山形県と福島県の認定支援機関及び山形県のM&A認定機関の人を活かす経営のハンズバリュー株式会社の新人経営コンサルタント、津名久はなこです。
メールマガジン【週刊島田慶資】の内容を公開します!
チェックしてみてください!さっくり読めるオススメの過去ブログです。
- 【ホームページ運営】担当者を悩ませるホームページの更新頻度、どれぐらいがベスト?
https://tsunagu-hp.jp/archives/8455 - 【ホームページ制作】デザインの重要性とお客様目線の考え方
https://tsunagu-hp.jp/archives/8318
皆様、こんにちは!
ハンズバリュー株式会社の島田です。
メールマガジンの感想、お待ちしております!
「読んでるよ」と言っていただければ励みになります(^_^)
★特報!事業再構築補助金、ご案内です。
河野太郎の行政レビューで酷評されたため、使い勝手は改悪されていると思いますが、大型補助金です。
ご活用くださいませ。
中小企業等事業再構築促進基金及び事業再構築補助金の抜本的見直しを行った上で本日から第12回公募を実施します
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2024/240423kobo.html
★雇用調整助成金の運用が厳格化されます
令和6年4月から、雇用調整助成金の手続きがさらに厳格化されることをご存知ですか?
今回は、新たに必要となる添付書類について、みなさんにお伝えしたいと思います。
まず、初回判定基礎期間分の添付書類として、『源泉税納付書の写し』が必要になります。
次に、毎判定基礎期間分の添付書類についてです。
給与が振込で支払われた場合は、銀行の振込明細書などの振込を証明する書類の提出が求められます。
一方、給与が手渡しで支払われた場合は、労働者直筆の領収書が必要で、会社名、労働者の住所、電話番号、受領日、氏名といった情報を記載しなければなりません。
上記の書類は、各判定基礎期間ごとに提出する必要があるため、対応が求められる期間やタイミングを正確に把握することが重要です。
提出書類の準備を怠ると、助成金の受給に支障をきたす可能性もあるため、十分な注意が必要です。
雇用調整助成金を活用する際は、社会保険労務士などの専門家の手助けを得て、適切な手続きを行っていただきたいと思います。
今回の情報が、みなさんの助成金申請の一助となれば幸いです。
【独り言コーナー】
- 福島では桜は散ってしまいましたが、リンゴや桃の花が開花しています。ぜひ、福島市のフルーツラインをGWにドライブしてみてください。
- 前回メルマガの「ブリリアント・ジャーク」のメルマガ、アクセスをたくさんいただいております。皆さん、人材に悩んでいるんですねぇ。
- 島田のプリウス、走行距離が2年6ヶ月で10万キロを超えました。福島⇔山形を通勤で使っているからでしょう。リースが切れる頃には20万キロの大台に乗りそうです。
- 弊社のお客様限定となりますが、BIツールでホームページの成績表を提供することが可能になりました。
サンプルなどは次のページで確認くださいませ。
https://tsunagu-hp.jp/archives/9454 - 坊やが母への愛を爆発させています。もともと妻が大好きな坊やですが、妻が不在になると泣き出します。男の子はママが好きなんですね。
【今週の経済入門】インフレとは、悪か善か?
皆さま、こんにちは!
