山形県と福島県の認定支援機関及び山形県のM&A認定機関の人を活かす経営のハンズバリュー株式会社の新人経営コンサルタント、津名久はなこです。
メールマガジン【週刊島田慶資】の内容を公開します!
チェックしてみてください!さっくり読めるオススメの過去ブログです。
❶【色彩のメッセージ】色には意味がある!?広告に使うと効果的です!!
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❷【SEO対策】初心者が考えるべきSEO対策の原理原則【最新版】
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いつもお世話になっております。 ハンズバリュー株式会社の島田です。
メールマガジンの感想、お待ちしております! 「読んでるよ」と言っていただければ励みになります(^_^)
【島田の独り言コーナー】
❶弊社でTikTok、YouTubeの運用を始めました!公開しましたら共有させていただきます(^_^)
❷山形で鶏肉(とお惣菜)を買うなら「炭焼総菜・精肉 鶏や 山形旭ヶ丘店」をオススメします。鶏の味がしっかりして美味しい!
❸毎日珈琲を2リットルくらい飲んでいましたが、健康のため白湯に切り替えました。珈琲に合うようにチョコレートなどのお菓子は設計されているのですね。白湯だとまったく欲しくありません。。。
❹1月号の「同友やまがた」の原稿を執筆中です。中小企業・小規模事業者のDX入門についての記事になります。お楽しみに!
❺糖質制限と漢方は継続しています。もうちょっと痩せたら軽いジョギングを取り入れてみたいです。
【島田の”勘”頭言】金融機関から支援企業の「出口戦略」を相談されました
■ 経営コンサルタントの視点から見た中小企業の現状と金融機関の出口戦略
先日、ある支援企業様の経営状態に関して経営コンサルタントからの意見を金融機関さんから求められ、社長を除くメンバーで本店にてミーティングを実施しました。
新型コロナウイルス感染症による需要の消失は徐々に収まりつつありますが、金融機関も「出口戦略」について頭を悩ませています。
担当者からは、金融機関の厳しい状況(の理解)と中小企業への支援意向について明確に言及がありました。
全てをメールマガジンで共有することは難しいので、要点を箇条書きで共有させていただきます。
→ 地方銀行の矜持として、中小企業への支援姿勢はある
→ サポート対象となる企業を今後、選別する
→ 全ての中小企業を助けることは出来ない。どこかのタイミングで「トリアージ」を行う
→ 社長のやる気について。返済計画にコミットメント出来るか?
→ 市場の成長性や近隣競合他社との関係性について ※ここは島田が熱く語りました
→ 経営者の年齢や後継経営者の存在についても懸念している(誰が借金を引き継ぐのか?)
→ 試算表や決算をもとに身の丈に合った経営をしているのか?返済は現実的か?
金融機関は中小企業の出口戦略を支援しようと考えていますが、全ての企業を救うことはできません。 特に、将来性や返済能力に余地があり、やる気のある企業がサポートの対象となります。
重要なのは、3年以内の黒字化です。 これは明言されました。
■ 2023年の金融機関の対応とコロナ期間の影響
さて、その他金融機関の担当者との打ち合わせで、2023年に関する重要な情報を得ました。 (支店や担当者などの意向も影響大きいため、参考としてください)
令和5年5月8日(月曜日)に、新型コロナウイルス感染症の法的な位置付けが5類に移行しました。
それ以前は「コロナ期間」として、金融機関は通常よりも寛大な姿勢を取るとのこと。
ただし、信用保証協会などの関係者に説明する必要があるため、可能ならばコロナ期間が少し期中に含まれていたとしても、 できあがる決算には「返済できるんだろうなと希望が持てる内容が含まれていることが望ましい」との直接的な意見を受けました。
業績を回復できる見通しを持つ中小企業は、引き続き金融支援を受けられる可能性が高いです。
中小企業の経営者の皆様、これからの数年間は特に重要です。 コロナの影響を乗り越え、業績回復の道筋をしっかりと描くことが求められています。
■ 資金繰りの相談窓口
新型コロナウイルス感染症の影響が残る中、多くの中小企業が資金繰りに不安を抱えています。 資金繰りでお悩みの場合は、ぜひ私、島田までご相談ください。
具体的なアドバイスを提供し、可能な限りのサポートをさせていただきます。
中小企業経営者の皆様、困難な状況にあっても諦めず、前向きな経営戦略を立て、金融機関との良好な関係を築くことが重要です。 これからも一緒に乗り越えていきましょう。
ご参考ください。
実店舗に効く話 撤退は丁寧に、ソフトランディングで
■ 損切り戦略:売上ある事業の撤退の是非
損切りは値千金と美徳と考えられることもありますが、一定の売上を上げている事業の撤退には慎重な判断が求められます。 撤退を決断する際には、その影響を綿密に分析する必要があります。
