【週刊島田慶資 軽量版】地域をホームグラウンドに変える経営術

皆様、こんにちは! ハンズバリュー株式会社の島田です。

メールマガジンの感想、お待ちしております! 「読んでるよ」と言っていただければ励みになります(^_^)

目次

独り言コーナー

加齢により身体能力の低下

❶12月1日で43歳になってしまいました。免許の更新もあわせていってきました。たくさん勉強したい意向(?)を汲んでくださって更新のための講習は2時間コースでした。 動体視力の低下のグラフが刺さります。元気で体力あるのも若いときだけだと考えると、より一層、精一杯誇り高く生きたいと思いました。

❷ハンズバリュー株式会社の公式ホームページをリニューアルしました。 観光業向けの内容に仕上げておりますが、観光が重要産業である東北においては、観光に全く関わっていない企業さんはいないことでしょう。 経営理念や10年ビジョン、事業領域もしっかりと表現できました。大変満足しています。

❸酒田のお客様を訪問するときに月山道を通りますが、雪で真っ白。おっかないです…。 おそらく四駆のハイエースが盛大に自爆事故をおこしていたので、運転の緊張感がMAXになりました。

❹激動の11月が終わり、12月にも余波が残っています。ただ、乗り越えられたという安堵感が大きいです。 同友会の体験報告は軽く見てはいけませんね、年間で1回程度がちょうど良いように感じます。大変、大変でした😂

❺坊やの発表会が開催されました。10月頃の運動会では、課題として取り組んだ集団行動ができるようになり、成長を実感することができました。 一方で、自己主張をしたがる様子も見られ、皆で「大成功~」と声を合わせる場面で、ひとりだけ「大失敗~」と叫ぶなどの行動が見受けられました。 さらなる成長に期待ですね。

島田の気になるニュース

❶やっと能登半島地震の予算が補正で付きました。遅すぎる。 なお、国民民主党の手取りを増やす政策は見当たりません。国会で予算を修正していただきたいと思います。 
【詳しく】政府 新たな経済対策を決定 事業規模39兆円程度
総合経済対策2024のポイント整理
経済産業省の中小企業・小規模事業者の関連予算

❷カスタマーハラスメントで、実名公開。三重県で4月より実施予定とのこと。 旅館さんのご支援をしていると、楽天トラベルやじゃらん等の口コミ点数をゆすりのネタにクレームをつける悪質な旅行者によく遭遇します。全国でも導入されることを望んでいます。 
【悲報】店員「カスハラされた」役所「じゃあそいつの名前公開するわw」

❸人手不足と最低賃金引き上げに関する報道まとめ。『現在の経営環境では』時給1,500円時代は厳しいでしょう。ただ、トリドールホールディングスは人手をかけて成長を目指すようです。色んな考えが合って楽しいですね。
最低賃金が1500円に引き上げられたら。5割の企業が自社の賃上げは「できないと思う」、対応策は「価格転嫁・値上げ」が37%
省人化の時代に、なぜ丸亀製麺は“増人化”へ舵を切ったのか?トリドールHD粟田社長が語る「体験価値」

❹確定なんでしょう。大変な時代変化でした。不幸になった人も多いので責任取ってほしいですね。 
コロナは「中国の研究所が起源」 米下院特別小委員会が最終報告書

❺生成AIは信じられない進化をしています。動画の生成も馬鹿に出来ません。最新事例を確認ください。
【すごすぎ】Googleの新しい生成AI、画像1枚から完全にプレイ可能な3Dゲーム世界を作り出してしまうwwwww
AIで衛星画像から土地用途を判別、市の税務職員らチャットGPTで自作…30分の1の費用

【今週の経済入門】マーケティング強化月間「ゲーム理論とマーケティングの関係」

皆さま、こんにちは!今年も残すところわずかとなりましたね。
ハンズバリュー株式会社の秘書、勝頼ヒデコです。
勝頼ヒデコ

今年も大変お世話になりました。12月はマーケティング強化月間です。経済学の観点から、実際のビジネスで活用できる知識を一緒に学びましょう。それでは、本日のテーマについてお話ししますね。

