【週刊島⽥慶資 軽量版】見た目で差別化・継続で差別化

山形県と福島県の認定支援機関及び山形県のM&A認定機関の人を活かす経営のハンズバリュー株式会社の新人経営コンサルタント、津名久はなこです。
メールマガジン【週刊島田慶資】の内容を公開します!

【島⽥の”勘”頭⾔ スーパーマーケットの商品改善 – ⾒た⽬の⼯夫で消費者の意思決定をサポート】

スーパーマーケットのお惣菜やお弁当の「⾒た⽬」の改善に注⽬しています。
以下に、島⽥の気づきを共有させてください。

■酢豚の場合
従来の酢豚は、黒酢のあんかけにより具材が⾒えづらくなっていました。
すべてが黒酢の⾊で真っ黒に⾒えてしまいます。
しかし、最近では素揚げした野菜をトッピングとして加えることで、鮮やかさが増し、パッケージ越しに具材が分かりやすくなっています。
■おにぎりの場合
おにぎりにおいても、具材が⾒えるようデザインされた天むすが登場しています。
おにぎりは、具材がご飯で包まれてしまうと中⾝が分からなくなるため、⾒た⽬で判断できるよう⼯夫が凝らされているなと感じました。

商品の「⾒た⽬」を⼯夫して、売上を増やそうとしている努⼒がうかがえます。
少なくとも、このスーパーマーケットでは、「⾒た⽬」は売上に対する⼤きな影響要因なのでしょう。
また、⾒た⽬≓映えだけではなく、お客様の意思決定を迅速にサポートする機能も重要だという気づきも得られます。

いかがでしょうか?
島⽥のランチタイムでの気づきではありますが、なかなか興味深いでしょう。
⾃社で取り組むことができる改善や⼯夫を考えてみましょう。
改善できることはあると思いますよ。

【お知らせ】島⽥の経営無料相談会(予約制)

当社では、お客様(メールマガジンの読者様含む)を対象に、経営相談会を開催いたします。
公的コンサルティング活動の範囲が狭まっていることから、より多くの⽅々へのサポートを提供するために企画しました。
販路開拓、資⾦繰り改善、組織化、採⽤、補助⾦活⽤、AI活⽤など、幅広い相談内容に対応いたします。
【対象者】
当社のお客様、またはメールマガジン読者様
【⽅法】
Zoom会議によるオンライン開催
【⽇程】
4⽉27⽇(⼟曜⽇)
【時間】
以下の3コマからお選びいただけます。
①10:00〜11:00
②11:30〜12:30
③13:00〜14:00
【お申し込み】
完全予約制となっております。
お申し込み希望の⽅は、shimada.keisuke@gmail.comまで「無料相談を希望する」とメールしてくださ
い。
その後、⽇程調整のご案内をさせていただきます。
たくさんのご応募をお待ちしております。

実店舗に効く話「お客様のタイプを理解し、効果的なアプローチ⽅法を学ぶ」

実店舗における⾒込み客のタイプ別アプローチ⽅法について解説いたします。
⾒込み客は、以下の4つのタイプに分類できます。

●今すぐ客(全体の1%): 商品購⼊の緊急性が⾼いお客様
●お悩み客(全体の9.5%): ⾃分に適したサービスを検討中のお客様
●そのうち客(全体の9.5%): サービスの選択は決まっているが、緊急性が低いお客様
●まだまだ客(全体の80%): 将来的にサービスが必要となるが、現時点では興味がないお客様

チラシやDMは、「今すぐ客」を対象としたマーケティング戦略であり、短期的な売上向上を⽬指す場合には効果的です。
ただし、広告費⽤が⾼く継続が難しい場合もありますので、予算や⽬的に応じて他の⼿法と組み合わせることを検討しましょう。
中⼩企業には、時間経過とともに売上が増加する仕組みも必要です。
短期的な売上を狙う「今すぐ客」だけでなく、「まだまだ客」も意識することで、将来的な顧客獲得やリピート購⼊につながる可能性があります。
そのために、「まだまだ客」にアプローチする⽅法として以下の⼿法が考えられます。

①コンテンツマーケティング(⾃社HPやブログ、講演活動も含める)
有益な情報を提供することで、お客様の信頼を得られるように努めましょう。
これにより、将来的なニーズが⽣まれた際に、⾃社のサービスが最初に思い浮かぶ可能性が⾼まります。
②ソーシャルメディア活⽤
SNSを⽤いて、ブランドの魅⼒や製品情報を定期的に発信しましょう。
お客様とのゆるい継続的なコミュニケーションにより、関⼼を持ってもらうことが期待できます。
③メールマーケティング
メールニュースレターを通じて、最新情報やお得なキャンペーン情報を提供しましょう。
これにより、興味を持ったお客様が⾃社の製品やサービスにアクセスしやすくなります。
④⼝コミ戦略
顧客満⾜度の向上に努め、⼝コミで広がる評判を活⽤しましょう。
良い評判が広まることで、新たな顧客の関⼼を引くことができます。
ただし、待っているだけでは広がらないので、クチコミを起こしてもらえるように紹介カードを作るなどの努⼒が必要となります。
⑤イベントやワークショップの開催
体験型のイベントやワークショップを通じて、消費者に⾃社のサービスや製品の魅⼒を実感してもらいましょう。
これにより、興味を持ったお客様が⾃社の製品やサービスに触れる機会を提供できます。

「まだまだ客」へのアプローチは、短期的な即効性は期待できませんが、着実に取り組むことで⻑期的に確実な成果が得られます。
多くの⼈が地道な活動を継続することに苦⼿意識を持つため、ここで差別化を図ることが可能となります。
上記のいずれかの⼿法をぜひ⼀つでも実践し、⻑期的なビジネス成⻑に繋げてみてください。

偏集考記

この度、当社では新⼊社員を迎えました。
⼊社式とささやかな歓迎会を開催し、新たな仲間と⼀緒に新しいスタートを切りました。
彼らの素直な学びの姿勢は、私たちにも⼤変良い刺激を与えてくれています。
また、彼らには⼤切な価値観やお客様への想いを伝えることで、教える側も改めて学ぶことができています。
そのため、当社では新⼊社員に翌年の研修講師を担当してもらうことが伝統になっています。
今後、お客様からのチャットや電話で新⼊社員が対応することがあります。
彼らはまだ経験が浅く、万が⼀失礼がある場合もございますが、何卒ご理解とご容赦をお願い申し上げます。
当社は引き続き、社員教育に⼒を⼊れ、お客様に満⾜いただけるサービスを提供できるよう、社員⼀同努⼒して参ります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

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