一例として、以下のシンプルなモデルを考えてみましょう。
■■ 赤字部門の現状分析 売上: 100円 原価: 20円 経費: 110円(内訳: 人件費50円、その他経費60円) 利益: ▲30円
この状況で、部門を撤退するとどうなるかを考えると、以下のような結果になります。
■■ 撤退による影響 売上: 0円 原価: 0円 経費: 110円(内訳: 人件費50円、その他経費60円) 利益: ▲110円
当たり前で、大変恐縮でございますが赤字が拡大していることが確認できます。 また、現実には以下の点を考慮する必要もあるでしょう。
❶ 従業員の配置転換や退職による人件費の変動
❷ 部門廃止による一部経費の削減
これらを踏まえると、モデルのような赤字幅にはならない可能性がありますが、人員削減が難しい場合は減少した粗利の分だけ損失が拡大することになります。
■ 赤字解消への初動対策
事業の撤退を考える前に、まずは「稼ぐ力」の再検証が重要です。 売上を増やすことが赤字解消の鍵を握ります。
具体的には、以下の点を検討します。
→ 値上げの可能性
→ 商品や構成、ディスプレイの見直し
初動対策を通じて、赤字の傷口を最小限に抑える努力が求められますね。
■ 撤退戦略の最終判断
それでも撤退が必要と判断される場合、人員の配置転換やその他の費用削減策を実施し、人件費をカバーできる体制を整えてから撤退を決定することが望ましいです。 慎重な戦略立案をお勧めします。
参考にしてみてください。
“偏”集考記 生成AIの進化
■ 生成AIの進化:2023年の大きな驚き
2023年、私、島田慶資が最も注目したのは、生成AIの顕著な進歩でした。
AIの進化は、僕が1998年頃に初めてインターネットに触れた際の衝撃と同等です。 その革新的な変化が世界を大きく変えていくことを感じています。
生成AIの代表格「ChatGPT」や「Notion」「Claude」「Google Bard」「BingAI」のようなAIツールを活用し、たくさん研究しました。 ※画像生成AIは、AdobeFireflyやSEAGATE、LeonardoAIなどなど。詳しくは島田まで相談ください。 ※本メールマガジンの挿絵も画像生成AIに依頼しました。
経営環境だけでなく、私たちの日常生活にも大きな変化があることでしょう!
■ 生成AIの進歩:2022年の成果と2023年の現状
2022年には、生成AIは任天堂のゲームキャラクターを生成するレベルに達しました。 さらに、2023年には、イラストレーターが描いたかのような高品質なイメージを生成することが可能になりました。(詳細は以下の図表を参照してください)
生成AI技術の急速な進展は、著作権問題や不確実な情報生成などの様々な問題を抱えつつも、ビジネスだけでなくクリエイティブ分野にも大きな影響を与えています。
島田の直感では、AIを活用しないと生産性が向上しない時代が到来しています。 今後、生成AIはビジネスプロセスの効率化、新しいサービスの創出、クリエイティブな作業の支援など、あらゆる分野で中核的な役割を果たすでしょう。
島田は「パソコンやスマホと同じで、みんながAIを使うようになるんだから早く使いこなした方が良いじゃん」と考えています。
■■ 例えば、コールセンター業界の変革:生成AIの応用
既にコールセンター業界における生成AIの応用が報道されています。
大手企業トランスコスモスは、AIを導入することで、オペレーターの生産性を最大60%向上させるとともに、問い合わせ対応のエスカレーションを大幅に削減できたとのこと。 顧客満足度の向上や、オペレーターの作業負担の軽減に直接貢献しており、サービス品質全体の向上を実現していると記事にあります。
引用:「翁 羽翔. (2023, 12月10日). コールセンターが生成AIで効率化、トランスコスモスは「エスカレーション」6割削減. 日経クロステック. 取得日:2023年12月10日、https://active.nikkeibp.co.jp/atcl/act/19/00530/110900002/
この事例は、AI技術がビジネスの効率化と品質向上の両方を同時に達成できることを示しています。
■■■ 中小企業への影響と今後の展望
ソフトバンクの孫正義会長が予言するように、汎用AIの時代が急速に進展しています。
これは中小企業にとっても大きなチャンスです。 AI技術を活用することで、新しいビジネスモデルの開発や、既存のサービスの質の向上が可能になります。
2024年に向けて、AIを利用した新しいサービスや商品の開発が加速することが予想されます。 中小企業がこの技術革新の波に乗ることで、競争力を高め、持続可能な成長を実現することができます。
まだ年末までには時間がありますが、なんだかワクワクしてきますね!
それでは、またお会いしましょう。 ハンズバリュー株式会社の島田慶資でした。