【週刊島田慶資 軽量版】人手不足に勝つ!強い求人票の作り方など

山形県と福島県の認定支援機関及び山形県のM&A認定機関の人を活かす経営のハンズバリュー株式会社の新人経営コンサルタント、津名久はなこです。
メールマガジン【週刊島田慶資】の内容を公開します!

チェックしてみてください!さっくり読めるオススメの過去ブログです。
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いつもお世話になっております。
ハンズバリュー株式会社の島田です。
お客様からの人手不足に関する相談が激増していることを受け、今回はそのテーマでメールマガジンを執筆しました。

【島田の”勘”頭言】

ここ数日、山形市の気温は40度を超える猛暑となっています。(島田のプリウスの気温計より)

お客様から「この厳しい暑さを理由に従業員が退職する」との相談をいただいています。
もともと人手不足問題があったところに、この猛暑。
仕事を辞めたくなる気持ちも出てくるでしょうし、 心機一転で働く気力も盛り上がらないことも共感できますよね。

そのためか、特に日常的に高温の環境で作業を行っている工場や現場に関連する業界は、暑さの影響での人手不足が深刻化しています。
事実として、ハローワークへの求人票提出後、かつてないほどの低反応が続いているとの報告が複数寄せられています。
暑さの影響は、労働市場にも大きな変動をもたらしているようです。

ただし、人手不足問題を理由に待っているだけでは、当然ながら人手不足は解消されず、現在のスタッフへの負担が増大します。
その結果、新たな退職者が出る可能性も高まります。
新しい人材の確保は必須です。
そのためには、職場環境の改善と求人票をセットでより魅力的にする必要があります。

具体的には、労働環境を改善する取り組みを強化し、それを求人票や採用ホームページに掲載すること!

例えば、現場作業は避けられない場合でも…

  • クーラーボックスに飲料を入れて提供する
  • 塩タブレットを各所に設置する
  • 遮光カーテンを設置する
  • スポットクーラーを導入する
  • 空調服を全員に導入する

などなどの熱中症対策としての新しい取り組みを導入することをオススメします。
そして、熱中症対策の取り組みをハローワークの求人票でPRすることで、企業が労働環境の改善に真剣に取り組んでいると求職者にアピールできるでしょう。

なお、スポットクーラーや空調服の導入については業務改善助成金がおそらく対象になるはずで、企業の負担も軽減できるはずです。
※詳細は、地域の労働局へ相談してみてください
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/shienjigyou/03.html

人手不足の問題が続く中、ハローワークからの紹介が途絶えても、ただ諦めるのではなく、新しい取組を取り入れて労働環境を改善することが重要です。

参考になれば幸いです。

実店舗に効く話

お客様の悩み】
「Z世代の特徴から考える採用のポイントについて教えてください」

解決策】

当社の新卒採用経験やお客様からの相談、他社から調達した研究成果も取り入れた情報を基に、 Z世代についての採用ロジックをお伝えいたします。

Z世代とは?

1996~2012年生まれの人たちを指す言葉です。
この世代は「デジタルネイティブ」として知られ、スマホやSNSを日常の一部として生活に取り入れています。
情報リテラシーや検索スキルが非常に高いのが特徴で、多くの情報をインターネットを通じて得ています。

■Z世代の5つの特徴

特徴1デジタル・ネイティブ
Z世代は、生まれた時からデジタル技術に囲まれて育ちました。
それゆえ、スマホやSNSの活用が得意で、日常の情報収集やコミュニケーションツールとしてこれらを自在に使いこなしています。

特徴2自己承認欲求
この世代の人々は、自分の経験や意見をオンラインで共有することを好みます。
SNS上での「いいね」やコメント、シェアなどを通じて、他者からの承認や共感を得ることを重視しています。

特徴3個性尊重
Z世代は、SNSなどで様々な価値観や世界観に触れる機会が多いため、 他者と同じであることよりも、自分らしさを大切にしています。

特徴4現実主義
価格だけでなく、品質やタイムパフォーマンスを重視する傾向があります。
特にコロナ禍を経験して、安定した生活や職を求める人が増えています。

特徴5仕事探しでの重視ポイント
ワークライフバランスは、特に重要な要素となっています。
Z世代は仕事だけでなく、プライベートの充実も求めています。
特に残業や年間休日、そしてリモートワークの導入など、柔軟な働き方が評価されます。

オープンでフラットな社風も魅力として挙げられます。
トップダウンの指示よりも、自らの意見や提案が尊重される環境を好む傾向にあります。

また、専門性を高めることができる職場や、自身の成長を感じられる環境を重視する人が多いです。
自己実現が難しい業務内容の場合、若年層の離職率が上がることも考慮する必要があります。

Z世代に響く採用活動のポイント

情報発信は欠かせません。
採用ページやSNSを通じて、企業の魅力や働く環境を伝えることで、ポジティブな印象を持ってもらえるでしょう。
福利厚生やキャリアアップの機会を強調してアピールすることも効果的です。
具体的な数字や制度を提示することで、信頼感を得ることができます。

リアルな情報の提供も重要です。
例えば、業務の実際の様子を伝える動画や、社員同士の座談会を開催するなど、 現場の声を直接聞ける機会を提供することで、説得力を持つ情報を提供することができます。
1対1のコミュニケーションも忘れずに。
例えば、リクルートイベントや説明会での個別相談の時間を設けることで、具体的な質問に応えることができます。

新卒採用の成功の秘訣

企業としての姿勢として、学生のニーズや要望をしっかりと聞き、対応することが大切です。
具体的な情報をしっかりと提供し、学生とのコミュニケーションを重視することで、信頼関係を築くことができるでしょう。

参考にしていただけると幸いです。

”偏”集考記

最近、最低賃金の新たな発表がありました。
★山形労働局「山形県最低賃金を46円引上げ、時間額900円に -山形地方最低賃金審議会答申-」 https://jsite.mhlw.go.jp/yamagata-roudoukyoku/saiteichingin-20230818.html

特に福島と山形では、中央審議会の要求を上回り、最低賃金が900円に設定されました。
山形県の上げ幅は過去10年で最大の46円となり、引き上げ率も5.39%と過去最高を記録しております。物価の高騰も影響しており、賃上げは従業員さんの家計を守るため当然の決断とも考えられます。
島田も、経営の目的として”利益”と”賃金の引き上げ”が重要であるとの立場です。

しかしながら、中小企業の経営環境が整っていない現状での大規模引き上げについては疑問が残ります。
実質的な増税のインボイス制度の導入、電気代やガソリン代の上昇、電子帳簿保存制度の開始など、企業の負担が増えていることも事実です。
この中で、人件費の高騰が続くと事業継続を断念する中小企業も増えてしまうのではないかと危惧しています。

中小企業として、我々は自分たちの事業を守るための手段を自ら探さなければなりません。
確実に原材料費や一般管理費の増加がトレンドになっています。

この状況に対応するため

1価格の見直し
2新市場の開拓
3新しい事業モデルの導入
4事業構造の転換
などが必要でしょう。

従業員さんと共に新しい取組を探求することが、現在の中小企業にとってより重要だと考えられます。
ご参考ください。

それでは、またお会いしましょう。
ハンズバリュー株式会社の島田慶資でした。

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さて、2024年10月25日に開催されました山形県中小企業家同友会置賜支部10月例会において、弊社代表取締役・島田慶資が報告者として登壇の機会をいただき、厚く御礼申し上げます。

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