山形県と福島県の認定支援機関及び山形県のM&A認定機関の人を活かす経営のハンズバリュー株式会社の新人経営コンサルタント、津名久はなこです。
メールマガジン【週刊島田慶資】の内容を公開します!
チェックしてみてください!さっくり読めるオススメの過去ブログです。
皆様、こんにちは!
ハンズバリュー株式会社の島田です。
メールマガジンの感想、お待ちしております!
「読んでるよ」と言っていただければ励みになります(^_^)
【独り言コーナー】
- 今年の夏は猛烈に暑いと報道がありました。皆様のご商売にも影響があるかもしれません、対策をお考えください。
- 賃上げについては、今年も去年と同等の金額が提案される物と考えています。一昔の深夜バイトなみの時給になりそうですね。
- お客様からメールマガジンの感想と(髪の毛の)応援をいただきました。ありがとうございます!毛生え薬教えていただき、ありがとうございます!
- 山形県中小企業家同友会の経営指針を作る会で「労使見解」について解説を行いました。
課題が沢山ありますが、挑戦させていただいたことに大感謝。
委員長様、もしよろしければ来年もチャンスをください!再チャレンジ、やりたいです🐈 - 坊やが溶連菌に感染しました。お薬をいただいて療養しておりますが、遊びたくて仕方がないようです。おとなしくしてほしい😹
【島田の気になるニュース】
- 山形労働局から案内がありました。
山形県内で活用できる採用・育成などに関する助成金一覧です。他県でもほぼ同様の資料はあるはず。 - 山形県の産業振興支援施策一覧をご活用ください!
創業者や中小企業のための最新支援事業を毎月更新しています。 - フリーランスが安心して働ける環境を整備するため「フリーランス・トラブル110番」という無料の弁護士サービスがスタートするようです。
- 「5月の中小企業景況感 業況DI 5か月ぶりで改善:日本商工会議所」とありますが、指標を確認すると軒並みマイナス。全くダメダメ。
- 山形県中小企業家同友会の経営指針を作る会のFacebookページが新しくなりました!🐈
後藤石材店さん、ひろまるデザインさん、島田で運営しています。フォローお待ちしております!
【今週の経済入門】インフレ目標2%の謎を解く!知っておきたい経済の基礎知識
こんにちは、ハンズバリュー株式会社の秘書・勝頼ヒデコです。
先週末は、近所の公園で満開のツツジを楽しみながらリフレッシュしました。
さて、今日のテーマは「インフレ目標とその意義」です。
最近、ニュースで「インフレ2%達成」という言葉をよく耳にするけど、
実際どういうこと?と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
なぜインフレ目標は2%なの?
日本のインフレ目標は2%に設定されています。
これは、YouTubeでも活動されている
経済学者の高橋洋一先生が、過去に政府へ提言した理論であると認識しています。
高橋先生は、失業率とインフレ率の関係 を分析し、
日本においてはインフレ率が2%のときに経済が最も安定すると結論づけております。
私たちの生活への影響は?
現在の日本のインフレは、主にエネルギー価格の高騰が原因です。
つまり、
「コストプッシュ型インフレ」 と呼ばれるものです。
これは、我々庶民の所得が増えて物価が上がる 「デマンドプル型インフレ」 とは異なります。
高橋先生の提言していたのはデマンドプル型だったのですが、残念ながら現実はそううまくいっていません。
今、必要な経済政策とは?
コストプッシュ型インフレが続く中、
政府は積極的な財政政策と金融緩和を続けるべきだと私は考えています。
しかし、裏金問題に端を切った政治的な思惑が優先され、
経済政策が十分に議論されていない現状には、中小企業支援者のひとりとして歯がゆさを感じています。
私たちができること
正しい経済知識を身につける ことが大切と考えます。
私たち一人ひとりが経済について考え、
行動することで、より良い未来を築くことができると信じています。
次回も経済の話題をお届けしますので、お楽しみに。
さて、今日はどのカフェに行こうかしら?
今週もよろしくお願いします。
「憲章・条例活用推進シンポジウム」中小企業をとりまく経済状況と政治の課題
皆さん、こんにちは。
ハンズバリュー株式会社の島田慶資です。
6月5日水曜日に中小企業家同友会全国協議会が開催した
中小企業魅力発信月間のシンポジウムに参加しました。
中小企業庁長官や国会議員の方々から、
中小企業への力強い応援メッセージをいただきました。
ただ…
下請けGメンによる価格転嫁の徹底支援や賃上げ企業への税制優遇といった施策の紹介もありましたが、
地方の中小企業の実情を理解していないように感じました。
特に地方では、東京や大阪と比べてインバウンドの恩恵も少なく、
疲弊している企業が多いのが現状です。
そのような状況下では、
消費税減税もしくは廃止(もしくは社会保険料の削減)が最も効果的で直接的な対策であるはずです。
しかし、シンポジウムではこの点について全く触れられず、
小規模な税制優遇や的外れな輸出支援策ばかりが紹介されました。
経済を理解していない政治
特に印象的だったのは、社民党の福島瑞穂氏の「消費税反対」という主張です。
島田も消費税反対は、大賛成です。
しかし、その代わりに大企業への課税強化を提案するなど、
財源論に固執している姿勢が見られました。
最も強い危機感を覚えたのは、
消費税反対を打ち出している社民党でさえ
財源論に固執していることです。
経済を本当に理解している政治家がいるのでしょうか?
