【2024/03/21 更新】大幅にリライトしました
こんにちは、ハンズバリュー株式会社の新人コンサルタント、津名久ハナコです。
本日は快晴で、春の朝にしてはとっても寒い一日がスタートしました。
朝の身支度をさっさと済ませ、いつものように自転車にかけ乗って会社までやってきました。
途中、近所の子供たちが卒業式に向かっている姿を見かけて、あっという間に一年が過ぎてしまったなと感慨深く思います。
これから新しく大学を卒業した新入社員が入ってくることでしょう。
寒さはまだ残りますが、なんだかとてもワクワクする今日この頃です。
さて、今日はそんなワクワクする気持ちを背景に、私たちハンズバリュー株式会社がどのようにソーシャルメディアとブログを駆使して集客戦略を展開しているのか、その一端をお話ししたいと思います。
実践してきたことから学んだレッスンも含め、皆さんにお伝えできればと思います。
ソーシャルメディアとブログの重要性
昨今のビジネスシーンで無視できないのが、ソーシャルメディアを利用した集客戦略の有効性です。
特に、食品やアパレルといった趣味性の高い商品に関しては、X(旧名称・ツイッター)を用いた集客が目覚ましい効果を発揮しています。
一般に、約1000フォロワーを獲得することができれば、Xを用いた集客はうまく機能するとされており、そのコストパフォーマンスの良さには注目が集まっています。
一方、趣味性が低いとされる商いにおいても、ソーシャルメディアとブログを組み合わせた戦略が効果を発揮します。
具体的なお客様像を想定し、ソーシャルメディアでそのお客様との遭遇を狙い、ブログで情報提供を行うことで、顧客の感情の閾値を超え、問い合わせや仕事の発注につなげることができるのです。
ソーシャルメディアを活用した集客戦略
ソーシャルメディアを活用した集客戦略を成功させるには、まず最初に行うべきことがあります。
それは、『具体的なお客様像の想定』です。
ターゲットとなるお客様がどのような人物なのか、彼らの関心事は何か、どのソーシャルメディアを利用しているのかを明確にすることが重要です。
この段階で、ビジネスが提供する価値とお客様のニーズがどのように一致するかを把握します。
次に、『ソーシャルメディアでの遭遇狙い』がキーポイントになります。
具体的なお客様像が想定できたら、彼らが頻繁に利用するソーシャルメディア上で、どのようにして遭遇を狙うかを考えます。
ターゲットとなるお客様がよく使うハッシュタグの使用や、関連するコンテンツの共有、インフルエンサーとのコラボレーションなどが含まれます。
そして、ソーシャルメディアでの関心を引きつけた後は、『ブログによる情報提供と顧客の感情の閾値超え』が次のステップです。
ソーシャルメディアで初めて触れたお客様を、より深い情報提供の場であるブログへと誘導します。
ここでの情報提供は、ただ製品やサービスの特徴を伝えるだけでなく、顧客の問題を解決する方法や、製品を使った体験談など、顧客の感情に訴えかけるコンテンツが求められます。
この情報が顧客の感情の閾値を超えることで、問い合わせや購買へとつながるのです。
コンテンツマーケティングとソーシャルメディアの変遷
コンテンツマーケティング、特にブログを利用した集客は、2010年頃に大きな流行を見せました。
この時期、多くの企業がブログを中心としたオウンドメディアを活用し、顧客に対して有益な情報を提供することで、信頼性の高いブランドイメージを築き上げる戦略を採用していました。
しかし、時代は移り変わり、今日ではソーシャルメディアの無視できない影響力が浮き彫りになっています。
ソーシャルメディアの台頭により、人々の情報消費行動に大きな変化が生じました。
『昔ほどブログを閲覧する時間はない』と感じる人が増え、情報を短時間でキャッチできるソーシャルメディアのプラットフォームが重宝されるようになったのです。
この変化は、コンテンツマーケティングの戦略にも影響を与え、ブログだけでなく、ソーシャルメディアを活用した情報発信が不可欠なものとなりました。
また、経営者層のソーシャルメディアへの時間投資も増加しています。
彼らは、自社のビジョンや価値観をソーシャルメディアを通じて積極的に発信することで、ブランドの人間性を前面に押し出し、顧客との深い繋がりを築くことを目指しています。
このような動きは、企業と顧客の関係性においてよりパーソナライズされたアプローチが求められている現代において、大きな意味を持っています。
この変遷を踏まえると、現代のマーケティング戦略では、ブログによるコンテンツマーケティングとソーシャルメディアの両方を巧みに活用する必要があることが分かります。
コンテンツマーケティングの基本的な考え方は変わらないものの、その表現方法や伝達手段は進化し続けています。
ブログとソーシャルメディアを組み合わせることで、より多くの人々にリーチし、ブランドのメッセージを効果的に伝えることが可能になるのです。
我社のソーシャルメディア戦略
ハンズバリュー株式会社は、経営コンサルティング、マーケティング、デザインの分野で、お客様の会社の成長と改善をサポートしています。
そんな我社では、ソーシャルメディアを新卒採用の重要なツールと位置づけ、独自の戦略を展開しています。
我社のSNS運用の目的は、新入社員や仕事を探している大学生の方々に向けた情報発信です。
会社の雰囲気が伝わるような動画を作成し、Instagram、Facebook、YouTube Shorts、TikTokなどの各プラットフォームに投稿しています。
初めは全くフォロワーがいない状態からのスタートでしたが、徐々にフォロワー数が増加するにつれ、動画の再生回数も正比例して伸びていきました。
例えば、新入社員の1日に密着した「A Day in the Life」シリーズの動画では、若手社員の生き生きとした働く姿を紹介しています。
社員同士の温かいコミュニケーションや、チャレンジングな仕事に取り組む様子が伝わる内容となっており、多くの学生から共感を得ています。
また、社員のインタビュー動画では、仕事のやりがいや成長の機会について赤裸々に語ってもらっています。
リアルな声を届けることで、我社で働くことのメリットを具体的に伝えることができていると感じています。
加えて、社内イベントの様子をライブ配信することで、リアルタイムでの臨場感を演出。
視聴者からのコメントに社員が答えるなど、双方向のコミュニケーションを通じて、我社の人間性や文化を知ってもらう機会となっています。
こうした取り組みの結果、エントリー数の増加や、説明会への参加者数の向上といった成果につながっています。
SNSを通じて我社の魅力を発信し続けることで、優秀な人材との出会いが増えていると実感しています。
今後も、学生の皆さんにとって有益な情報を発信し、共感を呼ぶコンテンツを追求していきます。ソーシャルメディアの力を活用し、次世代を担う人材との接点を大切にしていきたいと考えています。
実践から学んだ重要なレッスンの一つは、『コンテンツの質とタイミングが重要である』ということです。
ソーシャルメディア上での情報はあっという間に流れてしまうため、ターゲットの関心を引き、記憶に残るような魅力的なコンテンツを、適切なタイミングで発信することが集客成功の鍵を握っています。
また、『顧客との対話を大切にする』ことも学びました。ソーシャルメディアは単なる情報発信の場ではなく、顧客と直接コミュニケーションを取る貴重な機会です。
対話を通じて、顧客の真のニーズを理解し、信頼関係を築くことができます。
このように、我社ではソーシャルメディア戦略を通じて、顧客との関係性深化とブランド価値の向上を図っています。
今後も、これらの実践から得た知見を生かし、さらに戦略を洗練させていく所存です。
我社の取り組みが、ソーシャルメディアを活用している他の企業にとっても参考になれば幸いです。
本日も良い学びを。
ハンズバリュー株式会社の津名久ハナコでした。