【週刊島田慶資 軽量版】山形県の令和6年度予算要求の概要を発表

山形県と福島県の認定支援機関及び山形県のM&A認定機関の人を活かす経営のハンズバリュー株式会社の新人経営コンサルタント、津名久はなこです。
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【島田の独り言コーナー】

❶今週は激務におされて配信が遅れました…。申し訳ございません。

❷本当に読んでいるよ、とお声がけいただきました。ありがとうございます。感激!感謝!

❸太りすぎたので糖質制限始めました。また、漢方を初めて見たのですが効果があって大変驚いています。

❹もう年末。ビックリしますね。山形⇔福島の通勤では雪が少ないので助かっています。

❺12月1日で42歳になりました。弊社従業員さんや金融機関さんからお祝いしていただきましたが、年齢を強く意識させられるのは困惑します。。。

【島田の”勘”頭言】山形県の予算要求が公開されました、中小企業パワーアップ補助金、高付加価値事業は継続。

■■ 山形県の2024年度一般会計の要求総額

山形県は、2024年度の一般会計の要求総額を6,622億円と発表しました。 これは前年度比2.8%(194億円)の減少となり、過去4番目の規模です。

減少は、国からのコロナ関連予算の削減と、定年引上げによる人件費の増加が主な要因とのこと。

■■ 2024年度の予算編成方針と主要施策

2024年度の予算編成方針では、コロナの影響や物価高騰、人手不足や賃上げの動向を考慮し、事務事業のゼロベース見直しが進められます。 また、職員の自由な発想による政策立案「施策展開特別枠」を活用し、熱中症予防の広報啓発促進、児童養護施設への冷房機設置支援、外国人材の受け入れ拡大などの事業に約5億円が割り当てられています。

■■ 新規事業と予算の詳細

山形県では、以下の新規事業に予算が割り当てられています。

→ 外国人材の受け入れ拡大・定着推進事業に2,800万円 → 山形新幹線米沢トンネル整備事業調査費に2億7,700万円 → トンネル整備基金積立金に5億100万円 → 新時代を担う人材育成とスタートアップ創出事業に1億2,000万円 → 農業人材確保プロジェクトに7,700万円。

■■ 中小企業パワーアップ補助金、高付加価値事業は継続決定!?

山形県の2024年度予算要求で特に注目すべき点の一つとして、中小企業パワーアップ補助金の継続が明記されました。 県内の中小企業や小規模事業者の経営力強化を目指す重要な取り組みです。

当事業に対して1億8,900万円の予算が割り当てられており、地域経済の活性化に大きく寄与することが期待されています。

観光事業者にとって朗報です。 山形県は、観光業の高付加価値化を目指して、特別な事業を実施する予定で8,200万円の予算が割り当てられています。 高付加価値事業は継続です。おめでとうございます! この予算は、地域の魅力的な観光資源を生かした新しい取り組みや、訪れる人々にとってより魅力的な観光体験の提供に向けて使用されます。

この取り組みにより、山形県の観光業は新たな活力を得ることが期待されています。

県内の観光産業に新たな刺激を与え、地域経済全体の活性化にも寄与することが期待されます。 観光事業者にとっては、これからの事業展開において大きなチャンスとなることは間違いありません。

■■ DX推進ラボについて 山形県のDX推進ラボでは、中小企業の競争力強化を目的にデジタル化戦略の策定を支援しています。専門家と協力して5回から10回のセッションを通じて計画を立案し、中小企業の新規事業アイデアの創出を支援しています。この取り組みは、事業者から新たな視点やアイデアを得る機会として高く評価されており、来年度も継続する予定です。

ご参考ください。

実店舗に効く話 ”非”公認会計士 島田の会計学

毎月、会計事務所から自社の損益計算書(試算表)が届いているかと思いますが、その内容全てを把握している経営者は少ないはずです。

例えば、営業車のガソリン代は『消耗品費』、『燃料費』それとも『旅費交通費』でしょうか? パッと答えを瞬間的に思い浮かべられる経営者は少ないでしょう。 これらの問題は事例のガソリン代以外にもいろんな処理で起こっているはずです。

車両保険料は「保険料?」、車検代やオイル交換代は「修繕費?」、自動車税は「租税公課?」、自動車リサイクル料金は「車両費?」… ざっと営業車だけで考えてみてもこの有様です。

損益計算書の作成は、税金を徴収する目的で国が企業に強制しているものですが、税金計算のためだけに作っているのでは、あまりにも悲しい話でしょう。 損益計算書は、少なくとも自社の数字をただしく把握するためにつくりましょう。 (可視化をやっていない会社さんが多いように思われます。)

