皆様、こんにちは! ハンズバリュー株式会社の島田です。
メールマガジンの感想、お待ちしております! 「読んでるよ」と言っていただければ励みになります(^_^)
【独り言コーナー】
❶健康診断で体重減!数値改善していました。資格試験のため、ほぼ断酒していることが効いているようです。
❷経営指針発表会を9月に開催します。経営指針を作る会を卒業して7年目にして外部公開に踏み切れました。
なぜ発表会?どのような意味があるのか?、分かりませんでしたが、現在では最高の社員共育の場として活用しています。
会社の目指す先が分からないで、良い仕事出来るわけないですものね。シンプルですが、気がつくまでに10年近くかかりました。
❸僕のくしゃみと鼻水は慢性鼻炎でビンゴだったようで、毎日のアレグラが効果を発揮しています。
くしゃみ、鼻水が止まれば人生はこんなにも快適だったのかと今更ながら健康の喜びを感じております。健康は大事ですね。つくづく思いました。
❹運転中にメルマガのネタを思いつくことが多いです。
忘れないようにパーキングでとまったときにメモしようとするのですが…既に何個か忘れてしまっているんですよね。良い方法あれば教えてください!
ICレコーダーで録音しようとも考えましたが、録音していると思うとネタが思いつかない。何なんでしょうね、ジレンマがあります😹
❺坊やのお片付けが、効率的になってきています。トミカのおもちゃをまとめて運んで時短を狙っています。
本当に覚えるのが早い。成長が早い。子供の成長は学びがあります。
【島田の気になるニュース】
❶来年度の予算の概算要求が始まっています。中小企業庁のポストから。
来年度も、ものづくり補助金+小規模事業者持続化補助金+IT導入補助金はあるみたいですね。
▶︎https://twitter.com/meti_chusho/status/1829435604838301759
❷最低賃金が50円以上あがりましたね。岸田総理が10年間で1500円を目指すと発言した1年目。
来年以降も50円以上引き上がることは織り込んでおきましょう。社会保険料の削減コンサルが流行りそうですね。
▶︎https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240829/k10014564611000.html
❸内閣府から8月の経済月報が発表されました。日銀資料もあわせて読み込むと?が並びますよね。
▶︎https://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/getsurei-index.html
https://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2024/08nichigin.pdf
❹GDPが悲願の600兆円になりそう。ただ、結果であって未来を保障する物ではないので要注意。
岸田政権と植田総裁の結果は年末以降でしょうね。
▶︎https://news.yahoo.co.jp/articles/6049170dea598543eeb1899d927587e8a6b0bfd4
❺山形県民は、東京に格安で宿泊できるの知っていますか?
県庁が土地をアパホテルに貸しているので激安で借りられます。ただ、繁忙期は申し込んでも断られます。
▶︎https://handsvalue.co.jp/archives/843
【今週の経済入門】納税が苦しいときの支援策
皆様こんにちは、ハンズバリュー株式会社の秘書・勝頼ヒデコです。 いつもメルマガジンをお読みいただき、ありがとうございます。
月末に会社で芋煮会を開催することが決まり、同僚や後輩たちが何を持って行くか、どんなお料理を作るかを楽しそうに話しています。
私も楽しみにしているのですが、秘書という職業病でしょうか… 準備や手配にどれだけの手間がかかるのかを心配してしまい、純粋に楽しめていない自分がいます🙀
さて、今日は最近話題になっている米不足についてお話しします。
大阪府知事の吉村氏が農水省に備蓄米の放出を要請したことから、米不足問題が注目されています。
報道では、昨年の米の品質が高くなかったことや、インバウンドの増加が原因とされていますが、私はこの説明では不十分だと考えます。