ハンズバリュー株式会社の勝頼ヒデコです。
最近、私が愛用している猫のペットフードや猫砂の値上がりに悩まされています。
それだけでなく、ガソリンや電気代の高騰もあり、日々の生活にひびいている方も多いのではないでしょうか。
今日はそんな「インフレ」について、その種類と影響を一緒に考えてみましょう。
【今日のテーマ】インフレの種類とその影響
インフレとは、貨幣価値と比較して物価が全体的に上昇する状態を指します。(デフレは、その逆です)
さて、インフレにはいくつかのタイプがあり、それぞれが経済に異なる影響を与えていることは、あまり報道でも見かけません。
政府と日銀が狙っていたインフレ※は「デマンドプル型インフレ」です。
※日本銀行公式ホームページより引用”こうした点を踏まえ、日本銀行は、2013年1月に、「物価安定の目標」を消費者物価の前年比上昇率2%と定め、これをできるだけ早期に実現するという約束をしています。
https://www.boj.or.jp/mopo/outline/target.htm
- デマンドプル型インフレ(良いインフレ、みんなが幸せになる。本来は、これを狙っていた)
経済が活発で、消費者の購買力が増えることで需要が供給を上回り、物価が上昇する状態です。
「所得の増加」に伴い、全体的な生活水準が向上している証拠でもあります。 - コストプッシュ型インフレ(悪いインフレ)
生産コストの増加が原因で、企業が製品価格を上げざるを得なくなることによって発生します。
例えば、消費税の増税で価格を押し上げるケースです。
これは消費者にとっては厳しいインフレであり、所得増加とは無関係に生活コストが増大します。
※現在の日本の状況がコストプッシュ型インフレです。日銀総裁も認めています。 - サプライロス型インフレ(悪いインフレ)
自然災害やパンデミックのような予期せぬ事態が生産設備や供給チェーンを損ない、市場に商品が供給されなくなることで発生します。
人手不足でも同様に発生します。限られた供給に対する需要が物価を押し上げます。
※少子高齢化が加速すれば、悪いインフレが加速します。
将来につけを残さないと、政治家がしばしば答弁していますが、少子高齢化問題こそが将来のツケです。
政府の借金の話ではないと思います。(政府の負債は、民間の資産です)
【まとめ】
インフレは必ずしも悪いものではありませんが、その種類を理解することで、我々がどのように対応すべきかが見えてきます。
特に経営者の皆さまは、これらのインフレの影響を事業にどう反映させるか、戦略的な視点が求められるでしょう。
個人としても、インフレの原因と効果を理解し、賢く生活を送るための一助にしてください。
それでは、また次回のメルマガでお会いしましょう。
今週もよろしくお願いします。
内閣府から4月の月例経済報告が発表されました。
岸田総理のメッセージは本物か?他
みなさん、こんにちは。
ハンズバリュー株式会社の島田です。
先日の衆議院補欠選挙、大きな話題となりましたね。
保守王国と言われる島根での自民党の大敗は、岸田総理や自民党政治への不信感の表れではないでしょうか。
裏金問題や政治家の不倫など、国民の反感を買う出来事が相次いでいます。
浮動票の多くが、反自民の受け皿として立憲民主党を選んだようにも見えます。
経済が好調なら多少の不祥事は目をつむることもできるかもしれません。
しかし、現実はどうでしょう。
中小企業家同友会全国協議会の景況調査指標DOR(4月10日発表)は、業況判断、業況水準、売上高、経常利益のすべてでマイナス圏に沈んでいます。
景気悪化の波が中小企業に確実に押し寄せているのです。
※中同協公式ホームページ:https://www.doyu.jp/news/2024/0410/post-25205
一方、政府は最新の月例経済報告で、春闘の賃上げ率の高さを根拠に経済の好調ぶりを強調しています。
しかし、組合加入率が過去最低の16.5%である現状を考えれば、かなり恣意的なデータの解釈だと言わざるを得ません。
※内閣府経済月例報告:https://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2024/0423getsurei/main.pdf
※内閣府経済月例報告の関係閣僚会議資料:https://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2024/04kaigi.pdf
岸田総理は、賃上げを背景にデフレ脱却と増税に前向きな姿勢を見せていますが、中小企業の厳しい景況感とは真逆の方向を向いているように感じます。
そんな中、自民党は「経済再生の実感をお届けする」などと言っていますが、中小企業への支援はおざなりで、子育て支援金の開始など矛盾だらけ。
やっていることと言っていることのギャップに、憤りを感じずにはいられません。
解散総選挙の報道もありますが、現政権下での抜本的な経済対策は期待薄です。
選挙で政権交代が実現し、景気回復への道筋が見えてくることを願うばかりですが、当面は中小企業にとって厳しい経営環境が続くでしょう。
みなさんには、こうした状況をしっかりと見極めていただきたいと思います。
島田も、引き続き注意深く動向を追っていくつもりです。
みなさんの会社経営や投資判断に、少しでもお役に立てる情報を届けられればと願っています。
