【週刊島田慶資 軽量版】金融機関を納得させる経営改善計画書の7つのポイント

皆様、こんにちは! ハンズバリュー株式会社の島田です。

メールマガジンの感想、お待ちしております! 「読んでるよ」と言っていただければ励みになります(^_^)

【独り言コーナー】

❶オリーブオイルを買いにでかけたら、ビックリするぐらい値上がりしていました。 2千円ちかい高級品になっていて、びっくりしました。

❷7月から新しいメンバーをお迎えして、新体制を構築しています。 よりお客様に寄り添ったサポートが出来るように強化します🐈🐈

❸島田の血液検査の結果が出ました!まったくアレルギー反応なし!原因不明の鼻炎です。 花粉症のお薬は効くんですけどね…。まったくわかりません、困った😹

❹やまがたIT組合さんのフェアで登壇させていただきました。 懐かしい知人ともお会いできて大満足です。

❺坊やがYouTubeを見すぎて、妻からかなりきつめに叱られていました。 YouTubeの代わりとなるような関わりが出来れば良いのでしょうが、うーん。どうしよう。

【島田の気になるニュース】

エクセル専用のAIが開発されたとのこと。これ、めちゃくちゃ助かりますよね。▶︎https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2407/17/news052.html

条件で会社を選んで、人間関係で辞める。…と思っていたら。業種による偏りはあるんでしょうけど。 20代の約9割が「給与が高い企業は志望度が上がる」一方で、転職時の年収アップは「最優先ではない」▶︎https://webtan.impress.co.jp/n/2024/07/19/47390

やっぱり、賃上げは最大上げ幅を更新しますよね。 大手のパート時給、最低賃金に先行 中小・零細は追いつけ▶︎https://www.nikkei.com/article/DGKKZO82301740U4A720C2EP0000/

ドル円の適正価格は、1ドル130円程度とのこと。 経済学は適正価格はわかりますが”何時”がわからないんですよね。タイミングがわかれば大もうけできるのですが😹 ▶︎https://www.zakzak.co.jp/article/20240718-Q5QQS7ON4VNHTDFNERIPQGAJQI/

専門家向け資料。経営企画室は日本だけ。びっくり。 予算管理などについては出来ている一方、業績管理や意思決定が経営企画などでできていないと論じています。 外部専門家や社外取締役の活用が必要なんでしょうね。 ▶︎https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/seizo_sangyo/pdf/016_04_00.pdf

【今週の経済入門】「最低賃金引き上げと中小企業の現実」

皆様こんにちは、ハンズバリュー株式会社の秘書・勝頼ヒデコです。
いつもメルマガジンをお読みいただき、ありがとうございます。

最近、会社の同僚たちと浴衣を着て花火大会に参加しました! 久しぶりのイベントで気分がとても盛り上がりました☺

さて、今回は最低賃金引き上げと中小企業の現実についてお話しします。

2024年度の最低賃金が全国加重平均で時給1,054円を目安とすることが決まりました。 特に1,000円以下の最低賃金である山形県や福島県などでは過去最高の賃上げ率となる見込みです。 この引き上げに対し、島根県の丸山知事は「(賃上げ目標を)達成できる状況をつくられていない、政治責任だ」と述べており、正しい経済認識だと考えております。

Yahoo!ニュース:https://news.yahoo.co.jp/articles/7263b78c87a6eeafab7b633f978affc3b2418753

日経新聞などの報道各社は「生産性を上げろ」という主張です。

しかし、中小企業の支援をしている我々の目線は異なります。 なぜなら、中小企業の現実は厳しいからです。

  1. 価格決定力の弱さ 大企業との取引では、価格交渉力が弱く、コスト増を価格に転嫁しづらい状況にあります。
  2. 設備投資の難しさ 資金力の制約から、大規模な設備投資や技術革新が困難です。
  3. 人材確保の課題 大企業と比べて給与水準が低く、優秀な人材の確保・定着が難しい状況です。
  4. 地域経済の実情 特に地方では、経済状況が厳しく、急激な賃上げに対応できない企業も多いです。
  5. 業種による差 サービス業など労働集約型産業では、生産性向上に限界があります。

こうした状況下で、単純に「生産性を上げろ」と言われても、現実的には難しいのが中小企業の実情です。 賃上げを達成するならば、自然と売上増になる経済環境の整備こそが政治に求められるものと考えております。

最低賃金引き上げの議論では、中小企業の現実を十分に考慮し、きめ細かな対策を講じる必要があるでしょう。 単純な生産性向上論ではなく、中小企業の経営実態に即した支援策と、持続可能な経済成長の両立を目指すべきと考えます。

 

読者の皆様からのご意見・ご感想をお待ちしております!