【今日のテーマ】ゲーム理論とマーケティング

ゲーム理論という言葉、聞いたことはありますか?これは、「お互いがどう動くかを考えながら自分の行動を決める」考え方のことです。経済学の基本的な理論ですが、実はマーケティングやビジネス戦略にも大きく役立つものです。

その中でも有名な例が「囚人のジレンマ」です。この理論では、二人の囚人がそれぞれ独立して選択を行う状況がモデル化されています。相手を信じるか裏切るかによって、最終的な結果が変わるというものです。このジレンマを考えると、単に利益を追い求めるだけでは最善の結果を得られないことがあるとわかります。

【例えば…】

ゲーム理論では、『相手より先に行動方針を明確に打ち出す』ことで有利な立場を築く手法があります。相手に「自分はこのルールで動く」と示すことで、その後の相手の選択肢を狭め、自社に有利な展開へと導きます。

【国際政治の例で考えてみる】

国際関係では、互いに大きなリスクを避けながら、自国の立場を有利にしたいと考えます。例えば、北朝鮮が核実験を行う状況を想像してください。

  • 北朝鮮:「自国を守るために核が必要(戦争は避けたい)」と考える 
  • アメリカ:「北朝鮮の核保有は危険だが、戦争は避けたい」と考える

双方は核戦争を望まない一方で、国防や安全保障において譲れない一線を持っています。ここで北朝鮮が「もし攻撃されたら即座に報復する」と先に宣言することで、アメリカはその宣言を無視した場合のリスクを考えなければならなくなります。結果として、アメリカは攻撃を控える方向に動かざるを得なくなり、北朝鮮にとって有利な状況が生まれるわけです。つまり、『先に「こう動く」と公言することで、相手の行動をある程度コントロールする』ことが可能になるのです。

【ビジネスへの応用例】

このゲーム理論的な考え方はマーケティングや価格戦略にも応用できます。例えば、大手家電量販店であるヤマダ電機やコジマは、チラシに『他店より高い場合は教えてください』と記載することで、「うちは常に最安値を追求する」という姿勢を明確に示します。

この宣言によって生まれる効果は競合他社への圧力です。「どこよりも安くします」と先に打ち出すことで、他社は価格を下げなければ顧客を奪われる危機感を持ちます。これにより、他社は値下げか別の戦略を迫られ、身動きが取りづらくなります。

ヤマダ電機やコジマのように、先手を打つ戦略は相手を出し抜くための駆け引きそのものであり、ゲーム理論で示される考え方が実務の場で直接活用されています。

【まとめ】

このように、ゲーム理論をマーケティングに応用すると、競争優位を築けることがあります。重要なのは、自社の強みを活かしながら「相手にどう動いてほしいか」を考えて先手を打つことです。

私たちもこの考え方を学び、自社のマーケティング戦略に活用していきたいですね。経済学は一見難しそうに思えますが、日常生活やビジネスにも直結する実践的な学問です。
今年最後のひと月、経済学を使った戦略を一緒に考えていきましょう!

次回の配信もお楽しみに! 今週もよろしくお願いいたします。

"勘"頭言 / Prefatory Note【“勘”頭言】地域をホームグラウンドに変える経営術

皆様、こんにちは。 ハンズバリュー株式会社の変革者・作家、島田慶資です。

先日、福島県中小企業家同友会が主催する「経営指針を創る会」に参加し、東陽電気工事株式会社の代表取締役、石川格子社長と直接お話を伺う貴重な機会に恵まれました。そこで感じたのは、中小企業が直面する厳しい現実―人口減少や人材確保の難題に対して、どのように戦略的に対応しているのかという点です。

多くの中小企業がこれらの課題に苦慮する中で、石川社長の取り組みは輝いています。本日は、その際に得た実践的な学びを皆様と共有させていただきます😺

『地域をホームグラウンド化する』――この概念は単なるスローガンではなく、中小企業がこれらの課題に真正面から挑むための、極めて実践的な戦略です。福島県白河市で事業を展開する東陽電気工事株式会社・石川格子社長の具体的な取り組みは、この理念を体現する明確な事例と言えるでしょう。