さて、商法の「企業会計原則」では、『わかり良いように勘定科目は使っていいよ』と経理の主体性を認めています。 具体的に言うと…、営業車に関するものはすべて『車両関連費』という科目をつくって計上してオッケーということです。

「車検代」「整備費」「保険料」「ガソリン代」営業車に関するあらゆる経費をひとつの科目に押し込めると、 台数で割り算すれば営業車を増やすときにどのくらいの経費アップになるのか計算しやすくなりますね。

さて、営業車だけではなく、人材開発でも似たような考えができます。 「研修費」「(研修にかかった電車賃)旅費交通費」「新聞図書費」などを全てひとつの勘定科目で計上すればどのくらい人材への投資が必要なのか読みやすくなります。

さて、自社で使い勝手が良い勘定科目をつくって管理するというアイディアですが、 会計事務所に確認すると「(継続性の原則を理由に)税務署から否認されますよ」と言われることがあります。

継続性の原則は、「企業がいったん採用した会計処理の原則と手続きは、みだりに変更せず、毎期継続して適用することが要求される」のですが、 会社が経営できなければ話になりません。

変えてしまっても問題がないというのが島田の結論です。 少なくとも弊社においてはオジリナルで科目をつくって運用することは会計事務所とミーティング済みです。

できる話なので、会計事務所に掛け合って実践してみてください。

…もちろん、民間コンサルタントの島田の戯れ言です。 公認会計士や税理士などの有資格者の助言を受けて、判断ください。 よろしくお願いします。

“偏”集考記 山形県経営研究集会のまとめを共有

山形県中小企業家同友会の経営研究集会が11月29日に開催されました。 そのグループ討論で得た気づきを共有させていただきます。

■ 経営の心根:私たちが何のために働くのか グループ討論の幕開けは、「経営とは何のためにあるのか」という根源的な問いかけから始まりました。 経営者一人ひとりが自らの動機を共有することで、経営の多様性とその奥深さが浮き彫りになりました。

お客様を思いやる心、社員の幸せ、個人的な夢や理想、経済的な責任感など、一人ひとりが持つ独自の価値観が、経営の根底に流れていることが感じられました。

■ 理念と現実の間で:ギャップを埋めるために 討論では、理想や経営理念と現実の経営の間にあるギャップに目を向けました。 多くの参加者が高い理想や理念を掲げていながら、日々の業務の忙しさに追われ、実践できていない現実が明らかにされました。

生産性の向上、従業員間の調和、知識共有の不足といった具体的な課題が挙げられ、それらをどう克服するかが大きな焦点となりました。

■ コミュニケーションの力:組織を一つに 問題解決の鍵として、コミュニケーションの重要性が強調されました。 従業員一人ひとりの夢やプライベートに耳を傾けること、価値観を共有することが、チームワークを強化し、組織全体の協力を促進します。

新人教育の際の丁寧なコミュニケーションや、定期的なミーティングを通じて、全員が同じ方向を向くことが如何に重要かが議論されました。

■ 俯瞰する視点:自分たちの現状を正しく捉える さらに、自身や自社を俯瞰し、現状を正確に把握することの重要性も強調されました。 業種や規模を問わず、すべての経営者に共通する重要なポイントです。

この自己認識を通じて、自社の強みや改善点を見極め、より良い経営戦略を練ることができます。 (逆説的には現状認識ができてなければ良い経営戦略はできないことになります)

中小企業家同友会の会員であれば、例会に出席する、企業変革支援プログラムを活用することが出来るでしょう。 外部視点としてコンサルタントをいれてみることも、良いやり方だと考えます。

■ 新たな価値の創造:多様性を受け入れる 討論の締めくくりとして、新しい価値を生み出すためには、従業員のアイデアや価値観を尊重し、それを経営に活かすことの大切さが話されました。 多様な意見を取り入れることで、組織の可能性が広がり、新しい付加価値が生まれるのです。

私たちの経営に新たな視点をもたらし、成長への道を照らしてくれることでしょう。 皆様のビジネスにおいても、これらの学びを活かし、一層の発展を遂げられますよう願っています。

1月に酒田で山形県中小企業家同友会 新春交流会が開催されます。 島田も参加します。島田に会いたい読者様は、ぜひ酒田でお会いしましょう!

それでは、またお会いしましょう。 ハンズバリュー株式会社の島田慶資でした。

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島田 慶資 代表取締役・作家
ハンズバリュー株式会社の代表取締役 島田慶資(しまだけいすけ)です。 山形県と福島県に拠点をおいて活動しています。資格はITコーディネータ、経営情報システム工学修士。 お客様に未来に向かって確かな価値をつくることを理念にかかげて、未来志向の提案助言をしています。 今後ともよろしくおねがいします。

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