【週刊島田慶資 軽量版】孫正義会長の予言「金魚になる人間」と儲かる仕事マッピング!

山形県と福島県の認定支援機関及び山形県のM&A認定機関の人を活かす経営のハンズバリュー株式会社の新人経営コンサルタント、津名久はなこです。
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【島田の”勘”頭言】

■孫正義会長の予言

今週、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長の講演をYouTubeで視聴しました。
彼はソフトバンクを「世界で最も人口知能を活用するグループ」にしたいという強い意志を持っています。
興味深いのでぜひ確認してみてください。(YouTube動画を閲覧していただくとメールマガジンタイトルが分かります)

【ロングバージョン】AIを世界一活用する企業に 
ソフトバンクGの孫氏が講演:https://youtu.be/Gh0xzbgCIgg?si=nlCUoIpanmByqNMO

さて、孫会長の中でも特に印象的だったのは、AIの未来に関する彼の予言。
彼は、今後10年以内に人類全体の英知(IQ)の総和を10倍も上回るAIが誕生するだろうと話しました。

これを聞いて、私は未来の技術の進化にワクワクするとともに、私たちの日常がどれほど変わるのかを想像してしまいました。

■予言の未来像

孫正義会長は、人類の英知の総和を10倍以上上回るAIが登場すれば、私たちの生活が大きく向上する可能性があると話しました。
例えば、自動車事故の減少や病気の早期発見・予防による長寿化など、多くのメリットがあります。

AIの影響は経済にも計り知れないほど大きいです。

インターネットの進歩(動画投稿共有サイトも含める)は、広告市場を変革しました。
日本は約5.5兆円、全世界は約33.5兆円です。
巨大市場ですが、たった1%の市場規模しかありません。

しかし、AIの影響は広告分野に留まらず全ての産業…日本では550兆円、全世界では3,350兆円に革命をもたらすと熱く語りました。

■人間の仕事はなくなるのか?

近年、先進的なAIがどんどん進化している中で、私たちの仕事がなくなってしまうのではないかという不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
この点について、私自身も深く考えてみました。

確かに、AIの進化によって一部の仕事はAIに取って代わられる可能性があります。
しかし、それは全ての仕事がAIに置き換わるということではないと信じています。

AIは特定のタスクを高速・高精度で達成するために設計されていますが、人間とは異なり、真の感情を持つことはできません。
たとえAIが「感情を持っているように」振る舞うことができたとしても、それはあくまでプログラミングされたものです。

私たち人間の持つ本物の感情や思いには近づくことは難しいでしょう。

そして、意思決定に関しても、AIがサポートをしてくれることで、私たちの仕事がよりスムーズになることは期待できます。
しかし、このAIの進化がもたらす最大の恩恵は、私たち人間がより「人間らしく」生きる時間を持てるようになることではないでしょうか。

これからの時代、私たちがどのようにこの恩恵を受け取り、どのように生きていくのか、考えてみてくださいね。

この情報が皆様の参考になれば幸いです。

実店舗に効く話

お客様の悩み】 「新規事業を考えていますが、面白いアイディアはありませんか?」

解決策】

■島田考案の儲かる仕事マッピング

新しい事業を検討する際、どのようにその可能性を見極めるかというのは大変重要ですよね。
そこで、特に中小企業の皆さんに向けて、島田が独自に考案した「儲かる仕事マッピング」の方法をお伝えしたいと思います。

まず、このマッピングはシンプルな2軸のグラフを用います。
縦軸には「時間当たりの付加価値」を、そして横軸には「リピート率」を配置します。
このグラフを使って、4つのカテゴリに商品やサービスを分類することができます。

①貧乏商品:リピート率が低く、時間当たりの付加価値も低いもの。
②専門家商品:リピート率は低いものの、時間当たりの付加価値が高いもの。
③起業家商品:リピート率が高く、時間当たりの付加価値は低いもの。
④お金持ち商品:リピート率も高く、時間当たりの付加価値も高いもの。

皆さんの企業が現在取り扱っている商品やサービスは、この4つのどのカテゴリに位置するのでしょうか。
まずはこのマッピングを使って、現状の位置を明確にすることから始めてみてはいかがでしょうか。

これにより、今後の事業戦略の方向性を見極める手助けとなることでしょう。

■儲かる仕事マッピングでは、具体的な打ち手が考えやすい

皆さんが現在の商品やサービスを「儲かる仕事マッピング」で分析した際、もし貧乏商品に位置していたとしたら?
果たしてそれは本当に継続する価値があるのでしょうか。
そう感じたら、撤退を真剣に検討する勇気が必要かもしれませんね。

専門家商品に該当する場合、お客様に繰り返し購入してもらえるような魅力的な要素を追加する戦略が求められるでしょう。
一方、起業家商品の場合は、もっと価値を高めるための工夫が必要です。

■事業の再構築では?

事業の再構築を考える際、商品そのものに焦点を当てがちですが、リピート率や時間当たりの付加価値の設計も非常に重要です。
まずは現状の商品やサービスがどのカテゴリに属するのかを明確にして、そこから「お金持ち商品」にどれだけ近づけるか、具体的な戦略を考えるのが良いでしょう。

再構築後の商品やサービスが完璧な「お金持ち商品」にならなくても大丈夫。
大切なのは、起点としてのカテゴリからどのようにして成長させていくか、という道筋を見つけ出すことです。
事業の方向性が明確になり、具体的な戦略も考えやすくなると感じています。

参考にしていただけると幸いです。

“偏”集考記

■ 経営は勝負の連続

経営は毎日の連続した挑戦であり、それは勝負の連続と同義です。

経営者は結果がすべてであり、意思決定はすべて自分自身によるもの。
そのため、経営の世界では「すべての責任は自分にある」という自己責任のみが跋扈しています。

確かに、経営者としてすべての責任がありますが、自責の考え方だけでは成長の機会を逃すおそれがあります。

自分を認めることも重要です。 私はそう考えています。

■ 「自分を認める」の重要性

「自分を認める」という行為は、単なる自己満足ではありません。

たとえば、1か月間で100件のアポイントメントを取り、そのうち10件が成約につながったとします。
この場合、90件の失敗に焦点を当てるのではなく、10件の成功を認めることで、成功への道筋や今後の戦略を明確にすることができますね。

■ 一歩引いて、等身大の自分自身を認める

「たしかに、ここまで頑張ったな」と一歩引いて自己を見つめなければ、失敗した事実に引きずられてしまい、失敗を受け入れることが難しくなります。

次の成功につなげるアイデアや改善策を冷静に考えることが重要でしょう。

自分を過剰に責め続けると、「守るべきもの(成功の要因)」「変えるべきもの(失敗の要因)」が分からなくなり、迷走してしまいます。

繰り返しになりますが、頑張った自分を認める時間も必要です。

経営者は誰からも評価されません。
だからこそ、等身大の自分自身を見つめる時間が重要だと考えます。

それでは、またお会いしましょう。
ハンズバリュー株式会社の島田慶資でした。

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