現在の日本経済は、
悪性インフレにより
企業倒産件数の増加、
新築着工戸数の減少、
実質賃金の低下など、非常に厳しい状況にあります。
このような状況下では、
家庭と同じように財源論で考えるのではなく、
赤字国債を発行して経済を刺激し、
日銀の金融緩和とセットで経済を立て直していくべきです。
日本銀行の経済概況と現実の乖離
日本銀行の福島支店と山形事務所が発表した5月の経済概況では、
個人消費が「緩やかな回復」と表現されていました。
しかし、両事務所に島田がメールで確認したところ、
これは新型コロナウイルス感染症が蔓延していた前年と比較しての表現であり、
今後の動向については考慮されていないとのことでした。
我々中小企業家は、
常に未来を見据えて活動しなければなりません。
必要なのは、現在の状況と将来の動向を的確に把握することです。
政府や日銀の発表は、
必ずしも現実の経済状況を反映していない可能性があります。
今、私たちに必要なこと
今回のシンポジウムを通じて、
政治と経済の乖離、
そして政府や日銀の発表と現実の乖離を改めて痛感しました。
政治家は、もっと現場の声に耳を傾け、経済の現実を直視すべきでしょう。
そして、私たち中小企業も
政治に翻弄されるのではなく、
自らの力で未来を切り開いていく必要があります。
そのためには、
- 正しい経済状況の把握
政府や日銀の発表だけでなく、様々な情報源から情報を収集し、自らの目で現状を把握すること。 - 未来を見据えた経営戦略の策定
一時的な状況に左右されず、長期的な視点で経営戦略を立てること。 - 外部環境への積極的な関与
行政や地方自治体と対話し、
中小企業の現状を理解してもらい、
政策に反映させること。
共にこの難局を乗り越えていきましょう。
中小企業の未来は、私たち自身の手にかかっています。
また次回お会いしましょう。
ハンズバリュー株式会社
代表取締役・作家 島田慶資
予約減少に悩む事業者様へ。不況を乗り切る、売上アップの秘策とは?
先日、お客様から「温泉旅館の予約が大幅に減っている」という、
切実なご相談をいただきました。
原因は様々考えられますが、
やはりこの景気の悪化が大きく影響しているのではないでしょうか。
そこで今回は、このような厳しい状況下でも、
売上と利益を確保するための戦略について、
皆様と共有させていただきたいと思います。
いますぐできる!売上アップの秘策
それは、ズバリ「ポジショニング」です。
「ポジショニング」とは、
自社の強みを活かし、
競合との差別化を図りながら、
特定のお客様に響くサービスを提供する戦略のこと。
例えば、お弁当屋さんを例に考えてみましょう。
多くの店が価格競争に明け暮れる中、
あえて「会議専門」のお弁当サービスに特化することで、
高品質・高単価な商品で新たな顧客層を開拓することができます。
温泉旅館でも同じことが言えます。
例えば、
- ペット連れのお客様に特化した特別なプラン
- 森林浴などの体験と一体とした特別な時空間
- お酒が大好きなお客様が集まるコミュニティづくり
など、
競合が見落としているニーズに目を向け、
そこに特化したサービスを提供することで、
短期的な売上アップだけでなく、長期的なファン作りにも繋がります。
ポジショニング戦略のメリット
- 価格競争から脱却できる
- 高単価での販売が可能になる
- お客様の満足度が向上する
- 独自性の高い旅館として認知される
まとめ
「ポジショニング」は、
お客様を変え、商品単価を変え、
そして、旅館の未来を変える可能性を秘めた戦略です。
この不況を乗り越え、
さらに発展していくためにも、
ぜひ一度、「ポジショニング」について考えてみませんか?
追伸:
ポジショニング戦略について、具体的なアドバイスやサポートをご希望の方はお気軽にご連絡ください。
お客様に合った戦略を一緒に考えていきましょう。
今回のメルマガが、皆さんの一助になれば幸いです。
ご参考ください。
中小企業の「人を生かす経営」~同友会の教えに学ぶ~
先日、山形県中小企業家同友会の「経営指針をつくる会」にて、
同友会が大切にしている「人を生かす経営」について報告させていただきました。
改めてこのテーマに向き合い、
同友会の書籍を読み返す中で、
中小企業における労使関係の在り方について、
深く考えさせられました。
中小企業の労使関係は、
「雇う」「雇われる」という単純な関係を超えたもの だと、
私は考えています。
私たちは同じ地域に住み、
生活を共にする仲間です。
会社を一歩出れば、
一個人として地域を愛する同志です。
だからこそ、共に働く喜びを分かち合い、
やりがいを感じられる関係を築くことが大切なのではないでしょうか。
中小企業は、
地域の要望や願いによって生まれ、
地域に支えられてきました。
地域を愛する経営者と従業員が、
共に力を合わせて地域のために働く。
これこそが、
中小企業における労使関係の理想的な姿なのではないでしょうか。
同友会が提唱する「人を生かす経営」には、
明確な答えはありません。
しかし、その言葉の一つひとつに、
経営者のあるべき姿勢が込められています。
「人を生かす経営」を、
単なるスローガンではなく、
日々の実践へと繋げていくことが、
私たち中小企業の使命だと感じています。
まだまだ未熟な私ですが、
これからも中小企業家同友会の教えを胸に、
より良い会社づくりを目指していきます。
それでは、またお会いしましょう。
今日も一日、良い学びを。
ハンズバリュー株式会社の島田慶資でした。