山形県と福島県の認定支援機関及び山形県のM&A認定機関の人を活かす経営のハンズバリュー株式会社の新人経営コンサルタント、津名久はなこです。
メールマガジン【週刊島田慶資】の内容を公開します!
チェックしてみてください!さっくり読めるオススメの過去ブログです。
❶【色彩のメッセージ】色には意味がある!?広告に使うと効果的です!!
https://tsunagu-hp.jp/archives/8913
❷アクセスはほどほどでも、問合せを増やす方法!●●●で成功する方法
https://tsunagu-hp.jp/archives/7585
いつもお世話になっております。
ハンズバリュー株式会社の島田です。
メールマガジンの感想、お待ちしております!
「読んでるよ」と言っていただければ励みになります(^_^)
※「コジマから学ぶ、経済学を営業に活かす具体策」は実店舗に効く話に掲載しています
【島田の独り言コーナー】
- 昨年の初夢はバンクミーティングだったようです。今年の初夢は何だろうかと楽しみです。
- 弊社でオンライン”ミニ”セミナーを開催します。
採用、ホームページ活用、強み分析とコンテンツ盛りだくさん。ぜひ学びを深めてください!
https://handsvalue.co.jp/archives/7234 - 坊やからサンタクロースのプレゼントは「トゥクトゥクがほしい」と言われました。
トイザらスには売っていませんでした…。何故にこんなマイナーな乗り物を…。 - クリスマスの特別ディナーはお手製の特製唐揚げにしようと決めました。
揚げたての唐揚げに軽く塩を振るのがポイント!とある方の極秘レシピなんです(^_^) - 弊社は12月30日(土曜日)~1月8日(月曜日)までお休みになります。
ホームページの告知など必要がありましたら、お申し付けください。
【島田の”勘”頭言】2023年を振り返る
2023年の活動振り返りと感謝のメッセージ
さて、年末です。2023年最後のメールマガジンとなりました。
週間島田慶資を読んでいただきましてありがとうございます。
2023年は、数々の新しい取り組みと挑戦の年でした。
『週刊島田慶資の軽量版』の開始から、生成AIの活用、経営指針の強化と組織化と社員共育、そして新規事業の開発に至るまで、私たちは多岐にわたる分野で成長ができたと実感しています。
特に注目すべきは、従業員さんたちが主体となって完成させた弊社ホームページのリニューアル(https://tsunagu-hp.jp/)です。
みんなで力を合わせて取り組んで得られた成果ですから、組織にとって大きな意味があると考えます。
しかし、挑戦には失敗も伴います。
営業代行会社の活用において有効な手段を見出せなかったこと、官公庁の案件獲得の困難さ、そして私自身の健康管理の問題(ストレスで体重が激増しました…)や、経営の未熟さにより従業員の退職があったことは、大きな反省と学びとなりました。
従業員への感謝とお客様へのコミットメント
現在も共に働いてくれている従業員の皆さんには、心からの感謝の気持ちでいっぱいです。
彼らの献身的なサポートと前向きな姿勢は、お客様支援や会社をより良いものにするための原動力です。
彼らには、仕事への誇り、生きがいとやりがい、喜び、そして十分な報酬を提供することで、感謝の気持ちを表したいと考えています。
お客様に対しても、私たちは変わらず全力でサポートを続けていきます。
お客様一人ひとりのニーズに応え、努力を続けます。
来年への展望
来年も、さまざまな挑戦と失敗があるでしょうが、そのすべてを成長の機会と捉えて前進していきたいと思います。
失敗は成功への道のりであり、私たちがさらなる高みへと進むために必要な取組と信じています。
最後に、皆様には引き続きのご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
2024年も、私たちはお客様と従業員の皆様のために、精進し続ける所存です。
敬具
ハンズバリュー株式会社
代表取締役 島田慶資
実店舗に効く話 コジマから学ぶ、経済学を営業に活かす具体策
競争市場における価格戦略:家電量販店「コジマ×ビックカメラ」の教訓
皆さん、こんにちは。
今日は、坊やのクリスマスプレゼントを購入するために福島市のコジマに訪れた際の経験から得た、興味深い洞察を皆さんと共有したいと思います。
さてコジマに次のような告知がありました。
「他店徹底 対抗他店より一円でも高い品は販売員までお申し付けください 笑顔で価格対応いたします!」
※下の写真を参考
さて、他店よりも一円でも安い価格を提示するという、コジマの戦略は誰にむけたものでしょうか。
価格の徹底対抗戦略は、競争が激しい市場において重要な教訓を提供していますよ!
今回のメールマガジンでは、コジマの徹底対抗戦略を分析し、経営戦略への応用について考えてみたいと思います。
(学問が経営に生きる良い事例でしたので勉強してみてください!)