米不足の真の原因
米不足の根本的な原因は、日本政府がこれまで余剰生産を無駄とみなし、減反政策(生産調整)で米の生産量を意図的に減らしてきたこと。 減反政策とは、需要に合わせて生産量を調整する政策ですが、今回のように「ちょっとした出来事」が起こると、すぐに物不足が発生してしまいます。
この問題は、米に限らず、他の産業でも同様におこっています。
需給ギャップと国の生産能力
現在、政府は需給ギャップ(供給と需要の差)を埋めることを重視し、過剰な生産を避ける方針を取っています。 しかし、この方針では、災害や戦争などの緊急事態が発生した際に、国内の需要に応じた安定した供給を維持することが困難になります。
特に今回の米不足は、政府の減反政策の根本的な失敗を象徴しています。 国民を守るためには、安定した生産能力を確保することが不可欠であることが確認できました。
生産能力を削減する政策(緊縮財政、金融引き締め政策)は明らかに誤りだと考えます。 過剰な生産はもちろん問題ですが、需要を上回る生産力は実は必要不可欠な能力なのです。
なぜなら、一度失われた生産力を取り戻すには膨大な時間とコストがかかるからです。 そのため、ある程度の余剰生産能力を維持することは、国家の経済安全保障において極めて重要です。 この考え方は、単に米の生産に限らず、多くの産業分野に当てはまります。
予期せぬ需要の急増や災害時の供給不足に対応するためにも、適度な生産余力を持つことは賢明な戦略といえるでしょう。
米不足から学ぶべき教訓
今回の米不足問題は、国の生産能力削減方針に対して強い警鐘を鳴らすものであり、私たちはこれを教訓として学ぶ必要があるでしょう。
国の緊縮財政、金融引き締め政策に対して、私たちはしっかりと「ノー」を突きつけ、国民の生活を守るための安定した生産を求める声を上げるべきです。
食糧安全保障の観点から、一定の余剰生産能力を維持することの重要性を再認識すべきです。 効率性だけでなく、不測の事態に備える柔軟性も必要です。
次の自民党総裁には経済が理解できる人物になるよう祈っております。
では、また次回お会いしましょう。勝頼ヒデコでした。
次回の配信もお楽しみに! 今週もよろしくお願いいたします。
リ・スケジューリングが金融機関との関係に与える影響
皆様、こんにちは。 ハンズバリュー株式会社の島田です。
今の経営環境をどのように乗り越えていらっしゃいますか? コロナ禍が終わってもイマイチな景気感、頻発する災害…予期せぬ事態の連続で、多くの事業者様が厳しい状況に直面されているのではないでしょうか。 経営支援をしている立場として、特に飲食店や温泉旅館など対面サービス業の方々の苦戦が続いている印象です。
そんな中、コロナ期間中に借り入れた資金の返済が始まり、資金繰りの問題が深刻化しています。 「リスケジューリング(リスケ)」という言葉を耳にする機会が増えてきたのではないでしょうか?
リスケとは、金融機関に返済条件の変更を依頼することです。 一見、窮地を脱する良い選択肢に思えるかもしれません。
しかし、皆様にぜひ知っていただきたいのは、リスケが金融機関との関係性に大きな変化をもたらします。 「お客様と金融機関」という関係から、「債務者と債権者」という、より緊張感のある関係に変化がおきます。
では、どのような変化が起こり得るのでしょうか?
1. 信用リスクの再評価が行われます。
リスケは返済能力に問題が生じている可能性を示唆するため、金融機関はあなたの信用リスクを見直します。
その結果、将来の融資条件が厳しくなったり、新規の融資が受けづらくなったりする可能性があります。
2. モニタリングが強化されます。
リスケ後は、金融機関があなたの財務状況をより厳しくチェックするようになります。
定期的な報告を求められたり、事業計画の進捗状況について細かく質問されたりすることが増えるでしょう。
経営の自由度が制限されると感じる場面もあるかもしれません。
3. 心理的な影響も見逃せません。
リスケを依頼することで、金融機関との間に心理的な距離が生じる可能性があります。
以前のような気軽な相談がしづらくなったり、融資担当者とのコミュニケーションがぎこちなくなったりするかもしれません。
経営者の皆様、このような変化を十分に理解した上で、リスケを検討されていますか?
