山形県と福島県の認定支援機関及び山形県のM&A認定機関の人を活かす経営のハンズバリュー株式会社の新人経営コンサルタント、津名久はなこです。
メールマガジン【週刊島田慶資】の内容を公開します!
【島田の”勘”頭言】
ゴールデンウィークが終わり、新型コロナウイルス感染症の類型がインフルエンザ同等の5類に変更されました。これから新しい日常に移り変わるでしょう。
しかし、コロナ以前に戻らないものも存在します。消費の中心世代が変わり、時代とともに消費スタイルも変化していくのです。
【製品の寿命と業績の関連】
製品は次第に年をとり、売上を伸ばすことが難しくなります。それに伴い、収益性も低下します。この現象が企業の業績を低下させる原因となります。
企業の業績が大きく変わるかどうかは、製品を捨てるかどうかによって決まります。
【製品切り捨ての難しさ】
製品を切り捨てることが難しい理由には、「お客様に迷惑がかかる」や「自分の愛着のある商品である」など、さまざまな感情が絡んでくるためです。
しかし、資源が限られている中小企業は、選択と集中によって乗り切らざるを得ません。
そのため、現実的には感情を挟まず、収益性を見直す必要があるのです。
ポスト・コロナの新しい時代においても、取捨選択を行い、時代の変化に対応していくことが求められるでしょう。
どんな時代でも、戦うことだけは変わらないみたいですね。
実店舗に効く話「ダイレクトメールの効果を高める方法」
島田はダイレクトメール賛成派ですが、事業者様からは 「ダイレクトメールは反応が悪いんじゃないのか」 「郵送のコストがかかりすぎる」 「印刷の手配や準備が大変…」 「ラインやフェイスブックなどのソーシャルメディアのほうがいいんじゃないか」 などのネガティブな意見が寄せられることがあります。
確かに、大量に送るダイレクトメールは反応率が低くなる傾向があります。しかし、効果を高める方法があるんです。それは、「お客様に電話を一本入れておく」ことです。
【電話連絡で効果が変わる】
お客様に電話をかけるだけで、ダイレクトメールの反応率が大幅に上がります。例えば、「セールのご案内をお客様に送りました。届きましたらご一読ください。よろしくお願いします。」という一言が、効果を劇的に変えるのです。電話営業と違い、純粋に案内のために電話するだけなので、電話をかける担当者の精神的ストレスも軽減されるでしょう。
【効果的な活用方法】
この方法は、確実に売り切りたい商品や予約を取りたい時に特に効果的です。
面倒な施策になるため、多くの企業が実践していないことが多いです。
しかし、ちょっとだけ努力すれば、ライバルに差をつけることができます。ぜひ、この方法を試してみてください。
偏集考記
新型コロナウイルス感染症が収束に向かい、オフィスに戻る企業が増えている一方で、在宅勤務が定着している企業も存在します。今後も、在宅勤務に対するニーズは続くと予想されます。
地方の中小企業が在宅勤務と無縁だと思い、あきらめてしまうのは非常にもったいないことです。実際には、中小企業も人手不足に悩まされています。この問題を解決するために、バックオフィス業務を在宅勤務の従業員に依頼するなどの働き方改革が必要不可欠です。
事前に実験や検討を行わないと、問題に直面した際に対策が限定されてしまうでしょう。地方の中小企業にも在宅勤務を検討し、働き方改革に取り組むことをお勧めします。
それでは、また次回のメールマガジンでお会いしましょう。
ハンズバリュー株式会社の島田慶資でした。