囚人のジレンマを応用した営業戦略
コジマの徹底対抗戦略は、表面的には顧客に向けられているように見えますが、実は競合他社に対するメッセージです。
経済学でいうゲーム理論「囚人のジレンマ」を巧みに応用したものですね。
⇒囚人のジレンマについては、YouTubeでより詳しく解説している方がいるのでご参考ください。https://youtu.be/I5dNvw3_0MQ?si=_VcIzKKscPe5eheg
コジマの事例で「囚人のジレンマ」を考えてみる
コジマは、他店が価格を下げた場合、さらに安い価格を提示すると言っています。
競合の家電量販店としては値下げチラシを配布して集客したいところですが、コジマの(目玉)商品とかち合うと価格競争が起こることが明らかです。
コジマとかち合うと価格戦争に陥り、みんなが疲弊してしまうことは明らかですね。
そのため、競合の家電量販店はコジマに価格競争は挑まなくなります。
妥協を引き出し、自身の利得を最大化する
コジマのメッセージは、「価格競争はお互いにとって良くない」と伝えています。
(言い方を変えれば「だから価格競争を挑まないでね、価格競争なら死ぬ気で付き合うよ」というメッセージになります…)
この強烈なメッセージで競合他社も価格競争を避けるでしょう。
相手から妥協を引き出し自社のポジションを築くことで、コジマは価格競争に逆に巻き込まれにくくなります。面白いですよね。
ゲーム理論を学んでいただければ、自分の利益を最大化するためのフレームワークを学習することも可能です!学問って面白いですよね。
北朝鮮の瀬戸際外交との類似点
コジマの戦略は、北朝鮮が行う瀬戸際外交とも類似しています。
北朝鮮は瀬戸際外交において、徹底的に挑戦的な態度を取ることで、相手からの妥協を引き出す戦術を採用しています。
相手に対して自身の強い姿勢を見せることで、譲歩を促すという戦略です。
コジマが採用している徹底対抗戦略と類似しています。
ゲーム理論を実践するために必要な覚悟と実力
ゲーム理論を実際に運用しようと考えると、強い覚悟や実力が必要とされます。
競争相手が「あいつと徹底的に戦ったら、こっちも大損害を被る」と想わせるだけのブランドが必要になります。
もちろん、相手が戦いに挑んできたらメッセージ通り出血してでも死ぬ気で戦わなければ、ブランドが既存します。
未来永劫はこのメッセージは活用できなくなります。
そのため容易には採用できない戦略かもしれませんが、自社の経営戦略の一つとして取り入れることは、非常に興味深い選択肢です。
ゲーム理論を応用した営業戦略を採用する場合、価格戦争を回避し、自社のポジションを強化できます。
自社が強い意志を持って市場に立ち向かうことを示すことで、競合他社は価格競争を避ける傾向になるでしょう。
自社がどのような市場環境にあるのか、そしてどのようなリソースと能力を持っているのかを考慮した上で、この戦略を採用するかどうかを検討することが大切ですね。
まとめ
経営戦略において、相手に自社の強さを示し、彼らが戦いを避けるような状況を作ることは非常に重要です。
言い換えれば、自分がされて嫌なことを相手にすることで、競合からの挑戦を防ぐ戦略とも言えます。
この営業戦略は、相手に対して自社が有する強力な対抗策を持っていることを示すことにより、彼らが競争を避けるように促します。
コジマの価格競争の事例では、市場で最も低い価格を保証することにより他社が価格競争を仕掛けるリスクを低くしていました。
自分が宣言してしまうことで、相手の行動を縛るわけですね。
この年末に、自社の経営戦略を見直し、市場での立ち位置を強化するための新たな戦略を考えるのはいかがでしょうか。
相手に自社の強みを示し、彼らが競争を避けるような状況を作ることは、長期的な成功につながる重要な取組と考えます。
参考にしてみてください。
“偏”集考記 2023年の島田の漢字「崩」、新たなチャンスの予感
2023年は大変革
2023年を漢字一文字で表すならば「崩」という字が相応しいかもしれません。
この一年を通して、日野自動車、ダイハツ、ジャニーズ事務所、歌舞伎、宝塚、そして自民党に至るまで、従来市場を支配していた主要企業や団体が変革の波に直面しました。
かつて圧倒的な影響力を持ち、競合が太刀打ちできないと見られていたこれらの組織が、新たな動きによって地位を揺るがされていますね。
歴史に学ぶ変革の必要性
第二次世界大戦後、GHQによる占領期間中、日本の旧体制が大きく変わり、それがイノベーションへの道を開いたという見方をする学者もいます。
固定された権力構造が解体されることで、新しい発想やチャレンジが可能になるという歴史の教訓です。
2023年に見られたような「崩」は、実は新たな機会を生み出す土壌となり得ると考えております。
まとめと展望
2023年は「崩」の年として記憶されるかもしれませんが、これは同時に新しい機会の始まりです。
歴史はしばしば、大きな変革の後に新たな成長が訪れることを教えています。
私たちは、環境変化をチャンスと捉え、2024年に向けて前進する準備を整えるべきです。
変化に適応することが、私たちの未来を形作る重要な取組となるでしょう。ワクワクしますね。
それでは、またお会いしましょう。
ハンズバリュー株式会社の島田慶資でした。