。

「東京はライバルが多くて、なかなか特徴が出せないの。インスタも頑張ってるけど埋もれちゃって…」 と、ため息交じりのアサコちゃん。

「任せておきなさい!」 私はすかさずカウンターへ行き、店員さんに「ケーキ2つ追加でお願いします!」と注文。 「えっ、さっき3つ食べたじゃない…」とドン引きするアサコちゃんを横目に、糖分補給完了。さあ、コンサルティングの開始です!

中小企業は「弱み」を直しちゃダメ!?

まず、アサコちゃんに伝えたのはこれです。 「中小企業や個人事業主は、弱みを見ちゃダメ。強みを磨くの!」

弱み(マイナス)を一生懸命直しても、行き着く先は「マイナスが消えただけの、特徴のないゼロの会社」です。 でも、たとえマイナスがあっても、「ここだけは誰にも負けない!」という強み(プラス)が一つあれば、お客様は来てくれます。

40個の強みを探す「グッドポイント40」

私はアサコちゃんに、スターバックスのレシートの裏を差し出して言いました。 「この裏に、自分の店の強みを40個書いてみて。お客様に言われたことでも、自分のこだわりでも何でもいいから」

「えー、40個も!?」 と言いつつ、10分後。彼女はなんとか40個を書き出しました。 「やってみると、私の店ってこんなに強みがあったんだってビックリしたわ」

そうなんです。自社を振り返る時間は本当に貴重。 でも、ここからが本番です。書き出した40個を一つずつ深掘りし「構造」を解き明かしていきます。

「笑顔」と「コーヒー」の裏側にあるもの

リストの最初にあった「笑顔が素敵」と「コーヒーが美味しい」について、私は突っ込んで聞きました。

Q. なぜ笑顔を大事にしているの?

A. 「カフェは癒やしの場所だと思うの。家でも会社でもない、自分だけの時間が欲しい人が来る場所。だから私が元気で迎えて、お客様にも元気になってほしいの」

Q. なぜコーヒーが美味しいの?

A. 「スタバやタリーズも美味しいけど、私の店では『その日の気分』に合わせて3種類の豆を用意しているの。お客様の今のコンディションに寄り添った一杯を出したいから」

なるほど! こうやって深掘りすると、バラバラに見えた強みが繋がってきます。

  • マクドナルド=安くて早い
  • スターバックス=おしゃれ
  • タリーズ=仕事が捗る場所(おじ様たちの聖地?笑)

じゃあ、アサコちゃんのカフェは? 「自宅でも会社でもない、自分が自分を大事にできる空間(サードプレイス)」

これこそが、彼女が本当に売りたかった価値だったのです。

点と点を線にして、最後は「立方体」へ

40個の強み(点)を書き出し、その背景にある「想い」や「構造」を紐解くことで、点と点が繋がり「線」になります。 その線がたくさん集まると「面」になり、最終的には「立方体(立体)」になります。

  • 点(強み):コーヒーが美味しい、笑顔が良い
  • 線(構造):お客様を癒やしたいという一貫した姿勢
  • 立体(ブランド):あそこに行けば、自分を取り戻せる唯一無二の場所

ここまで来れば、もう競合に埋もれることはありません。 アサコちゃんの顔にかかっていた曇り空は、一気に快晴になりました☀

強みの構造化で「選ばれる理由」を作る

「私の強みってなんだろう?」 そう思ったら、まずはレシートの裏でもノートでも構いません。40個、書き出してみてください。 そこには必ずあなただけのビジネスの「軸」が隠れています。

最後、アサコちゃんが「今日はありがとう。これ報酬代わりね」と、追加注文したスタバのケーキをご馳走してくれました(スタバのケーキでゴメンね、と笑いながら)。

「次は東京のお店に行くから、最高に美味しいコーヒーとケーキで『おもてなし』してね!」 「もちろん!経営相談もよろしくね!」

そんな約束をして別れました。 今年も、皆様の「強み」を見つけ、磨き上げるお手伝いを全力でさせていただきます!

「うちの強み、40個も出るかな…?」 そんな不安がある方は、ぜひハンズバリューにご相談ください。一緒に宝探しをしましょう!

ぜひご参考ください。

偏集考記 / Editorial Post【偏集考記】「手取り」から「利益」へ。立場が変われば、見える景色も、やるべきことも変わる。

ハンズバリュー株式会社の変革者・作家の島田慶資です。

はじめに、大切なお知らせがございます。 来たる2月24日、山形県中小企業家同友会の新庄最上支部にて、私の「体験報告」を行わせていただくことになりました。 普段、島田は飲み会にはほとんど参加しないのですが、今回はゲストということもあり討論の後の懇親会にも出席いたします。 「島田と一緒にお酒を飲みながら、夜遅くまで経営について語り合いたい」という熱意ある皆様、ぜひ会場でお会いしましょう。

皆様と深い学びを共有できることを、今から楽しみにしております。

個人事業主の感覚を、改めて見つめ直す

さて、先日、多くの個人事業主(フリーランス)のお客様とお話しする機会をいただきました。 彼らと対話する中で、私自身がかつて持っていた「個人事業主としての感覚」を鮮明に思い出すことができました。

個人事業主の収支感覚は、非常にシンプルです。 「売上」があり、そこから外注費などの「外部への支払い」を差し引いた残り。 それがそのまま自分の「手取り(生活費)」になる、という感覚です。法人で言うところの「売上総利益」が個人の収入に直結している状態です。

この枠組みの中にいると、どうしても「会社として利益を管理する」「利益を蓄積して未来へ投資する」といった、経営的な視点が持ちづらくなります。

関わりを持たせていただきました個人事業主の皆様は口を揃えて「数字に弱くて…」と言っていましたが、 数字に弱いわけではなく構造的に「利益」という概念に関心が向きにくい仕組みになっているのだ、と改めて認識しました。

「立場」が変える、経営の解像度

一方で、法人化すると景色は一変します。 経営者の収入は「役員報酬」として切り離され、会社の「利益(営業利益、経費、経常利益など)」は会社のものとして独立した存在になります。 この分離があって初めて、経営者は「利益の管理」や「利益の蓄積」に対して、客観的かつ強い関心を持てるようになるのです。

これは非常に大きな気づきでした。 自分が成長し、環境が変わり、立場が変われば当然ながら「見えてくる景色」が変わります。 そして、見えるものが変われば、必然的に大切にする「価値観」も変わります。価値観が変われば、日々の「行動」もまた、変わらざるを得ないのです。

経営指針とは、自分の「立ち位置」を打ち立てること

「経営指針」を創るということは、単に計画を立てることではありません。 それは、自分自身の価値観を再定義し、現在の自分の「立ち位置」をはっきりさせ、そして「どの高みを目指すのか」という目的地を自ら打ち立てる行為です。

現時点での立ち位置が、理想より下がっていようが上がっていようが、それは本質的な問題ではありません。

大切なのは、自分が決めたその「高み」に向かって、真っ直ぐに到達できるかどうか。その一点に尽きるのではないでしょうか。

創業時の想いを胸に、さらなる成長へ

僕自身、売上ゼロ円から創業した当時の苦しさを思い出しながら、先日、個人事業主向けの「経営姿勢確立セミナー」にて、微力ながら伴走させていただきました。 同友会という学びの場、運動の場には、今でも私を成長させてくれるヒントが溢れています。

2026年も、私は貪欲に学び、成長し続けたいと考えております。その姿を通じて、地域の皆様に、そして共に歩む仲間に貢献していく所存です。

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。 良い学びを。

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