最近は、その認識もなく安直にリスケを奨める方も見受けられます。
短期的な資金繰りの改善と引き換えに、長期的な関係性や将来の資金調達に影響が出る可能性があることを、どこまで意識されているでしょうか?
リスケは確かに経営危機を乗り越えるための一つの選択肢です。 しかし、その意味合いをよく理解し、安易に選択することは避けるべきでしょう。
では、どのように対応すべきでしょうか? 金融機関との良好な関係を維持しながら、事業の改善に取り組むことが重要です。 返済に不安を感じたら、できるだけ早く金融機関に相談し、問題を隠さずに正直に状況を説明しましょう。
そして、返済能力を改善するための具体的な計画を提示することが大切です。
皆様の事業にとって、今何が最善の選択なのか。 じっくりと考え、行動に移していただきたいと思います。
困難な状況は続く前提で考えるのが建設的でしょう。 我々は、コロナ禍で楽観論だけでは飯が食えないことを記憶させられました。
ご質問やご相談がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。 皆様の事業の発展を心よりお祈りしております。
今週もよろしくお願いします。
【売上アップの秘訣】オマケで顧客を魅了!
皆様、こんにちは!
今回は、小売店のお客様から「売上アップのアイデアなーい?」というご相談をいただきました。 その解決策の一つとして「思わず欲しくなるオマケ作戦」という戦略についてご紹介します。
なぜオマケが効果的か?
小売店で売上を増やす方法を考える際、大きく分けて商品単価を上げるか、商品個数を増やすかの2つの方向性がありますね。
今回の「思わず欲しくなるオマケ作戦」では、商品個数を増やすことに焦点を当てたいと思います。
子供の頃を思い出してみましょう。
カード付きのスナック菓子や、ビックリマンチョコ、チョコエッグ(知っている人はいますか?)など、おまけ目当てで本品を買った経験はありませんか?
特に、2000年頃のペプシやコカコーラのボトルキャップは思いで深いのではないでしょうか?
オマケは、顧客の収集欲を刺激し、継続的な購買を促します。
時には、オマケが主役になるほどの魅力を持つこともあるのです。
オマケで顧客を魅了するポイント
オマケで顧客を魅了するためには、いくつかの重要なポイントがあります。
まず、オマケとはいえ品質には妥協せず、高い水準を保つことが大切です。
お客様が商品よりもオマケを期待して買いたくなるほどの魅力が必要となります。
単なる値引きチケットやどこにでもあるようなノベルティではありません。
しっかりと、お客様がほしがる魂のこもったオマケが必要となります。
とある温泉旅館の成功事例
ここで、とある温泉旅館の事例をご紹介しましょう。 この温泉旅館では複数匹猫を飼っており、その猫ちゃんたちがTwitterで大人気となりました。
お客様がその猫たちに会うことを目的に来館されるような流れができてきたのです。
そこで、島田はお客様と相談し、次のような戦略を提案しました。 猫たちの名刺やノベルティーグッズを作成し、お客様に1回の来館につき1個だけ無償で提供するというものです。
複数匹の猫がいるため、来館するたびに一匹ずつ猫のグッズが揃っていきます。
このようにすることで、お客様が何度でも来館したくなり、「今回は何匹目の猫のグッズがもらえるだろう」という楽しみも生まれます。 お客様が何を欲しがっているのか、自社に何を期待しているのかを考え、それに基づいておまけを設計していくという良い例となっています。
一番簡単なのは、既に人気のある版権グッズをノベルティ化することです。 これは誰もが欲しがる方法ではありますが、中小企業ではそういったことは難しいでしょう。 そのため、自社で魅力を作り出し、その魅力を欲しがるお客様を作り、そのお客様にリピートしてもらうことが、この作戦では重要になってきます。
オマケの次は?