今回のメルマガが、みなさんにとって有益なものであったなら幸いです。
また次回、お会いしましょう。
ハンズバリュー株式会社
代表取締役・作家 島田慶資
現代だからこそ紙媒体(ニュースレター)の効果を考えてみる
みなさん、こんにちは。
先日、工務店のお客様から「お客様からの問い合わせを増やしたいのでSNSをしたほうが良いのだろうか?」とご相談をいただきました。
今日は、お客様獲得のための”ちょっと古くて新しい”方法についてご提案させてください。
近年、注文住宅系の工務店では競争が激化しています。
少子高齢化に伴い世帯数が減少し、住宅着工戸数が減少傾向にあるためです。
そのため、多くの工務店がインターネット広告やSNS広告を活用しているため、これらの手法だけでは差別化が難しくなっているのが現実です。
さて、デジタル広告の利用が一般化するにつれて、お客様は広告に対する耐性を高めており、単にデジタル広告を出すだけでは注意を引くことが難しくなっています。
そのため、ホームページやSNS(も悪くないのですが…)だけでは効果を実感しにくい状態でありますし、参入障壁を乗り越えるための時間的・金銭的余裕も必要となります。
そこで、皆さまにおすすめしたいのが、ホームページやSNSだけでなく、紙媒体の広告を組み合わせたメディアミックスです。
工務店のような2ステップ型のビジネスでは、いかにして新規のお客様から問い合わせを獲得するかが重要です。
チラシを出すだけでなく、お客様から手を上げてもらうことに注力すべきなのです。
※2ステップ型のビジネス…お客様がが商品を購入するまでの順序を二つの段階に分けて行う方法です。資料請求⇒営業して成約。ただ商品を売るだけでなく、顧客の興味を引き、必要な情報を提供してから購入してもらう流れを作ることが大切です。
ここで、新規顧客獲得のために活用していただきたいのが、紙媒体の広告とニュースレターの組み合わせです。
まず、紙媒体の広告で問い合わせを獲得し、その後、ニュースレターを使ってお客様との関係を構築していきます。
ニュースレターでは、工務店の専門性や実績、お客様へのメリットなどを定期的に発信することで、信頼関係を築いていきます。
インターネット上では情報があふれており、自社の情報を目立たせることが難しい状況ですが、紙媒体の広告とニュースレターは、この情報過多の中で目を引くことができる貴重な手段です。
また、この組み合わせを活用している企業は少ないため、お客様の目に留まりやすく、高確率で差別化につながります。
皆さまも、Webマーケティングだけに頼るのではなく、以下のようなアプローチを組み合わせてみてはいかがでしょうか。
- 紙媒体の広告で新規顧客の問い合わせを獲得する
- 問い合わせを獲得することに注力する
- ニュースレターを活用し、お客様との信頼関係を構築する
- お客様のニーズに合わせて、適切なタイミングで提案を行う
上記の戦略を組み合わせることで、競合他社との差別化を図り、効果的な新規顧客獲得を実現することができます。
紙媒体の広告とニュースレターの組み合わせは、情報過多の時代だからこそ、顧客の心に響く情報提供や関係性の構築に非常に有効です。
ぜひ、皆さまのご商売でもこのアプローチを取り入れてみてください。
新規のお客様獲得とビジネスの成果向上に役立つことを確信しています。
ご参考ください。
共に育ち合う社風づくりに必要な社長の覚悟 ~あなたの会社は大丈夫ですか?~
先日、山形県中小企業家同友会の第40回定時総会が開催され、株式会社琉球補聴器の代表取締役である森山賢氏による感動的な基調講演が行われました。森山氏は、自身の経験から、社員と共に育ち合う関係づくりの重要性を説かれました。
講演を受けて、参加者はグループ討論を行い、自社の社風について自己評価を行いました。
本日は、そのグループ討論の気付きを共有させていただきます。
島田のグループ討論では、経営理念を確認するとすべての企業で企業理念が確立されていました。
しかしながら、経営理念を持っているものの、共に育ち合う風土には至っていないことが明らかになりました。
皆さまの会社はいかがでしょうか?
以下のような課題を抱えていませんか?
- 社長や経営幹部による経営理念の説明不足
- 中間管理職の不在や教育不足
- 社長や経営幹部の発信力不足
- 社員の働く喜びや誇りづくりの欠如
もし当てはまるものがあれば、普段の行動を変える必要があるでしょう。
討論では、これらの課題を解決するために、次のような提案がなされました。
- 社長が幹部社員を教育し、幹部社員が他の社員を導く体制づくり
- リラックスした雰囲気の中で、経営理念について話し合う機会の創出
- 重要度と緊急度のマトリックスを用いた、長期的な視点での経営理念浸透の優先順位づけ
- 社長自身が社員と向き合うための時間と労力、情熱の投入
グループ討論の内容をヒントに、自社の経営を見つめ直してみてください。
共に育ち合う社風づくりには、社長自身の覚悟が必要不可欠です。
社員と共に成長する喜びを感じられる会社づくりを目指して、一歩踏み出してみませんか?
皆さまの会社が、人を生かす経営を実践する素晴らしい組織へと成長していくことを願っています。
行動を変えることが、あなたの会社の明るい未来につながると信じています。
それでは、またお会いしましょう。
今日も一日、良い学びを。
ハンズバリュー株式会社の島田慶資でした。