今回のメルマガはいかがでしたか? 皆様からのご意見・ご感想をぜひお聞かせください。 また、取り上げてほしいテーマやご質問などございましたら、お気軽にお寄せください。

では、また次回お会いしましょう。勝頼ヒデコでした。 今週もよろしくお願いいたします。

金融機関を納得させる経営改善計画書の7つのポイント

皆様、こんにちは。 ハンズバリュー株式会社の島田です。

最近、きらやか銀行をはじめ、山形銀行や荘内銀行などの地方銀行…、 さらには信用金庫や信用組合のお客様から、融資の返済に困っているというお声をたくさんいただいています。

このような状況下で、金融機関とのコミュニケーションを円滑に進めるための重要な資料が「経営改善計画書」です。 今回は、この経営改善計画書を作成する際の7つの重要なポイントについてお話ししたいと思います。

  • 貸借対照表の吟味と損益計算書の調整 まず、前年度の貸借対照表をしっかり見直し、それを基に損益計算書を調整することが大切。 無駄を省き、勘定科目を適切に見直さないと、計画の実現可能性が大幅に低下してしまいます。

  • 現実的な売上・費用の見込み 過去のトレンドだけに頼った数字や、根拠のない右肩上がりの売上予測、非現実的な費用削減は避けましょう。 部門や地域ごとの売上予想、新しい販売体制に合わせた組織図、そしてSWOT分析などの経営理論やフレームワークを活用した予測が求められています。

  • 金融機関が納得できる返済計画 経営改善によって生み出されるキャッシュフローを、協調融資している各銀行にどのように振り分けるかを明確にしなければなりません。 返済原資の振り分けが適切でないと、計画自体が認められない可能性があります。

  • モニタリングを見据えた計画 計画を立てるだけでなく、その後のフォローアップまで考慮に入れることが重要です。 組織ごとの実績と計画の比較、差異分析、ローリングプランなどが社内から自然に出てくるような体制づくりが望ましいですね。

  • 具体的な改善施策の明示 経営改善のための具体的な施策を明確に示すことが重要です。 例えば、コスト削減策、新規事業の展開計画、人材育成プログラムなど、実行可能で効果的な施策を盛り込みましょう。 金融機関に対して改善への本気度を示すことができます。

  • リスク分析と対応策の提示 計画には必ず想定外の事態が発生します。 それらのリスクを事前に分析し、対応策を準備しておくことが重要です。 市場環境の変化、競合他社の動向、法規制の変更など、様々な角度からリスクを洗い出し、それぞれに対する対策を計画に盛り込みましょう。

  • 経営者の決意表明と社内の共通認識 経営改善計画は、経営者の強い決意と社内全体の共通認識があって初めて実現可能となります。 計画書には経営者自身の言葉で改善への決意を示し、また社内への浸透策も含めることで、金融機関に対して計画の実効性をアピールできます。

上記のポイントは、金融機関や会計のプロである税理士・会計士の先生方でも、まだ十分に対応できていない場合があります。 決算書の見方については彼らはプロ中のプロですが、経営者の想いや、従業員との関わり合いまでを含めた計画作りは容易ではありません。

私たちコンサルタントの役割は、まさにこの部分にあります。 社長の気持ちを理解し、それを計画に反映させていくこと。 これこそが、私たちがやりがいを感じ、熱くなれる瞬間です。

みなさんの会社でも、経営改善計画の作成に悩んでいませんか? ポイントを押さえつつ、金融機関との良好な関係を築いていくことが、今後の事業継続と成長にとって非常に重要です。

経営改善計画でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 みなさんの想いを大切にしながら、実現可能性の高い計画作りをサポートさせていただきます。

今回のメルマガが、みなさんのビジネスの一助となれば幸いです。 また次回お会いしましょう。

【口コミで売上UP!】10分の真剣勝負で会社を成長させる方法

今日は、あなたのビジネスを劇的に変える可能性を秘めた、とっておきの方法をご紹介します。

さて、質問です。 あなたは、口コミを増やすために10分でも真剣に考えたことがありますか?

たった10分の真剣な思考が、あなたの会社の口コミ数、そして売上に大きな違いをもたらすんです!

今日は、お客様があなたの会社の「勝手に営業マン」になってくれる、魔法のような10の質問を紹介します。 魔法の質問に答えられれば、あなたの会社は成長への道を歩み始められるでしょう。

準備はいいですか?では、始めましょう!