お客様からの反応がよければ次を狙いましょう。 収集欲を刺激するようなシリーズ展開です。
おまけと本品の世界観を統一し、相乗効果を狙うことも効果的です。 シークレットアイテムの導入によって、顧客にワクワク感を提供することも重要ですね。
実践のためのヒント
おまけのシリーズ化を実践するにあたっては、いくつかのポイントに注意が必要です。
まず何より、お客様が欲しいと思うような魅力的で品質の高いおまけを提供することが重要です。 単発の販売で終わらせるのではなく、次の購買につながる仕掛けを考えることも大切です。
商品自体もシリーズ化し、顧客が繰り返し購入したくなる仕組みを作ることで、さらなる効果が期待できます。 上記の取り組みを通じて、おまけを通じて顧客の購買頻度と購買点数を増やすことが可能となります。
まとめ
シリーズ化されたおまけは、顧客の購買意欲を高め、売上アップに大きく貢献します。
ビックリマンやチョコエッグのように、おまけが主役になるほどの魅力的なシリーズ展開を目指すことで、大きな効果が期待できるでしょう。
重要なのは、顧客が無理なく、好んで、前向きに何度も購入したくなるような戦略を立てることです。 おまけの魅力を高めることで、自然と顧客の購買行動を促進できるのです。
この戦略を上手く活用し、貴社の売上アップにつなげていただければ幸いです。
ぜひご参考ください。
専門家の意見と自分の直感
今回は、最近私が経験したことから学んだ大切なことをお話しします。
先日、私は皮膚のトラブルで悩んでいました。 かゆみがひどくて、夜も眠れないほどでした。そこで、皮膚科の先生に診てもらいました。
先生は「肌を清潔に保ち、保湿クリームをしっかり塗ることが大切です」とアドバイスをくれました。 確かに、それは正しい助言だと思いますよね。 専門家の先生が言うことだから、間違いないはずです。
そこで、先生の言う通りに毎日肌のお手入れをしました。 でも、1週間たっても2週間たっても、症状はあまり良くなりませんでした。「おかしいな」と思い始めました。
ここで大切なことに気づきました。 専門家の意見は確かに重要ですが、自分の感覚も同じくらい大切なんです。 「良くならない」という自分の感覚を無視せず、もう一度考え直すことにしました。
そこで、別の病院で second opinion(セカンドオピニオン)を求めることにしました。 セカンドオピニオンとは、別の専門家に意見を聞くことです。
すると驚いたことに、新しい先生は「体質かもしれません」と教えてくださいました。
この経験から学びました。 専門家の意見を聞くことは大切だけど、自分の感覚も同じくらい大切にすること。
この学びは、経営にも当てはまります。
例えば、経営コンサルタントや商工会の職員さんから「あなたの会社の課題は●●●だよ」と言われたとします。 でも、自分では違うことに課題を感じているかもしれません。
このとき、どうすればいいでしょうか? ここで大切なのは、次の3つのステップでしょう。
1. 専門家の意見をよく聞く
先生の意見には、きっと理由があります。 まずはその理由をよく聞きましょう。
2. 自分の気持ちをしっかり考える
自分は本当はどうしたいのか、じっくり考えてみましょう。
3. 必要なら他の人の意見も聞く
他の人の意見を聞くのも良いでしょう。
そして最後に、これらの情報を踏まえて自分で決めることが大切です。
専門家の意見は確かに重要です。 でも、自分の気持ちや経験、直感も同じくらい大切なんです。
この2つのバランスを取ることで、より良い選択ができるはずです。
皆さんも、何か重要な決定をするときは、周りの意見を聞きつつ、自分の気持ちにも耳を傾けてみてください。 そうすることで、自分に本当に合った選択ができるはずです。
これからの人生で、きっと大切な選択をする機会がたくさんあると思います。
そんなとき、この話を思い出してもらえたら嬉しいです。
それでは、またお会いしましょう。 今日も一日、良い学びを。
ハンズバリュー株式会社の島田慶資でした。