東陽電気工事株式会社

地域との「本気の」関係構築が勝敗を分ける

「地域に根ざす」とは、ただ本社や事務所を地元に構えることではありません。『地域と覚悟をもって関わり、学校や住民との対話を積み重ねる』ことで、企業は初めて地域から必要とされる存在となります。石川社長が打ち立てた戦略は、まさにこの一点に尽きます。

『一点突破』による採用成功

当初、採用難に悩んでいた東陽電気工事は、あらゆる高校やハローワークへの求人を試みても成果が出ない状況でした。そこで石川社長は「一校集中」という決断に踏み切ります。結果は劇的でした。学校担当者と徹底的に向き合い、その学校に通う生徒たちと真剣に接点を築いたことで、地元高校生の採用が安定的に可能になりました。

この成功は、『単なる求人票の配布』から『学校の担任教師や学科教員との密接な対話』へと舵を切ったことが決定打となりました。就職担当教員だけでなく、現場で生徒を指導する教員層にまで踏み込み、企業理念や将来ビジョンを伝え、理解を得る。この地道で「極端なほど地域密着」な行動が、人材確保の最強の武器になったそうです。

離職すらも「信頼強化」の機会とする徹底ぶり

採用後にミスマッチが生じた場合、石川社長はただ退職を受け入れるのではなく『学校側に経緯を詳細に伝え、理解と納得を求める』工程を丁寧にしているとのこと。結果的に、学校からの「安心して任せられる企業」という評価が生まれ、次の“価値観のピタリと合う子”の採用につながる好循環がうまれていると教えていただきました。

「地域をホームグラウンド化」するための自社点検ツール

石川社長の取り組みを聞いて、自社の現状を見つめ直す貴重な時間となりました。皆様はいかがでしょうか?

中小企業家同友会が提供する「企業変革支援プログラム」は、こうした取り組みを“見える化”し、他社との比較や相互学習を促進する『経営の健康診断ツール』です。 本プログラムを活用することで、『自社が本当に地域に必要とされているか』を客観的に評価・振り返ることが可能となります。

※なお、12月は登録強化月間としております。中小企業家同友会の会員の皆様は、ぜひこの機会にご登録をお願いいたします。

「必要とされる企業」になるために

石川社長の事例は、極論すれば『地域と徹底的に交わらなければ、地域に選ばれる存在にはなれない』ことを示しています。人口減少や人材枯渇といった現実は避けられません。しかし、その困難を乗り越える手段は、遠くに求める必要はありません。地元の高校や地域コミュニティと『とことん関わり抜く』極端なほどの地道な行動こそが、企業に「ホームグラウンド」を与え、採用や存続を安定させる鍵となるのです。

ぜひ、この機会に自社の地域との関わり方を再点検し、『地域から必要とされる企業』としての立ち位置を明確にしてみてはいかがでしょうか。

今週もよろしくお願いします。

実店舗に効く話 / Stories of Success in the Physical Store.【実店舗に効く話】マーケティング強化月間「必ず振り返る」と確信できるチラシ作りのコツ ~デモグラフィック分析を超えた効果的な広告戦略~

皆さん、こんにちは。 ハンズバリュー株式会社のコンサルタント、津名久ハナコです。

クリスマスまであと少し、ワクワクが止まりません。キサコ先輩の自宅でクリスマスパーティーを盛大に開催する企画を立てております🎄✨✨

マーケティング強化月間のテーマ

12月は『お客様の商売繁盛を願うマーケティング強化月間』として取り組んでおります。本日は、チラシや広告を通じて、見込み客に効果的に呼びかける方法について、一緒に考えていきましょう。

多くの方が、広告やチラシを作成する際に『20代女性』『30代サラリーマン』といったデモグラフィック属性(年齢・性別・職業等)をもとに想定顧客を設定しているかもしれません。また、『ペルソナ』という手法を用いて、心理的側面(サイコグラフィック属性)に注目し、より深くターゲット心理を分析する方もいらっしゃるでしょう。