  • 誰に口コミをしてもらうと広がるか?
    • あなたの理想のお客様像を思い浮かべてみてください。 その人たちはどんな人々とつながっているでしょうか?
  • どの商品を口コミしてもらうのが一番いいのか?
    • あなたの商品やサービスの中で、最も人々の心を動かすものは何でしょうか?
  • どこで口コミをしてもらうのが効果的なのか?
    • オンライン?オフライン?SNS?それとも別の場所? あなたのターゲット層が集まる場所を想像してみてください。
  • 口コミをするきっかけは何か?
    • お客様が思わず誰かに伝えたくなるような、感動や驚きの瞬間はどこにありますか?
  • どんな言葉で口コミをしているのか?
    • お客様の生の声を想像してみてください。 どんな言葉で商品の良さを表現するでしょうか?
  • どんなツールがあると口コミがしやすく、口コミをしてくれるのか?
    • シェアしやすい画像や動画、紹介カードなど、お客様の背中を押すツールを考えてみましょう。
  • いつ口コミをしてもらうのが最適なタイミングか?
    • 商品やサービスを使用した直後? それとも効果を実感した後? お客様の体験サイクルを考えてみてください。
  • どのような体験が口コミを生み出すか?
    • 単なる満足以上の、感動や驚きを引き起こす特別な体験は何でしょうか? 顧客旅程のどの段階で生み出せますか?
  • どうやって口コミを促進するか?
    • インセンティブ制度など、口コミを積極的に奨励する方法を検討してみましょう。
  • どのように口コミの効果を測定し、改善するか?
    • 口コミによる売上増加や新規顧客獲得をどのように追跡し、分析しますか? フィードバックループの構築方法は?

魔法の質問に明確に答えられる企業は、間違いなく成長しています。 しかし残念ながら、多くの中小企業ではこれらの質問に明確に答えられていないのが現状です。

私たちハンズバリュー株式会社でも、定期的にこれらの質問を振り返り、お客様にどんな商品を口コミしていただきたいか、常に考えています。 なぜなら、商品、価格、お客様の趣味嗜好は日々変化するから。 だからこそ、私たちは定期的に振り返り、お客様にご紹介できるよう努力を続けているのです。

今すぐ10分時間を作って、この10の質問について真剣に考えてみませんか? きっと、あなたの会社の成長への新たな扉が開くはず。

今回はここまでです。 次回も、あなたのビジネスに役立つ情報をお届けします。お楽しみに!

最後に、この内容があなたのビジネスに少しでも役立つと思ったら、ぜひ周りの経営者の方にもメルマガを転送してください! 一緒に勉強していきましょう!

それでは、次回のメールマガジンでお会いしましょう。素晴らしい一日を!

ぜひご参考ください。

73歳の経営者から学ぶ、情熱と実践の経営哲学 〜広浜会長講演レポート〜

皆様、こんにちは。

先日、私は山形同友会で素晴らしい機会に恵まれました。 中小企業家同友会全国協議会の広浜会長の講演を拝聴しました。 73歳という年齢を感じさせない情熱と実践力に、私たち若手経営者も圧倒されました。

今回は、この貴重な講演から得た学びを皆様と共有したいと思います。 ぜひ、一緒に考え、実践していきましょう。

  1. 科学性を大切に 売上に繋がる科学性の学びを徹底的に追求しましょう。 科学性こそが社会性や人間性を高めていきます。

  2. 学びと実践をバランスする 同友会の活動は重要ですが、自社の経営がおろそかになってはいけません。 週1回以上の活動は控えめにしましょう。

  3. 主体性を持つ 自主・民主・連帯の精神を胸に、自ら行動し、活動の中心となりましょう。

  4. 高みを目指す 同友会で学ぶなら、役員に挑戦してみませんか? 優れた経営者との交流が、あなたの経営を飛躍的に向上させるでしょう。

  5. 可視化と共有 経営課題は月次決算書とセットで表現し、社内で共有しましょう。 全員で課題に取り組む環境を作りましょう。

  6. 実践を確実に 学んだことは必ず手帳に日付入りで記録し、実践につなげましょう。

  7. 目的を忘れずに 同友会活動や学びの機会を大切にしましょう。 なぜ参加するのか、自社をどう変えたいのか、常に考え続けることが大切です。

広浜会長の言葉は、島田にとって久しぶりに出会った「越えたい壁」でした。 皆様にとっても、新たな挑戦のきっかけになれば幸いです。

一緒に学び、成長し、より良い経営を目指していきましょう。 皆様のご意見やご感想もぜひお聞かせください。

それでは、またお会いしましょう。 今日も一日、良い学びを。

ハンズバリュー株式会社の島田慶資でした。

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島田 慶資 代表取締役・作家
ハンズバリュー株式会社の代表取締役 島田慶資(しまだけいすけ)です。 山形県と福島県に拠点をおいて活動しています。資格はITコーディネータ、経営情報システム工学修士。 お客様に未来に向かって確かな価値をつくることを理念にかかげて、未来志向の提案助言をしています。 今後ともよろしくおねがいします。

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