おそらく、このメールマガジンをお読みの皆様は、両面から顧客像を描いていることと思います😊

見落とされがちな重要な視点

しかし、ここにひとつの問題提起があります。それは、『分析結果を踏まえて生み出したキャッチコピーやメッセージそのものの「力」』を、どれほど重視しているでしょうか、という点です。

デモグラフィック、サイコグラフィックの分析は、振り返りや戦略立案の基礎資料として欠かせません。とはいえ、チラシや広告で重要なのは、最終的に『顧客を呼び込めるか』どうかです。ターゲット顧客を細かく設定しても、その分析が「現実世界で相手を動かす」エネルギーに転換されなければ、成果にはつながりません。

この『分析を行動喚起に変える視点』が、中小企業のマーケティングでしばしば見過ごされている、と断言してもよいでしょう✨

効果的な広告作りの新しい発想

では、どうすればよいのでしょうか?

想像してみてください。

お客様が渋谷のスクランブル交差点を歩いているところ、その背後からチラシのキャッチコピーを大声で叫んだら、振り向いて一目散に駆け寄り、「ぜひ申し込ませてください!」と声を上げるような状況――。極端な例ですが、これほど『強力なメッセージ』を生み出すことを考えてみてください。

具体例で見る弱いコピーと強いコピー

①弱いコピー

「40代女性のお母さんが喜ぶ肌作り」

このコピーは「対象者(40代女性)」や「欲求(肌作り)」を示していますが、決定的に弱いのは『背中を向けて歩く人を振り向かせるほどのインパクトや差別性がない』ことです。多くの広告がこのレベルの「ちょっとしたニーズ提示」に留まり、お客様の心を動かすには至りません。

②強いコピー

「43歳の私が、大学生に見間違えられた魔法の化粧品があります」

このコピーは極端な表現ですが、『年齢』と『見た目の若さ』を大胆に結びつけ、想像しやすい具体的なシチュエーションを提示しています。このようなコピーは、「なぜそんなことが可能なのか?」という好奇心や衝撃を与え、たとえ振り返らなかったとしても足を止め、気になってしまう強い訴求力を持ちます。

踏み込んだ極論でわかりやすさを追求する

実際のコピー作成では、あまりにも誇張しすぎると信頼性を損ねる場合もありますが、まずは『極論を想定してみる』ことが大切です。たとえば、

  • 『この1枚のチラシを手に取った瞬間、あなたの銀行口座が毎月30万円ずつ増えていく裏ワザが存在します』
  • 『この商品を使った瞬間、あなたの家族が「どうしてこんなに幸せそうなの!?」と泣き出すほどの変化が起きます』

といった突飛な表現を考えてみることで、「何が人を強烈に惹きつけるのか」を見極めるトレーニングができます。あくまで練習として極論を描くことにより、ありきたりな表現から抜け出し、「どんな言葉が人を動かすか」を鮮明に理解できるようになります。

それらの極論を現実的なコミュニケーションに落とし込んでいくことで、実際の広告で『人を引き止め、振り向かせ、行動に導くメッセージ』が生まれるのです。

年末商戦に向けて

年末商戦はすでに佳境です。店内ポップ、手渡しチラシ、ダイレクトメール、SNS投稿、ダイレクトメッセージ――あらゆる場面で、まずは『人を強烈に惹きつけるメッセージづくり』に挑戦してみてください。

皆様のご活躍を、心より期待しております。ぜひご参考ください。

偏集考記 / Editorial Post【偏集後記】第三者の視点がもたらす新たな視点

ハンズバリュー株式会社の変革者・作家、島田慶資です。

我が社では毎年、経営指針書を更新し、経営計画とともに社内外で公表しています。その際、金融機関、中小企業家同友会、社労士や会計事務所など、さまざまな外部関係者にも経営指針書を郵送しています。その狙いは、外部の眼差しをあえて招き込むことで、自社の在り方を客観的に見つめ直すためです。

しかし、最近、山形県中小企業家同友会の矢萩事務局長から、「ハンズバリューの経営指針書は社長個人のモノで終わっていないか」という指摘を受けました。「自分が描く夢や計画は、内側から見ると輝いていても、外から見れば視野が狭い可能性がある」という痛い事実です。

実際、私はこれまで「どう自分が従業員にメッセージを発し、理解を得られるか」という点を強調してきました。しかし、外部の視点から見ると「それは単なる社長の自己満足ではないのか」「従業員の魂を反映した指針になっているのか」という、より根本的な問いが浮かび上がるわけです。経営指針書は、経営者一人の頭の中で完結させてしまえば、ただの独演会。誰も聞いていない、誰も共感しない舞台で延々と演説しているようなものになりかねないと感じました。

第三者の視点

なぜ第三者からの視点が必要なのか。それは、経営者個人が自らの「当たり前」に囚われ続ける限り、現状を超える革新は生まれないからだと考えます。

社内にいると、いつしか「こうあるべきだ」「これが常識だ」と思い込んでしまいます。その一方、外部からのフィードバックや指摘は、経営者ひいては会社全体の安定した「常識」を粉砕してくれる。いうなれば、「痛み」を伴う真の学びです。自分が築いた世界観が、実は砂上の楼閣かもしれないと気づくのは、気持ちのいいものではありません。それでも、変革を志すのなら、そこから逃げてはならないでしょう。

矢作事務局長からの期待

矢萩事務局長が「みんなで作る経営指針書に挑戦できる土壌がある」と言ったとき、私は「ああ、これは経営者個人の肩に背負わせる責任を、従業員や取引先、外部取締役(同友会会員さん)が一緒に担い、本当の意味での“組織としての覚悟”を創れるか」という問いかけなのだと解釈しました。

結局、会社とは内部と外部、利害関係者全てが関わり合い、共に作り上げるもの。外部の批判的な視線を受け入れ、全員で新しい風を取り込まなければ、組織はぬるま湯の中で徐々に死んでいくでしょう。「経営者の独善に組織を晒し続けることは、その組織をゆっくりと破滅に近づける行為でもある」のです。

もちろん、経営者一人で全てを完璧にやり遂げることは不可能です。逆に言えば、自分の小さな器を越えるには外部の力や考え方、批判が不可欠ということ。実際、私は中小企業家同友会の活動や役職を通じて、毎年この「痛み」を味わい、その都度、拙い指針書をより洗練された形に磨き上げてきました。そうした「外圧的な環境」の中に自ら身を投じなければ、人間は楽な方へ逃げ続け、自己満足の世界に閉じこもるでしょう。

変革は自分から、そして成長痛はお友達

ここで大切なのは、「自分が変わりうる環境」を自らつくり出すことです。経営者は忙しく、緊急事態に追われ、重要だが差し迫らない課題を後回しにしがちです。しかし、そのままでは永遠に“自分の見たい世界”しか見えない。だからこそ自らを追い込み、外部からの厳しい問いかけを受け入れる。それが、自己変革への道を切り拓く強制力となる。極論を言えば、「批判と摩擦こそが未来を切り開くガソリン」であり、それなしには成長は停滞するばかりだということです。

結局のところ、私たちは外部からの声にさらされることで、自社の歪みや思い込みに気づき、さらにそれを超えていくことができる。まさに、組織としての意思決定は全員で行い、外部の知見を取り入れて総合的なビジョンを描くことで、はじめて「人々が本当に賛同し、共に上りたいと願う山」が見えてくるのです。孤独な山頂は、決して組織の繁栄を保証しません。関係者全員が苦労して手に入れた共通認識と意思決定こそが、本当の「価値ある山頂」へと導くと信じています。

これを自覚すると、もう元には戻れない。自ら変われない環境を嘆くより、自ら変われる環境に飛び込み、そこから痛みと刺激を得る。その繰り返しが、経営者や組織を未知の領域へと押し上げる「エンジン」になると、島田は痛感しました。

では、またお会いしましょう。今日も、痛みを伴う新しい学びに挑んでいきましょう。

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